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アイコン カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」 アイコン すごくオススメ
文書番号:5261 2007-10-12 14:53

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」

今年1月の「韓流フェスタ in OSAKA」や6月の大阪での単独ファンミーティング、そして8月の「FACE in JAPAN プレミアムイベント」などの熱いステージでファンを魅了し、中華圏を中心にしたアジアで人気を誇るアーティストとして活躍する元H.O.T(エイチオーティー)のカンタが今月8日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で、自身日本で初となる単独コンサート「JAPAN 1st コンサート」を開催しました。

1996年のデビュー以来、5枚のアルバムをリリースし、そのすべてがミリオンセールスを記録。中でも2ndアルバムは10日間で100万枚を突破するという驚異的な記録を持ち、当時のその様子は一種、社会現象と言われた伝説のグループH.O.T!!5人のメンバー中、作曲の才能は当時から垣間見えていて、H.O.T解散後、いち早くソロアルバムを発表したのがカンタ。
自身のソロ活動の他、普段から仲のいいイ・ジフン、シン・ヘソン(神話/シンファ)と結成したグループ“S”のメンバー兼プロデューサーとして、また中国圏での活動時には“Kangta&Vannes”というF4のヴァネス・ウーとのデュオで、アジア全圏に渡って絶大な人気を誇っています。
今年は日本で開催された各ベントのために何度か来日し、素晴らしいステージを見せてくれたカンタですが、今回は彼の日本での初の単独コンサート。本人も緊張と期待感に胸を躍らせているということで、これはもちろん期待度◎!!

カンタと言えば、個人的に憧れの…というか、K-POP原点である神聖な存在。その貴重な初ステージを見ないわけにはいかない! その華麗なカンタの姿を目に焼き付けに行かねば! と、喜び勇んで取材してきました。今回、残念ながら足を運べなかった方にもカンタの魅力をたっぷりお届けしたいと思います。

記者会見が16:30から行われるということで、会場となった昭和女子大学に早めに到着。しかし、公演会場である講堂の前はすでに沢山のファンが集結。そういえば、三軒茶屋の駅前も何となくいつもより女性の姿が多かったような気も。
カンタのタオルを広げて友人を待つファンの姿やおそろいの服を着て、カンタ談義に花を咲かせながら、公演の開始時間を今か今かと待ちわびるファン等――本当に初コンサートなの?どうして今までコンサートが開かれなかったのか全くもって不思議なくらいのファンの数です。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」名プロデューサーでもあるカンタだけに、手抜きはしません! リハーサルはとても綿密なチェックを行った様で、当初の開演予定より15分程度遅れての開演。
ステージ中央スクリーンに、ファンミーティングの様子などの映像が映し出されると同時に、ファンの視線はスクリーンにくぎ付け。会場は「キャー」という黄色い声援に沸きます。そして、いよいよカンタの登場です!
映像終了と同時に、白いタンクトップとパンツにシルバーのライダージャケットを合わせたスタイルのカンタがステージに現れると、当然ながら今まで以上の声援で「カンタ~っ!」「オッパーッ!」の声が飛び、歌の前奏部分が…聞こえなーい!!
1集「Polaris」から「23<スムルセッ>(My Life)」と2集「Pine Tree」から「THE BEST」のダンスナンバーで会場は総立ちでノリノリ。
そして2曲目の前奏部分が始まったところで、「皆さんコンバンワ!私はカンタでーす」と初挨拶をすると、カンタの呼びかけに「わぁーッ!!」、「こんばんわー!!」と大声援で応える客席。

2曲目は「가슴에 남아(胸に残る)」。同曲は、日本のお茶の間でも人気者となったユン・ソナの韓国復帰作として話題になったドラマ「연인이여(恋人よ)」のオリジナル・サウンド・トラックに収録されており、ポップで少し切なくなるような楽曲です。個人的な“カンタベスト10”で第5位までに必ず入る名曲なだけに、胸が少しキュンキュン…!
観客席と寄り近くに…という気持ちからかカンタが暫くステージ前方にしゃがみ、ファンを見渡しながら歌う場面もありました。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」はぁ~、と一息つくと、まずは日本語で「皆さん、こんばんは! 今日は私の日本でのファーストコンサートです。雨の中(を)来て頂いてありがとうございます」とお礼を述べました。そして、客席に座るように促すとMCへ。
「1曲、2曲目とこんなに盛り上がってくれてありがとうございます。1曲目、2曲目まで聴くと、このコンサートがとても華やかで活動的なコンサートではないかと感じると思いますが、実は穏やかなコンサートになるよう準備しました。(日本語で)イイデスカ?アリガトウゴザイマス。
今日の公演で聴いてもらう曲は普段皆さんに聞いてほしいと思って僕が選んだ曲ですので、優しく、穏やかでロマンティック(笑)な時間を持って頂ければ嬉しいです。それでは今からカンタの日本初コンサートを始めます! その前に先輩、後輩歌手が僕の初コンサートを祝って、韓国からメッセージを送ってくれました。そのメッセージ見終わったら、また始めようと思います。ありがとうございます」

ここでカンタは1回目の衣装替えへ。その間、会場の大画面ではBoA、ヘソン&ミヌ(シンファ)、Ivy、そしてSuper Juniorはおめでとうソングを披露、東方神起は全文日本語で大絶賛の褒め言葉など、事務所の先輩として後輩たちから大きな信頼を得ているんだなぁ…と思うようなお祝いメッセージに会場もときおり沸きます。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」いい先輩なんだろうなぁということが伺える、素敵なメッセージ映像の後は、先のカンタの宣言通りに雰囲気が一転。黒タキシードで決めた衣装で、ピアノの伴奏に合わせたJAZZYでしっとりとした楽曲、「Pine Tree」から「이별후에는(別れの後には)」、「Polaris」から「Thanks God」を2曲続けて歌います。
曲中、会場が歌に合わせてカンタの応援カラーである白色のペンライトを左右に振ったのですが、右左の振りが周りと反対になっているファンを見つけると、「すみません。逆です!逆」と注意したり…。会場もそのカンタの真面目な?!注意に笑いが起こります。ファンが「カッコイイ~!」と声援を送れば「皆さんもかわいいです。」と日本語で返すなど、結構、ステージ始まってから、よく日本語を使うカンタ。簡単な挨拶や文章は問題なく言えるようです。
また、「이별후에는(別れの後には)」の歌詞に“今日はつらくても、明日はいつしか君の横にいるね”というところがあるのですが、そこで間奏中、「皆さんは、今日が好きですか?明日が好きですか?」と質問。
ちなみにカンタは明日の方が好きみたいです。前向きな性格なのかもしれませんね。

そして、JAZZ歌うようになったきっかけになった曲を、と韓国でのPine Tree Live等でも歌ってくれていたThe Beautiful Southの「Dream a Little dream」と数多くのJAZZ歌手がカバーしているJAZZの名曲、Nat King Coleの「I Love You for reason Sentimental Reason」を所々歌詞中のI Love Youの部分を「愛してる~♪」と日本語に変えたりといったファンへの愛情を見せながら歌います。世界中で歌われているJAZZの名曲をも自分の持ち曲かと錯覚させるくらいに歌いこなす様はさすがです。
ファンは手拍子を取りながら、カンタの歌声に耳を傾けています。
ピアノのソロ間奏部分ではカンタさんにとっては大切なお客様的な存在だというソン・グァンシクさんを紹介し、観客の手拍子に合わせて「ソン・グァンシク!ソン・グァンシク」とコールを会場と一緒に求める一面も・・・。

続けて「Polaris」から「오!그대를(あぁ!君を)」と「Pine Tree」から「Happy Happy」を本人のさっきのコメント通り、メローにJAZZYな雰囲気たっぷりに歌い上げ、会場もその場に合ったちょっぴり大人のしっとりとした雰囲気で盛り上がります。
歌い終え、「ありがとうございまーす」とお礼を述べると、ここで改めてピアノの演奏を大阪のファンミーティングに引き続き、今回も担当してくださったソン・グァンシクさんをご紹介。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」「僕が連れてきたお客様がいらっしゃいます。一生懸命ピアノを弾いて下さっていましたが、実は僕にとってはお客様のような方です。今日の朝、ホテルから出た時、東京の天気がとても雰囲気があったように思いました。ソン・グァンシクさんと今日、雰囲気のある東京に…この空の元できるコンサートはいいものになると想像したんです。ソン・グァンシクさんにもう一度拍手をお願いします」。

そしてカンタは2度目の衣装替へ。
ここから2曲ソン・グァンシクさんによる「My Angel」のピアノ演奏です。カンタの公演で、彼自身がとても尊敬し、一緒に仕事もしているという方の演奏を、こうして間近に聴けることも少し贅沢な時間である気がします。
そして、ソン・グァンシクさんから、会場に集まったファンの夢が叶うようにという願いを込めて、もう一曲。「Dream Of Heaven」を演奏してくださったのですが、どちらも透明感のある美しいメロディに、会場のファンの皆さんも心が洗われるような想いがしたのではないでしょうか。

その素晴らしい演奏が終わると、カジュアルな井手達…黒縁眼鏡に白T シャツ、デザインの凝った黒カーディガンに黒パンツ姿の衣装に替えたカンタが再びステージに戻り、イーグルスの名曲「Desperado」とAnne Murrayの「You Need me」を続けて。ファンを更にカンタワールドへ惹きこみます。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」それを歌い終えるとカンタ…ソン・グァンシクさんに即興演奏を求めます。「演奏だけで終われませんよね?ここで、僕の言うイメージで曲を弾いて下さい」というと、ソン・グァンシクさんも嫌がっているようで案外ノリ気?! “今日の東京の朝の様子”というお題を出したカンタに、グァンシクさんは「カンタさんが感じた今日の東京の朝の色は?」という質問を返し、「灰色?」とカンタの答え。…先の「雰囲気のある…」というコメントと矛盾した回答(?)が面白いです。
灰色の空がイメージだとは思えない(?!)綺麗なメロディの即興を聴いて、カンタも「すごい! すごいですね」と日本語でファンに相槌を求め、もう一つソンさんに即興のおねだり。
“以前、風邪をひいて病気でものすごく苦しい時の気持ち”という無理難題に近いお題でしたが、苦しいというよりは…どちらかというと悲愴感漂うメロディ(これは私のイメージですが)に、「ちょっと、ちょっと待って下さい! 本当に痛い時の気持ちですよ」とカンタが途中でストップをかけます。きっとカンタの想像していた「痛い!!」というイメージとも違ったのでしょう。
そんな無理難題を言われたソン・グァンシクさんもここでカンタに反撃です。仕事をしながら、カンタはグァンシクさんのピアノに合わせて勝手に歌詞をつけて歌ったりすることがあるということで、「僕のピアノの演奏に合わせて、歌詞をつけて歌ってください。歌詞は後で通訳の方が訳してくれます」とカンタにリクエスト。
そんなこと言われることになるとは思ってもみなかったカンタ。少しあわてて拒否しようとしましたが、ここはミュージシャンの意地!

♪長い間 待っていた 今日のこの時間
ずっと想像していた 引き寄せられる心 この気分
昨日の夜 僕は眠れなかった
今日のこの瞬間を永遠に覚えていよう 今のこの瞬間を永遠に忘れない
今のこの記憶は ずっと僕の胸に生きつづけるだろう
ありがとうございました~♪


「とても幼稚な歌詞になってしまってゴメンなさい。ごめんなさーい」と恥ずかしそうに会場に謝ります。「ソン・グァンシクさんが憎いです」と照れ隠しも。
この歌詞を読んでも分かるように、とても素敵な歌詞をピアノに合わせて歌ったのはさすが、さすが詩人…作詞家カンタ!

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」さて、気を取り直して次の曲へ。カンタは子供の頃から、ずっと歌手になることを夢見ていたそうなのですが、当時この曲を聴きながら歌を歌うことに思いを馳せたというライオネル・リッチーの名曲「Three Times a lady」で会場は再びカンタの歌声の虜に・・・。カンタにとって、とても想い出深い一曲です。

それから、日本でのコンサートということでもちろん準備してくれていました、日本の楽曲。
韓国でもPOSITIONがカバーし、韓国語でも歌われている尾崎豊の「I Love You」を韓国語で歌い…、「韓国語で歌ったからがっかりしたんじゃないですか?」とカンタ。ファンとしては、がっかりはしませんが、できたら少し日本語で歌ってくれるのが聴けたりしたら嬉しいなぁ…という気持ちも。

そんな風に思っているのも、カンタにはお見通し。カンタは敏腕プロデューサーですから、そのあたりも全部想定内(?)で、次の曲へ。チョコレートのCMソングとしても使われていたので、会場のファンも一度は聴いたことがあるなぁと思った、安全地帯の「ショコラ」を全日本語歌詞で披露してくれました。
お酒が大好きだという噂のカンタが沢山お酒を飲み、その後カラオケに行くと10回続けて熱唱するという、歌いに歌い込んだ…最近の18番だそうですが、10回…。いくらカンタが歌っているといっても、一緒に行って10回聴き続けるのはどうでしょう(笑)?大丈夫ですよ! 10回聴きますっ!
しかも、歌い込み過ぎなのか、ちょっぴり玉置浩二さんに似ているようです。何と言っても、この曲で一番強く印象に残ったのは、カンタのファルセット(裏声)が素晴らしいこと。すごく伸びやかで綺麗な高音で、これは鳥肌もの! 音楽的なセンス、プロデューサーとしての手腕はさることながら、歌手としてもとても歌唱力のある方だと改めて実感。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」「ありがとうございました。では、次の曲に行く前に皆さんのために準備した映像があります。僕がアジアで一生懸命活動している映像です。僕が暑くて着替えたい言い訳になりますが(笑)」
ここで3回目の衣装チェンジ。アジアで活動するカンタは特に中国では大人気。日本でこんな間近に見られることが(韓国や中国のファンの皆さんに)申し訳ない気がしてしまいます。
 
アジア圏での活動映像VTRが終わると、黒い革ジャン、黒いシャツ、ジーンズといった衣装でステージ再登場。3集「Persona」からリード曲でもあった「가면(仮面)」ではダンスでも魅せます。続けて3集「Persona」から「마비(麻痺)」へ。ソロになってからは何となくバラードのイメージが強くなっているのですが、元H.O.Tですから、オープニングでもダンスを披露してくれたのですが、実はダンスも結構イケてる!!

さらに、次の曲の雰囲気に合わせて、革ジャンからグレーのジャケットへ…。韓国アーティストのコンサートでは恒例(になりつつある?)の壇上公開着替えです。
「皆さん、座ってください。疲れますよ」と、いうファンを気遣って座るように促すカンタ。次は、1集「Polaris」に収録されている、原曲はシン・スンフンさんの曲である「오늘같이 이런 창밖이 좋아(今日のようなこういう窓の外がいい)」と毎年、夏と冬に出されるSM所属アーティスト総動員の企画アルバム「Summer Vacation in SM town2002」から「여름날의 추억(夏の日の想い出)」を続けて披露。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」また、カンタは高校の修学旅行にまでアコースティックギターを持って行って、歌を歌っていたそうで、「当時の雰囲気で歌いたい。ここからはカンタがファンの皆と一緒に歌を歌いたいという気持ちで歌います」というと、椅子に腰掛けて、会場の手拍子に合わせ、2集「Pine Tree」から「고백(告白)」、さらに1集から「그해 여름(その年の夏)」をアコースティックライブのような雰囲気で歌ってくれました。
私的には、夏の日の夕下がり…に聴いているような気分になりましたが、皆さんはどうだったでしょうか?歌い終わったかと思うと、もう一回最後のサビに戻り…。再び曲が終わると「ありがとうございます」とカンタ。今度こそ終わったと思い、大拍手がおこったのですが、更にもう一度、最後のサビ部分を繰り返し…。

今度こそ曲が終わると、カンタが舞台を去り、この日の公演の準備をしながら、自分を応援してくれてきたファンの皆にどうしても伝えたいと思ってしたためたという手紙の全文が映像で流れます。


愛するファンのみなさんへ

こんにちは カンタです。
コンサートの準備に追われる間、いつも胸がときめいていました。

初めて開かれる日本での単独コンサート。
初めて経験する日本のファンのみなさんとのコンサートというステージでの出会い。
人は常に最初と始まりを忘れることができないものです。

私にとって初めての日本でのコンサート、そして今日の出会いをいつまでも、
いいえ、一生忘れることはないでしょう。
そのことがぼくの胸をときめかせ、その想いを胸に今日のコンサートを準備しました。

最近私は、多くの問題に直面し、個人的に人生の大きな岐路に立たされています。
人生において重要な決断を下すべき時期にさしかかっています。
毎日毎日そのことに悩まされ、眠れない夜が続きました。

そんなある日、ふと気づいたのです。
その多くの苦悩の中心に みなさんとの別れがあるということに…

“ありがとう”という言葉だけでは 何ひとつ言い表せないほど心の底から感謝しています。
とてもつらくてさびしい時も、僕は決して不幸じゃない、
世界で一番幸せなんだと思うことができたのも、皆さんのおかげです。

今日 僕たちがともに喜びあえるこの場所で、みなさんと一緒にいられることがとても幸せです。
月日がどれほど流れても ぼくの気持ちは変わらないことをお約束します。

心から愛しています。

2007年10月初旬のある日…
みなさんのカンタより。


このカンタからのメッセージどうですか?泣けてきますよね。韓国男子なら誰でも通る道とはいえ、軍隊へ行かなければならない2年間がどんなに彼らにとって大きなことなのか…。
学生時代から多忙な毎日に追われ、頂点をつかんだ彼らでも、明日は分からないという人気商売である芸能の仕事は、その2年間の空白期間によって、自らの存在が忘れ去られてしまうのではないか?戻ってきた時に果たして今と変わらず温かく迎え入れてもらえるだろうか?という心配と重圧が図りしれないものなのでしょう。
スクリーンを流れるカンタのメッセージに涙する多くのファンの姿に、思わずもらい泣き…。

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」白いシャツ、紺&エンジの紐ネクタイ、淡いブルージーンズ、衣装を替え、手紙がすべて流れ終わると同時にカンタが再びステージに戻ります。
最後の2曲、2集「Pine Tree」と1集「Polaris」。両方ともバラード曲なのですが、脳裏にあるこれまでのカンタの活動時の様子をオーバーラップさせながら聴いていると、さらに、さらに泣けてきます。

 「僕が来年2年間軍隊に行かないといけませんので、戻ってきたら元気な姿で皆さんにお会いできればいいと思っています。こんなコンサートも初めてのコンサートだったのですが、どうでしたか?」
観客から「かっこいい!」「よかった~」の声が飛びます。
「一生、忘れられない記憶として今日のことを胸に抱いて帰って頂ければと思います。皆さん最後までありがとうございます。これからもっともっと頑張りますので応援宜しくお願いします。皆さん、愛してる。ありがとうございました」。
そんな言葉を残して、大きく手を振りながらステージを後にします。

当然のことですが、会場からはカンタの本名である「アン・チルヒョン!」「アン・チルヒョン!」のアンコールコールの大合唱。その大声援に応え、キャップにタンクトップ、ジーンズ姿に着替えたカンタが登場し、アンコール曲の演奏が始まったかと思ったら、突然ストップ!
カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」そうです、カンタの誕生日を祝うサプライズです! 陰暦ではありますが10月10日に29回目(韓国数え)の誕生日を控えたカンタをお祝いしないわけにはいけません! ファンの皆さんで用意したという大きなバースデーケーキがステージに運ばれ、通訳の李由美さんの音頭のもと、「センイル チュッカハムニダ~♪」とファンからお誕生日ソングをプレゼント。ケーキの上のろうそくを吹き消すと、「ありがとうございます。感謝の言葉しか言えません。ありがとうございます。そのお返しに何もないんですが、最後の歌をお返しに歌いたいと思います」とお礼を述べて、H.O.T2集から「Full Of Happiness」を歌います。ステージ上を端から端まで動き回って、踊り走ります。タンクトップからのびた腕が汗でキラキラ輝いて見えます。
先述しましたが、H.O.Tのアルバムの中で、発売10日で100万枚を突破した2集の売り上げに大きく貢献した活動の中心曲がこの曲。
そして続くH.O.T3集からの「빛(光)」はカンタが作詞し、間奏部分にはベートーベンの第九が盛り込まれたポップでクラシカルな楽曲。本当にH.O.T時代を再演するかのように一気に会場も盛り上がり、そしてそのままクライマックスへ。
「ありがとうございました」。そういってカンタはステージを後に。
その後、しばらく「アン・チルヒョン」コールが続いていました。


とにかく大人で洗練されたステージは、終わりまでシンプルでいながら華麗で、カンタらしい終わり方だったような気がします。


カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」

カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」

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カンタ、日本での初単独コンサート「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」


<「KANGTA JAPAN 1st コンサート 2007」セットリスト>
1. 23 + THE BEST
2. 가슴에 남아(胸に残る)
3. 이별후에는(別れの後には)
4. Thanks God
5. Dream a little dream + I love you for sentimental reason
6. 오!그대를(あぁ!君を)
7. Happy Happy
8. My Angel(ソン・グァンシク)
9. Dream of Heaven(ソン・グァンシク)
10. Desperado + You need me
11. Three times a lady
12. I Love You(Remake)
13. ショコラ(Remake)
14. 가면(仮面)
15. 마비(麻痺)
16. 오늘같이 이런 창밖이 좋아(今日のようなこういう窓の外がいい)
17. 여름날의 추억(夏の日の想い出)
18. 고백(告白)
19. 그해 여름(その年の夏)
20. 상록수(常緑樹) + 북극성(北極星)
21. Full Of Happiness + 빛(光)


~取材を終えて~
私にとって、H.O.T、そしてカンタさんは、H.O.Tを知らなければ、おそらく今、こういう関係の仕事はしていないだろうという存在であっただけに、公演のクライマックスが近付くに従って、今までのカンタさんの活動や彼に関わった自分の仕事を思い出して、とても切ない気持にもなりました。
これまで何度も彼のステージも観ましたが、こうして彼だけのステージを観たのは、今回が初めてだったので本当に素晴らしいアーティストで、プロデューサーで…H.O.TのCDを聴いて、K-POPSに興味を持った私は案外スゴイ!と思ったりと、私にとって特別なステージでもありました。
そして、今回の公演で彼は何回「ありがとう」とファンに言ったでしょうか?兵役を目前に控えてファンの存在に深く感謝しているのがとても伝わるステージでした。
2年間はなかなかその姿を見ることができないと思いますが、戻ってくるのを・・・また、日本公演でその歌声が聴ける日を首を長くして待とうと思います。(…といっても、彼は私の原点の存在ですから、何があろうと忘れない存在ですけど…)(福田)

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文:福田ト/撮影:高橋(ブロコリ)

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