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<インタビュー>カン・ドンウォン「常に期待される俳優目指す」 |
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文書番号:9163 |
2009-12-24 16:04 |
【ソウル24日聯合ニュース】イケメンスターとしてデビューしたカン・ドンウォンが、来年には数え年で30歳になる。
主演した大作ファンタジーアクション映画『田禹治』が年末に公開され、来年2月に封切られる『義兄弟』の撮影も済ませた。春には別の作品がクランクインするとあり、2010年はデビュー以来で最も忙しい一年になりそうだ。
新年を前に会った彼は、自信にあふれていた。「俳優カン・ドンウォン」の前に「いつも期待される」という修飾語が付くよう、30歳の年にはこれまで以上に一生懸命仕事に取り組むと意欲をみせる。
デビューから7年、映画とドラマを合わせ11作品に出演した。多いほうではないが休む間もなく仕事を続け、また作品ごとに少しずつ変化し、発展した姿を見せてきた。
2007年にイ・ミョンセ監督の映画『M』に出演して以来、『田禹治』が出るまでの2年間の空白。仕事を休んでいたのかと気にかけるファンもいるが、『田禹治』は撮影だけで8カ月かかった。『M』の直後に大筋だけを聞いて出演を決め、脚本を待ち、トレーニングを受けていたら、すぐに2年が過ぎたという。
少女たちをとりこにした映画『オオカミの誘惑』(2004年)でスターになったが、その後に彼が選んだ役どころは、神秘に包まれた刺客(『デュエリスト』・2005年)、痛みと悲しみを抱えた死刑囚(『私たちの幸せな時間』・2006年)、混沌のなかで生きる天才小説家(『M』・2007年)、声だけを聞かせる誘拐殺人犯(『あいつの声』・2007年)だった。作家主義的な実験に臨んだ『M』を除くと、投資家に損害を与えた作品はない。
そのカン・ドンウォンが、娯楽映画で最高の力を発揮するチェ・ドンフン監督と会い、奔放で不真面目な道士・田禹治としてスクリーンに戻ってきた。
田禹治は、朝鮮の路地や新世界、現代のソウルの空を自在に飛び回り、道術でいたずらをしたり女性を口説いたりする。カン・ドンウォンがこれまで見せたことのない姿だが、よくはまっている。
遊園地のアトラクションも嫌いという彼だが、持ち前の運動神経と苦労して身につけた舞踊のセンスで最高のワイヤーアクションを見せ、賞賛を受けている。いたずら好きの道士という新しい役どころを立派にこなすと同時に、ひと回り成熟したカン・ドンウォンも目にすることができた。
映画の投資家に損害を与えたくはないし、多くの人に愛されたいと言うカン・ドンウォン。その一方で、最も重要なことは一緒に働く人々、仕事のプロセスだときっぱり。
「一番幸せなのは、すべてのことがぴったり合うという感じがするときです。自分ひとりがさんざん格好つけても、スタッフや現場のムードが悪ければおかしいじゃないですか。そんな風にして結果だけが良いのはどうかと思います」。
『田禹治』ではキム・ユンソクと対決し、続く『義兄弟』ではソン・ガンホと共演する。トップクラスの演技派俳優に挙げられる2人の先輩と肩を並べた格好だ。はるかに年下のカン・ドンウォンには、さぞプレッシャーになっただろうと思えば、「全然そんなことはなかった」という意外な答えが。もともと気後れするような性格でもなく、「自分はどうせこれ(演技)しかできないのだから」という気分で臨んだという。
また、演技に頭を悩ませていたとき、ソン・ガンホがかけてくれた「自分が君の年だったころには、君ほどできなかった」という言葉が、「お世辞であっても本当にうれしかった」と明かした。
酒好きの先輩たちのおかげで酒を飲む楽しみも覚え、人生相談もたくさんした。昔よりリラックスして酒を飲むようになり、ひとりでいても時々考えるほどに楽しむようになったと明かし、「ソン・ガンホさんとは1週間に7日、ほどほどに飲みましたよ」と冗談交じりに話した。
次回作となるチャン・フン監督作『義兄弟』では、裏切り者のらく印を押される、韓国に送られた北朝鮮工作員のジウォンを演じる。作戦の失敗で国家情報院から罷免されるハンギュ(ソン・ガンホ)と会い、ストーリーが展開する。
脚本を受け取ったのが『田禹治』の撮影が佳境に入ったころとあり多忙だったことと、情緒的に合わないような気がしたため最初は断ろうとしたが、ソン・ガンホが出演を決めたと聞き、監督に会ってから決断しようと思った。「わたしを信じてやってみて」という監督の言葉に、その場で承諾の返事をしたという。
デビュー当初は3作のドラマに出演したが、今ではテレビドラマにはジャンルに大きな限界があると感じている。ものすごく大きな目標というものはないが、「常に立ち止まらず発展し続ける」というのが、目標といえば目標だと語った。
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