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カンヌ出品作、イ・チャンドン監督「詩」懇談会 |
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文書番号:9653 |
2010-04-30 15:40 |
【ソウル28日聯合ニュース】イ・チャンドン監督の新作映画「詩」の試写・記者懇談会が、27日にソウルの映画館で行われた。
同作は、2007年の「シークレット・サンシャイン」に続くイ監督の5作目長編映画だ。イム・サンス監督の「下女」とともに、来月仏カンヌで開催されるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作に決まっており、韓国では来月13日に公開される。
イ監督は懇談会で、「メッセージを伝えるため映画を作ったりはしない。むしろ観客に問いたいというか。観客の言葉が聞きたい」と、映画制作への姿勢を語った。また、「『詩』とは、詩でも映画でもあり得る。経済的価値を計りにくい何かだが、美しさであり生きる意味だ」としながら、こうしたものが何なのか、一度ともに考えてみたかったと明かした。
イ・チャンドン監督(右)とユン・ジョンヒ=27日、ソウル(聯合ニュース)
映画は、娘が預けた中学生の孫と暮らす60代の女性ヤン・ミジャ(ユン・ジョンヒ)が文学講座の授業を受け、認知症を患いながらも生まれて初めて詩を書くことになるというストーリー。ユン・ジョンヒの16年ぶりスクリーン復帰作としても、クランクイン前から話題を集めた。
イ監督は、脚本を書く前からヤン・ミジャという人物を頭の中に描いており、自然とその人物は本名がソン・ミジャのユン・ジョンヒと重なったと明かした。
カンヌ映画祭への出品に対するイ監督とユン・ジョンヒの反応はやや異なった。イ監督は淡々とした表情で、「映画祭はただ映画祭にすぎない。結果がよければうれしいが、それが映画に対する評価を決めるものではない。評価は観客がするもの」と話した。
一方のユン・ジョンヒは「女優として光栄であり、幸せだ。結果を気にせず、ただ出席するだけでも感動的」と、うれしそうに話した。
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