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ドラマ主人公「戦国時代」、新人・助演級起用も多々 |
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文書番号:8914 |
2009-10-30 19:12 |
【ソウル30日聯合ニュース】お茶の間の主人公の座が、最近はまさに「戦国時代」の様相を呈している。
「善徳女王」と「アイリス」を除くとトップスターが布陣するドラマはほぼなく、新人クラスが主人公に抜てきされ活躍するケースもある。そのため、「見る価値のある俳優がいない」との指摘もある一方で、「キャスティングが新鮮だ」「新しい味がある」との評価も出ている。主人公を射止めた俳優らは、それぞれ今回の作品を踏み台に、トップスターを目指し情熱を燃やしている。
「熱血商人」のパク・ヘジンとチェ・ジョンアン、「美男ですね」のチャン・グンソクとパク・シネ、「1000万回愛してる」のイ・スギョン、「天使の誘惑」のイ・ソヨンとペ・スビンらは、いずれも着々とステップを踏み主人公まで上り詰めた俳優だ。
パク・ヘジンは「噂のチル姫」「空くらい地くらい」を経て、前作「エデンの東」で主演クラスに起用された。主役を務める「熱血商人」では、アクションと感情のこもった演技で、日増しに成長しているとの評価を受けている。
チェ・ジョンアンも同様に、「コーヒープリンス1号店」で女優活動を再開した後、「カインとアベル」を経て、ヒロインに抜てきされた。トレードマークだったロングストレートの髪を短く切り、セクシーな演技を見せるなど大胆なイメージチェンジを図り、注目を集めている。
チャン・グンソクも「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」での準主役に続き、「美男ですね」では主人公を射止めた。元子役のパク・シネも「カクテキ~幸せのかくし味~」を経て今作品で主人公に上り詰めた。
イ・スギョンは、これまで「嫁全盛時代」「大韓民国弁護士」などに出演、「1000万回愛してる」では貧困のため代理母となる女性が人生を逆転していくようすを演じている。
「春のワルツ」「なんでウチに来たの?」「ラブリー・ファミリー黄金期」などに出演したイ・ソヨンは、助演クラスにとどまっていたが、「天使の誘惑」では復しゅうに燃える女性主人公に抜てきされた。ペ・スビンも、「朱蒙」「風の絵師」「華麗なる遺産」を経て「天使の誘惑」で男性主人公に起用された。
一方、これといったウォーミングアップの期間もなく主役を射止めたラッキーな俳優もいる。人気グループ東方神起のユンホ(ユノ)が「地面にヘディング」で主人公に起用されたほか、「花より男子」で彗星(すいせい)のように登場したイ・ミンジョンは、すぐさま「あなた、笑って」のヒロインにキャスティングされた。「宝石ビビンパ」のコ・ナウンは歌手グループPapaya(パパヤ)出身だが、このドラマに出演する前は名前すら知られておらず、一挙に端役からヒロインに急浮上した。
実際のところ、こうした俳優の大半は制作側の「セカンド・ベスト」だった。トップスターが出演を辞退したためチャンスをつかんだケースが多い。しかし、スターの起用がドラマの成功につながるとは限らず、「ピンチヒッター」がホームランを飛ばす前例も多い。戦国絵図が今後どのように動くかが注目される。
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