ブロコリに掲載されている記事、写真等に関する著作権は、IMX, Inc.または情報提供者に帰属します。これらコンテンツの全部または一部を複製・公開・送信・頒布・譲渡・貸与・翻訳・翻案・使用許諾・転載などをすることはできません。 |
|
|
|
|
|
|
|
アン・ジェウク、神話、sg WANNA BE+が集結「Valentine 韓 Super Concert 2007」 |
超オススメ
|
|
|
文書番号:3589 |
2007-02-20 12:49 |
韓国のトップアーティスト達が、バレンタインデーの甘い夜を熱く飾った。
この日ステージを飾ったのは、‘アジアの騎士(ナイト)’ことアン・ジェウク、韓国No.1スーパーグループ神話(シンファ)、本格派R&Bグループsg WANNA BE+という豪華な顔ぶれ。
さいたまスーパーアリーナに集結した3組のアーティストは夢の競演を繰り広げ、集まったファンを魅了した。
同公演ではアーティスト達のパフォーマンスに加え、「アーティストとの触れ合い」のファンサービスありという嬉しい内容。チョコレートよりも甘いバレンタインデーとなった。
オープニング・アクトを務めたのはMAY(メイ)。昨年デビューを果たした彼女は、「透明な歌声」をもつといわれる歌手。同イベント参加者の中で紅一点となるMAYは「サライの風」「木枯らしの純情」の2曲を披露し、オープニングに花を添えた。
続いてゲストでK-1ファイターのチェ・ホンマンがラウンド・ガール(らしき)を従え、「美女と野獣」の曲に乗って客席サイドから登場。身長218cmという驚異的な大きさ。会場をゆったりと練り歩く姿は頭2~3個分飛びぬけていて、どこにいても一目瞭然!
神話のチョンジンと仲が良く、二人でよくクラブに遊びに行くというホンマン。バレンタインの想い出を問われると「チョコレートが好きで虫歯になる」と会場を沸かせた。
ファンをステージに上げてのパフォーマンスでは、男性ファンをきつくハグ。また「お姫様抱っこ」で軽々と女性ファンを担ぎ上げて喜ばせるなど、楽しいひとときとなった。
いよいよメイン・アクト。
歌手としてだけでなく俳優としても絶大な人気を誇る‘アジアの騎士(ナイト)’は、この日風邪を引き万全の体調でないにもかかわらず全7曲を歌うと、熱いステージでファンを魅了した。
ステージ後方からバックライトに照らされ、せり上がってアン・ジェウクが登場し「あなたが去っていっても」を熱唱すると、黄色い大歓声が会場を包んだ。
高音でのかすれた声が調子の悪さを物語っているようではあったが、マイクスタンドをしっかり握り、光の洪水を浴びながら歌い上げる姿はとても美しく、幻覚をみているようであった。
1曲を歌い終え、挨拶と風邪をひいてしまったことへの謝罪をすると、「今日はみなさんと僕たちのパーティだから、歌詞を間違えたりしても、理解してくださいね」とニッコリ。
そして、あのいたずらっこのような茶目っ気たっぷりの笑顔を浮かべ「Are you ready? Let’s go!!」と叫ぶと、次曲へ繋いだ。
しっとりとした雰囲気から一転、重厚感のあるサウンド「頼れない世の中」と「心のままに」を歌う。
会場にマイクを向け煽ると、「Woh Oh!Oh!Oh!」と誰もが熱に浮かされたように叫び、ペンライトを振るこぶしも力強くなる。ライトに照らされて流れ落ちる汗の輝きが、ステージの盛り上がりを象徴しているかのようであった。
ファンイベントとして、MCにバレンタインデーのお返しは何をするか?と問われると、はぁ…とひとつため息をついて「とてもともて美しい詩を聞かせたい」とし、会場のファンへのお礼として、タイトル「僕の愛と魂をあなたに捧げます」というウェーバーの詩を朗読。愛する人へ向けて綴られた、美しい言葉たちが、ジェウク本人の口から紡がれるとファンの胸を熱くした。
誰を思い浮かべてこの詩を読んだのかと訊かれると、「ここにいる皆さんと、この場に来られなかったファン…そして、この後病院で注射してくれる看護婦さんにも…」と笑いを誘った。
また、日本のファンは年齢が少し上にもかかわらず体力があるみたい、と会場を沸かせる一幕も。
この他に、ファンからのメッセージ(カード)をジェウク自身が読み上げると、サイン入りハンカチをプレゼントした。
揺れるペンライトの海原――。
スポットライトの下、ジェウクは爽やかな笑顔を浮かべつつ最後の2曲を歌い上げると「ありがとうございます」という言葉を残しステージを去った。
そして彼を呼ぶアンコールの大合唱。一際大きな声援に迎えられ、再び登場したジェウク。
ステージに注がれるたくさんの光と風に漂うバブルシャワー(シャボン玉の演出)、という温かな雰囲気の中、昨年の武道館コンサートのフィナーレと同じく「Forever」を会場とともに大熱唱。マイクを向けようと向けまいと、客席が一緒に大合唱していて、驚きをかくせない。
最後のフレーズまで大切に歌い上げ、パフォーマーと会場が一体となった瞬間、光を纏いキラキラした最高の笑顔を見せながら、ジェウクは登場時のせりに消た。
彼が最後に残した「I love you!」という言葉が、ファンの胸にいつまでもこだましていたことだろう。
2組目は、その圧倒的な歌唱力で聴くもの全ての心を打つといっても過言ではない、本格実力派アーティストsg WANNA BE+。
昨年のMnet開局イベントから、記憶に新しいところでは今年の大阪でのチャリティイベントまで、常にステージでベストを尽くし、その実力をあますことなく披露してきた彼等。3人のハーモニーの美しさと表現力、そして全身全霊で歌い上げる姿には感動すら覚える。
この日も、惜しむことなく「天上の歌声」を会場中に響かせると、たっぷりと‘ワナビー・ワールド’を披露した。
まずは、頭から2曲「Timeless」「愛しました」を気持ちよさそうに歌う。
3人の声質は異なるのに、奏でられるハーモニーは絶品だ。チェ・ドンハとキム・ヨンジュンのハーモニーに重ねられるキム・ジノのフェイクやスキャット、スクリームも最高だ。それは、まるで年下のジノを優しく包み支える‘お兄ちゃん’二人…といったように、3人を象徴しているかのようだ。
「こんにちは。お会いできて嬉しいです」という挨拶の後、バレンタインデーに似合う曲を問われると、「僕たちの曲は愛に関連した歌ばかりなので、全てぴったり」とドンハ。これには、哀愁たっぷりの悲しい曲もたくさんある(ばかりだ)な…と思わずツッコミたくなった。
記憶に残るプレゼントを訊ねられると、「初めて日本(海外)のファンからチョコレートをもらったことが記憶に残る」とジノがコメントし、ファンを喜ばせた。
ドンハは、‘以前に付き合っていた彼女からもらった手作りの刺繍のハンカチ’、ヨンジュンは‘好きだった彼女からもらったチョコレート’を挙げ嫉妬の炎を煽った。
トークに続き行われたファンイベントでは、会場から選ばれた5名をステージに上げ、クイズと記念撮影、そしてTシャツのプレゼント…と、つかの間のファンとの触れ合いを楽しんだ。
美しいメロディと優しくて、温かい歌声が会場を包んだ「愛と友情の間」、情感たっぷりに歌い上げられ心を打った「生きて」。彼等によって奏でられる音楽は、それが持つ力の大きさと、声が1つの楽器であることを思い起こさせてくれるようであった。
「本当に歌というものは良いものだと思います。言葉は通じませんが、心を通してお互いが通じ合うことができるので、歌手であることを幸せに思います。様々な歌がありますが、皆さんの心を動かすことの出来る歌を歌うことができるのは素敵なことで、歌手としてやらなければならないことです。今の私達には不足な面もありますが、これからも一生懸命、笑いと涙を誘うような歌を歌っていけるように努力します」
最後にジノが述べると、アンコールとして「僕の人」を歌った。
全ての客席に挨拶をするように手を振り、ステージを左右に歩き歌う。曲中、3人がステージ中央でじゃれあう姿や、両手を高く挙げて左右に振れと客席を誘う姿が微笑ましく、幸せで明るいメロディと同じく、楽しいままにsg WANNA BE+のステージは幕を下ろした。
このまましばらく幸せの余韻に浸ろうかと思いきや…
息つく間もなく、トリを務める神話のステージに突入。
ダンスマシーン・チョンジンのソロでスタートした神話のステージは大歓声に沸き、イベントの最後を飾るに相応しい熱いステージで会場をひとつにした。
異なる2つの顔――ダンス曲「戻ってきて」とバラード曲「愛が訪れない」と、――でソロ活動でも大成功を収めたチョンジン。バック・ダンサーを従えて踊る姿に、いつもに増して満ち溢れた自信をみたようであった。そして、ぶれることのない模範的ともいえるパワフルなダンスで熱を煽る。
アレンジが加えられた「戻ってきて」ではダンス部分が若干長く、上着を脱ぐと会場からは黄色い悲鳴が聞こえてきた。
お決まりの「アイシテルヨ」というセリフに加え、ソロでの成功とファンへの感謝を挨拶にすると‘ダンスマシーン’は‘バラード歌手’に。ソロ活動曲「愛が訪れない」を披露すると大きな拍手と歓声を浴びた。
11月のファンミーティングやプロモーション来日等の映像を挟み、いよいよメンバー6人が登場。
ステージ端いっぱいに6人が並んでたたずみ「僕らの心には太陽がある」を聴かせる。語るように、ささやくようにしっとりと…。
歌い終えるとMCの進行の下、お決まりの挨拶「ウリヌンシナイムニダ(僕たちは神話です)」!そして、メンバーから一言ずつ挨拶があった。現在ソロ活動を中心にしている神話だが、この日は嬉しい発表も。エリックの口から神話のアルバムが出るということを聞くことができた。また、3月からソロコンサートをするというミヌ。グループとしてもソロとしても目が離せない。
「今日バレンタインデーなのでチョコレートをください」とヘソンが会場を沸かせると、今度はドラマ撮影で多忙を極めるドンワンが日本語で「韓国は寒いけど、日本も寒いデス…」というコメントに、ミヌから「ぶっとば~す」というツッコミで爆笑をさらった。
また、「日本での活動が増えるか?」と問われると、ドンワンが「活動」に反応して「カツどん?」と何度も聞き返し楽しませた。
16日がエリックの誕生日ということもあり、この日はステージでエリックの誕生日パーティも行われた。
バースデーケーキが運ばれ、会場とともにバースデーソングを歌って祝うと、会場は温かな雰囲気に包まれた。
ファンイベントとして、会場から14日が誕生日のファンをステージに上げると、神話メンバーも会場にもサプライズが待っていた。ステージに上がった方が着ているTシャツのバックプリントは「Ahn Jae Wook」…。ミヌが「アン・ジェウクさんお願いシマ~ス」とバックステージに呼びかける姿がまた笑わせる。
「メンバーの中から1人を選んでバラの花を渡す」というゲームでファンが選んだのはヘソン。選ばれたヘソン本人は大爆笑、会場は嫉妬の悲鳴があがった。そして、彼女が会場に背を向けてヘソンと握手をする際、Tシャツのプリントをドンワンが隠している姿がさらなる爆笑を生んだ。
最後にヘソンが彼女をがっしりとハグすると、この日一番かと思うほどの「ギャー」という悲鳴が会場にこだましていた。
ジェウクファンであっても、忘れられない想い出の誕生日&バレンタインデーとなったことは間違いないだろう。
ステージ再開。
「Your man」で熱いステージを繰り広げると、会場のボルテージが一気に上昇した。
「君だけの男になりたい」と歌い叫び、クールでセクシーなダンスで観る者を熱狂の渦に巻き込む。
沸騰しそうなテンションを保ったままラストソング「Once in a lifetime」。
美しい光とバブルシャワーに包まれて歌う姿は、神話の歩みをこれからを象徴しているようで、眩しいばかりであった。
「ウリヌンシナイムニダ」。
最後に、いつもの挨拶をすると神話はステージを後にした。
あっという間の3時間。
バレンタインデーの甘い夜を熱く飾った韓国のトップアーティストの競演は、興奮収まらぬまま幕を閉じた。
<アン・ジェウク>
1. あなたが去っていっても
2. 頼れない世の中
3. 心のままに
4. 世の中を手にしたように
5. 友だち
6. GoodBye
7. Forever
<sg WANNA BE+>
1. Timeless
2. 愛しました
3. 愛と友情の間
4. 生きて
5. 僕の人~Partner For Life~
<神話(シンファ)>
1. 戻ってきて(チョンジン ソロ)
2. 愛が訪れない(チョンジン ソロ)
3. 僕らの心には太陽がある
4. Your Man
5. Once in a lifetime
写真をもっと見たい方はこちらから!!
【アン・ジェウク】 1 / 2
【sg WANNA BE+】 1 / 2 / 3
【神話SHINHWA】 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6
>> 動画はこちら!
文:高橋(ブロコリ)/撮影:高橋&Valentine 韓 Super Concert 事務局
[check!] 参加したイベントのレポートをあなたも投稿してみませんか?
>> 「アン・ジェウク JAPAN TOUR 2006 My life is…DVD初回限定版豪華BOX」予約受付中!
>> sg WANNA BE+ オフィシャルBOX 1st+(仮)ご購入はこちら!
>> 神話(SHINHWA)2006 JAPAN TOUR 「Inspiration#1」~LIVE AT 武道館~発売中!
|
スポンサードサーチ |
|
|
|
関連キーワード: Valentine 韓 Super Concert 2007 |
|
関連最新記事 |
|
|
カテゴリ最新記事 |
|
|