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 10月31日公開!!『母なる証明』来日記者会見 |
 すごくオススメ
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| 文書番号：8911 |
2009-10-30 12:01 |
１０月３１日に公開される韓国映画『母なる証明』の主演キム・ヘジャ、ウォンビンとポン・ジュノ監督の記者会見が、都内のホテルで開かれた。
韓国で３００万人を超える観客を動員し、大ヒットした映画『母なる証明』は、『殺人の追憶』『グエムル～漢江の怪物』で高い評価を得ているポン・ジュノ監督の３年ぶりの最新作。
ウォンビンの５年ぶりの映画復帰作としても、公開前から話題となっていた。
本作は今年のカンヌ国際映画祭の“ある視点部門”に正式出品され、２０１０年第８２回米国アカデミー賞外国語映画部門の韓国代表に選ばれた。
さらに韓国映画批評家協会賞、釜山の映画評論家協会賞等あらゆる賞を独り占め、国内外からの注目を集めている。
映画『母なる証明』は、母親が息子のために必死なって真犯人を探すというヒューマンミステリの最高傑作という呼び声も高い。
２７日に行われた記者会見には映画のヒロインキム・ヘジャ、ウォンビン、ポン・ジュノ監督が登場、映画の魅力を語ってくれた。
MC：皆様から簡単にご挨拶をお願いします。まずポン・ジュノ監督から。
ポン：今日はこのように沢山お越し頂き誠にありがとうございます。
新作で日本に来られたことをとても嬉しく思います。韓国でもそうですが、このように日本の観客の方に映画を見て頂けると思うと、今からもとても楽しみです。今日はお越し頂き本当にありがとうございました。
MC：韓国では公開から１０日で観客２００万人を突破という爆発的なヒットを記録したようですが、監督、どんなお気持ちですか？
ポン：韓国で沢山の方に見て頂いてとても嬉しく思っています。この作品ではお母さん、母親をテーマに扱っているのですが、全世界どこの国にもお母さんはいらっしゃるんですよね。なので日本の方にも関心を持って見て頂ければいいなと願っています。
また改めて日本で公開することになって、大変緊張しております。
MC：今回公式では始めての日本になります。韓国代表の母、また大女優であります。キム・ヘジャさんご挨拶お願いします。
キム：映画『母なる証明』で母親役を演じています。キム・ヘジャです。このように沢山の方を前にしてとても緊張しております。
MC：ウォンビンさんと一緒にいると兄弟みたいでお若いですね。
キム：とても気分がいいですね。ウォンビンさんは本当にとても愛すべき私の後輩でもあり、また劇中では私の息子を演じてくれましたけども、本当にこの外見からしてもとてもとても愛らしくてついつい愛したくなる愛すべき人です。
MC：『母なる証明』が待望の復帰作であります。ウォンビンさんご挨拶お願いします。
ウォン：こんにちはウォンビンです。皆さんに久しぶりにご挨拶することになりまして非常に緊張しておりますし、胸がときめくようなそんな思いでいます。
何より気分がいいのはポン・ジュノ監督とキム・ヘジャ先生と一緒にみなさんにご挨拶できたことです。今回この作品が日本で公開されますけれども、多くの方に関心を持っていただければと思いますし、多くの方の記憶に残る作品になってほしいと思います。ありがとうございます。
MC：私から代表的な質問をさせていただきます。まず、ポン・ジュノ監督。母親の愛情を描いた究極的なドラマになっていますが、撮影現場の雰囲気はいかがでした？
MC：現場では俳優さんスタッフ、皆さんとても息がぴったり合っていました。この作品については全国各地を回りながら撮影をしていたんですけれど、カメラが回っているときは極度の緊張感に包まれてエネルギーが爆発するんですけれども、カメラがオフになると皆さん非常に楽しい雰囲気で毎日撮影をしていました。ほぼ全国各地を回っていたのでいつも旅行気分で、キム・ヘジャさんとも「今日も新しい旅に出ますね」なんていう話をしながら各地域を回って、美味しいものを食べながら撮影をしました。私たちチームは皆食べることが大好きなチームだったんです。
MC：映画のテーマを母にした理由は？
ポン：『母なる証明』の出発点はキム・ヘジャ先生でした。韓国でキム・ヘジャ先生は母親の代名詞で、母親を象徴する存在でいらっしゃいます。そのキム・ヘジャ先生と映画を撮るためには、どのようなストーリー、どのような内容の映画を作っていったらいいんだろうと考えていて、キム・ヘジャ先生と一緒に映画を撮るということは、同時に母をテーマにすることでもあったんです。自然と母をテーマに内容を書き進んでいき、その母親を極限まで追い詰めようと思い、そのためには息子であるウォンビンさんが必要でありました。
MC：母親の愛情とはどういうものだと思いますか？
キム：母親の愛情は無条件の愛情だと思います。この世の中には母親なくして生まれた人間はいません。今現在母親である人、またはこれから母親になる人たちも、この映画を見ていろんなことを考えるんじゃないかと思います。そのような母親を忠実に表現できるように心がけて演じました。
MC：ウォンビンさん。子供の心を持ったままの純粋な青年という難しい役を演じましたが、演じるときに心がけたことは？
ウォン：今回は自分にとって難しい点であると同時に、演じる上での楽しい点の一つでもあったんですけれども、トジュンという役は確かに純粋な部分を持っていますが、ただうわべだけの純粋さだけにこだわってしまうと、見ている方にそっぽを向かれてしまうのではないかと思いました。彼が持っている純粋さは何だろう、と内面から出ている純粋さを考えながら演技をしようと努力しました。
この後媒体からの質疑応答が続き、ウォンビンを迎えに２００人のファンが空港に集まったことについて、ウォンビンは「今回は久しぶりの来日だったんですが、時間が経っていても遠い国に住んでいるウォンビンという俳優を忘れずに、空港で暖かく迎えてくださったこと、本当に心から感謝しております」と語ってくれた。
MC：最後にファンの皆さん、媒体の皆さんにメッセージをお願いします。
ポン：最近全世界どこを見回しても、やはりハリウッド映画を見ている世の中だと思うんです。世の中には韓国、日本、中国、沢山のアジアの国々があるんですけれども、私たちは互いに互いの映画をどれだけ見ているんだろうという疑問を持ちます。
アメリカではない国々の人々がお互いの映画を見合って、お互いの文化を知り合う。もっと頻繁にそういうことができる時期が早くやってくるといいな、と感じています。皆さんどうぞよろしくお願いします。
キム：本当にありがとうございます。今日初めて皆さんとお目にかかれたわけですが、今朝６時５分前の東京の空を見ました。本当に美しくてまるで絵葉書のような美しさでした。日本全国の皆さんがその光景のように、とても平和でそして美しく暮らしていくことを願っています。
ウォン：今日は本当にありがとうございました。『母なる証明』という映画に対して関心を持ってこのように集まってくださいまして、本当に感謝申し上げます。日本ではまもなく公開となりますが、この愛情をずっとずっと持ち続けてこれからも応援してほしいです。ありがとうございます。
約一時間の記者会見が終了し、３人は新宿バルト９で行われた舞台挨拶に向かった。
映画『母なる証明』は、１０月３１日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト９ほか全国で公開される。
11月2日(月)までウォンビン主演「秋の童話」を無料配信！
リンク先→ (URL：http://www.kbs-tv.jp/detail.action?programID=10)
11月12日(木)よりウォンビン主演「クァンキ」待望の追加配信がスタート！
リンク先→(URL：http://www.kbs-tv.jp/detail.action?programID=105)
文/撮影：許（ブロコリ）
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