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【単独インタビュー】カンタ「待っていてくださるなら、もっと素敵な姿で戻って来ます」 |
すごくオススメ
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文書番号:5299 |
2007-10-17 18:26 |
今年1月の「韓流フェスタ in OSAKA」や6月の大阪での単独ファンミーティング、そして8月の「FACE in JAPAN プレミアムイベント」などの熱いステージで日本のファンを魅了した元H.O.T(エイチオーティー)のカンタが今月8日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で、自身日本で初となる単独コンサート「JAPAN 1st コンサート」を開催し、大成功を収めました。
カンタといえば、H.O.T解散後に積極的にソロ活動を行い、ソロ以外にも仲良し3人組み“S”や中国圏を拠点に大人気のヴァネス・ウー(F4)とのデュオ“Kangta&Vannes”など、精力的な活動でアジアを代表するアーティストして人気を誇っています。
そんな畏れ多い(!)カンタに、ブロコリ取材班は単独インタビューを敢行!
公演を明日に控えた7日夜、大変ハードなスケジュールの中、ブロコリユーザーのために、終始素敵な笑顔で一つひとつの質問に、気さくに丁寧に、そしてじっくりと答えてくれたカンタ。この愛情たっぷりインタビューの模様を、ブロコリユーザーの皆さまにNO CUTでお届けします。
さわやかな笑顔でインタビュールームに現れ、「こんにちはぁ~。宜しくお願いしまーす」と、ブロコリ取材班の緊張をほぐすかのように、フランクに挨拶をしたカンタ。
陰暦で10月10日が誕生日というカンタに、ブロコリ取材班がちょっとしたプレゼント(ハクション大●王のランプ形ライター)をすると、日本語で「ありがとうございます!かわいい!」とカンタ。周囲にいたスタッフにも「かわいいでしょ?ライターだって。プレゼントくださった…! 10日が僕の誕生日だから!」と、とても気に入ってくれたご様子。そのはしゃぐ姿に、取材班の頬もゆるみつつ……和んだところでインタビュースタート!
Q. 今年はかなりたくさん来日されていますね。6月大阪ファンミ等カンタのステージをたくさん観られて嬉しいです。ファンも本当に喜んでいて、ブロコリでもカンタさんにインタビューをして欲しいという要望が多く寄せられました。人気を実感しますか?
カンタ: ありがとうございます。いいえ、まだありません(笑)
僕がコンサートをすることにした理由になるのですが、以前に大阪でファンミーティングをした時に、本当に驚いたんですよ。僕は、日本でファンミーティングができるほどファンがいるとは思っていなかったので。だけど、僕がファンミーティングで(日本に)訪れると、皆さんが集まって下さっていたので、勇気を与えてもらい、東京でもしたいなぁ、と思ったんです。
というのも、来年から2年間兵役に行かなければならず、日本のファンにもお会いできないので、勇気を出してコンサートをしてみようと決心しました。
Q. 来年、兵役にはいつ頃から行かれる予定なのでしょうか?
カンタ: 3月か4月だと思います。
Q. 応援してくれるファンはどんな存在?
カンタ: どんな存在か正しく言い表せませんが…仕事をする理由であって、僕がしている職業はサービス業だと考えています。サービス業者ということは、僕を好きでいて下さる方々、僕の音楽を聴いて下さる方々、ドラマに出演したらドラマを視て下さる方々…そういう方々をただ楽しませ、笑顔にするのが務めです。
ファンは僕の仕事をしている理由ですね。サービス業に従事する者なのですから。
Q. カンタさんにとって歌うこと、ステージパフォーマンスとはどんな意味をもつ?
カンタ: ただ、小さい頃からの僕の夢でした。学校に通っている時から学校の催事や研修旅行で演奏したりと、盛り上げ役を駆って出ていたので、何ていうか…舞台に立つことは、小さい頃からすでに仕事だったようです。
(僕にとってステージは)人がお腹がすいた時にご飯を食べるのと同じことです。
Q. 小さい頃に、歌手かレコードショップの経営をしたいう夢を持ったきっかけは?
カンタ: それはどういうことかというと、「僕がもし歌手になっていなかったらどういう仕事をしていたと思いますか?」という質問に、「レコードショップをやっていると思います。今後ももし機会があればレコードショップを経営してみたいです」という思いをインタビューで答えたことがあります。
実際に、今でもレコードショップをやりたいという考えはあるんですよ。韓国ではレコードショップが消えていってますから…。
今は違ってきていますが、昔は町の小さなレコード店があり、風情がありました。僕が学校からの帰り道、CDを買うわけでなく、レコード店の前に何時間も座って、おじさんが掛けてくれる音楽を聴いていた思い出があります。その時、おじさんが羨ましいと思いました。自分の好きな音楽を一日中聴いていられるじゃないですか。だからレコードショップがしたいと思いました。でも、今はそういう店はあまり残っていませんね。大きな百貨店やモールに行けばレコード店はありますが、町のレコード店はなくなってしまいました。
お金にはならなくていいので、僕の好きな町で、好きな場所で小さなレコード店を一軒作ることが僕の願いです。お金は別の事業で稼いで、僕が疲れたなと思った時や辛い時に行って、直接お客様にCDをお勧めしたり、一人音楽を聴いたりできる…そんな風に思っています。
Q. カンタさんが経営したら人気が出てしまうので、お客さんが沢山来て大変じゃないかと思いますが、大丈夫ですか?
カンタ: 小さい町なので、お客様には僕がしているということはまずは伏せておきます。お客様がいらっしゃって、僕がしていることを知るならいいです。わざわざ僕がやっているという宣伝はしませんよ。
始めたからといって毎日いるわけではないですし、一休みしたい時に行くだけなので心配ないと思いますね。
インタビュアー:是非やってください。
カンタ: (お店を)出したら一度、是非来て下さい(笑)
インタビュアー:必ず伺います!
Q. 日本だけでなく、中国でも大人気のカンタさんですが、日本に来た時や中国に行った時に楽しみにしていることは?
カンタ: 仕事としては、どこへ行っても同じです。
日本に来ると、「どこどこで公演がしたいなぁ」、中国に行っても「どこで公演してみたいなぁ」「この地方では公演をしたことがないので一度してみたいなぁ」と一番に考えます。
プライベートでは、日本では誰も僕に気づかないので道を歩けます。歩きながら、買い物もできるし、地下鉄に乗ったり…東京ディズニーランドにも行きたいですね。
日本以外、中国を含めた他のアジアの国では、歩いてどこかに行くことは難しいです。だから、日本に来たら、自由になります。
ですが、一度も遊びに来たことはないんですよ。公演の度に来て、公演が終わったらすぐ帰りますから。日本に来たら、2~3日仕事なしで1日はショッピング、もう1日はディズニーランド、もう1日は近くの温泉に行ってみたいですね。
あ、中国で1つしたいことがあります。北京から深〔土川〕(シンセン)という香港に隣接している南端の町まで一度、車で移動してみたいです。僕が考えるには10日位かかると思いますけど。中国は韓国と運転のハンドルがと同じなので、道中、適当なところで休憩しながら、一人で行きたいですね。
Q. 一人旅行は普段もよくされますか?
カンタ: 旅行自体ができませんね。若い頃から仕事をしているので、旅行にしょっちゅう行くことは出来ませんが、幸いにも仕事でよく外国に行くので、それを旅行と考えています。
一人で旅行に行ったことは、国内であればあります。韓国ではいろいろ一人で一泊で、どこということもなく、車でそのまま寝たり、河辺で車の中で寝たりもよくありますが、海外旅行はまだ一人ではないです。
Q. 仲良しのヘソンさんやジフンさんとは?
カンタ: あぁ、3人ではよく行きますよ。ヘソンと2人でもよく行きました。男同士だったので面白く無かったですけど(笑)
Q. ヘソンさんやジフンさんには、最近もよく一緒に会っていますか?
カンタ: ええ、とてもよく会います。日本に来る前日にもジフンと会って、その前の日はヘソンと…。一週間に3回は会いますね。嫌になるくらいです(笑)
Q. 今回のコンサートは、カンタさんプロデュースと伺っていますが?
カンタ: 舞台の監督は別にいますが、公演の総合的な演出部分は僕がやりました。
大阪ファンミーティングをした時、あまり曲も多くなかったので僕が企画をしてみましたが、コンサートで僕が初めから係わるというのは初めてのことだと思います。これまでは監督と一緒に相談しながらしてきましたが、今回は僕が一人でそこからやってみました。
Q. 何か特別に準備されたことがありますか?
カンタ: 今回のコンサートは、コンサート自体が特別です。今までのコンサートと色合い自体が違うのです。今までは活動的で、映像も利用し、華麗だという部分が多かったのですが、今回は穏やかで、真の自分をお見せできるよう、そういう風にしたいと思いました。
例えるならば、これまでの公演がしっかり包装された華やかな舞台だとすると、今回は包装のない、純粋で温かい…本来の自分が見せられるような公演ですので、公演自体が特別だと思います。
僕が沢山話すと思うので、公演の通訳をする方が苦労するかもしれないですね。お互いに“心の通う公演”にしようと、そのための準備を沢山しましたから、苦労すると思います。(通訳さんい向かって日本語で)ヨロシクオネガイシマース!
Q. ソロ歌手カンタ、S、Kangta&ヴァネスと3つの顔を持つカンタさんですが、それぞれの違いや、それぞれの活動のいいところがあったら教えてください。
カンタ: まず、ソロ活動は独りなので、気を使わなくて楽なのでいいですね。一人で作曲して、自分に合うように行うので、気を使わないでいいということが実際のところです。ですが、僕が一人で舞台を作らなければならないので、どうしても実験的なことはあまりできないということは惜しい点です。また、一人だから寂しいし…。
Sでのいい所は、3人で集まって、仕事をしながら本当に遊んでいるようです。アルバムを作る時は、僕達3人だけで作るんですよ。3人でレコーディングルームに集まって、ご飯を食べたり、寝たりしながら、「どんな曲を歌おうか?」「今日はここを歌ってみようか?」とか言いながらね。プロデューサーが僕なので、3人で楽にアルバムを作れるんです。
Sの一番いい点は、楽しく仕事を出来る点。楽しみながら出来る楽曲や結果は、僕一人では出せない色合いのものになるので、それも良いところだと思います。
悪い点は、仕事でなくても一緒にいるのに、仕事でもくっついているので、ちょっと嫌気がさします(笑)。
遊びながら楽しみながら仕事をしているので、Sには嫌な所は1つもないですよ。
Q. 喧嘩することはないのですか?
カンタ: 喧嘩もしません。僕達はプライベートで会うと喧嘩することはありますが、仕事をする時はありません。
実は、年末にSで(アルバムを)出そうと思っていたのですが、個々の時間が合わなくて、それで「(都合を)合わせろよ!」と言い合ったことはありますけど(笑)。結局、Sでは出せませんが。
Q. Sは3人の意見がとても合うってことなんですかね?
カンタ: あぁ、意見は皆違うんですけど、僕の立場は(プロデューサーなので)聞いてあげなければならない立場なんです。
僕が全体的な色合い(イメージ)を彼らに言って、ヘソンとジフンが「僕はこういうことをしたい!」と僕に言い、僕がその意見に合わせてもう一度イメージを作るので、彼らと争うこともありませんね。
時々、腹が立つのは、曲を書いても、書いても「嫌だ!」と言われる時ですかね。
Q. 3集「ペルソナ」が発売になってから約2年経ちますが、次のアルバムの準備はされているのでしょうか?もし、発売が近ければ嬉しいなぁと思います。
カンタ: 今年中に4集が出ます。そして、今月(10月)中にデジタルシングルがソウルで(韓国で)出ますね。
Q. ソロ活動で大活躍のカンタさんですが、やはりH.O.Tを思い出すファンが多いようです。H.O.Tの活動期を振り返ることはありますか?今でもメンバーとの交流もあるのですか?
カンタ: ヒジュン兄貴は軍隊に行って、ウヒョク兄貴は少し身体を壊していて…、トニー兄貴とジェウォンはたまに会う方ですね。トニー兄貴は事業方面が大変みたいで、ジェウォンはアルバムを出すにあたって、悩みが多いようです。H.O.Tの時より、会うと個々に苦悩が多いようで、そこが違う感じがしますね。
あの頃は何の考え無く、楽しかったのですが、大人になったようです。
Q. あの頃から比べて、成長した、大人になったなぁと感じるところは?
カンタ: うーん…髭が濃くなりました(笑)(取材班も通訳さんも爆笑)本当にすぐに伸びるんですよ!!
以前は思わなかったような悩みが出てきましたね。一番大きく違うのは、20代前半は結婚しなければならないとは考えたことはなくて、「40歳くらいで結婚するんだろうなぁ」と思ったりしていました。でも、今は1年でも早くしたいです。兵役のためにできませんが、兵役がなかったら、もしかするとしていたかも知れません。
それ1つが違えば、僕の他のことも色々違ってくるという意味ですから、それが違う部分ですね。
Q. 今後の活動予定を教えてください。
カンタ: まず年内は、日本での明日(8日)の東京のコンサートを皮切りとし、中国でのコンサートツアーが続く予定です。
中国でのツアー中にデジタルシングルが発売になりますので、中国の公演では新曲も聴いてもらえるかと思います。その後、12月末に4集が発売になります。
来年、1~3月は韓国で活動を行います。
Q. 最後にブロコリユーザー(ファン)の方々にメッセージを!
カンタ: 日本での初めてのコンサートですが、緊張というより、親近感といった気持ちの方が大きいです。
以前の大阪ファンミーティングの時に、とても楽な気持ちでステージを終えられた記憶が残っています。明日(8日)もきっと(ファンの皆さんと)お互いに共感できる、温かいステージになると思っています。
ファンの皆さんにとっても僕にとっても、お互いに思い出に残るような公演になるよう頑張ります。
2年間お会いできませんが、今回のコンサートの記憶を抱いて待っていてくださるならば、もっと素敵な姿で戻って来ることをお約束します。
>> カンタからブロコリユーザーの皆さん宛のプレゼントはこちら!
~取材を終えて~
カンタさんは、1の質問に対し10の答えを、丁寧にとても沢山返して下さいました。本当に楽しいインタビューをさせていただき、あまりにも早く時間が過ぎたので、あぁ…もっと訊きたいことがあったのにぃ~!!
この場を仮りて、もう一度御礼申し上げます。カンタさん、ありがとうございました。
入隊をもう目前に控えているということで、それに関係するお話もいくらかして下さいましたが、そこはインタビューをしているこっちも胸が痛くなる想いがしました。
インタビュー時にも感じたのは、カンタさんにとって応援してくださるファンの皆さんが一番の力なのだということです。帰ってきた時、変わらず自分を受け入れてくれること、ファンの皆さんが待ってくれていることが、カンタさんの一番の望みだと思います。
2年は長いようですが、きっとすぐに経ってしまうくらいの時間です。2年後、私もカンタさんが戻ってきて、日本で公演をして下さる日を首をながーくして待ちたいなぁと思います。(福田)
とにかく楽しいインタビューで、あっという間に終わってしまいました。まだまだ訊きたい事はありましたが、時間がナイ! たくさんお話してくれる方だったので、話がふくらむふくらむ…(笑)ほら、写真をみてもわかるように、撮影のバックを選んでる時間がないほどでした(泣)
兵役がなかったら結婚していたかも、というびっくり発言ですが、少し前に、韓国メディアがヘソンに行ったインタビュー記事の中に、結婚したいという発言があったのを思い出し、仲良しSの最近の話題は結婚なんだろうか…と思いました。ジフンにも訊いてみたいところですね。もっとツッコんでおくべきだった?(高橋)
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文:福田(ト)/撮影:高橋(ブロコリ)
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