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<インタビュー>イ・ビョンホン「1年悩み、ぶつかってみた」 |
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文書番号:8773 |
2009-09-28 19:29 |
【ソウル28日聯合ニュース】イ・ビョンホンの活動幅は広がる一方だ。昨年にカンヌ国際映画祭招待作『グッド・バッド・ウィアード』に出演して以降、ハリウッド進出作『G.I.ジョー』に続き、米仏合作映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』、年末に放送されるドラマ「アイリス」まで、精力的に活動している。
最近出演した作品は、いずれも海外で撮影された大作ばかり。来月の釜山国際映画祭で初公開される『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は、ハリウッドスターのジョシュ・ハートネット、日本の木村拓哉と共演し、特に関心を集めている。同作は、ベトナムからフランスに移住し、『青いパパイヤの香り』『シクロ』などを手がけたトラン・アン・ユン監督が9年ぶりにメガホンを取った。
イ・ビョンホン=28日、ソウル(聯合ニュース)
公開を前にインタビューに応じたイ・ビョンホンは、「この作品を前に1年間悩んだ」と明かした。彼にとって、同作への出演は「実験」だった。
「初めて脚本を読んだとき、とても観念的だと感じました。作品を完ぺきに理解していない状態で耐えられるか、怖くもありましたが、世界的な巨匠と言われる監督が、わたしについてどれだけ知っているでしょう。きっと名前と出演作1、2本でしょう。自分に対する固定観念のない監督の目に、わたしのどんな長所がみえるのか、その監督にわたしがどのように使われるのかが気になりました」。
彼が演じているのは、香港マフィアのボス、ス・ドンポだ。元刑事のクライン(ジョシュ・ハートネット)は、行方不明になった大富豪の息子・シタオ(木村拓哉)を探すよう依頼を受け、その足取りを追う中で、彼がドンポの恋人と一緒にいる事実を突き止める。恋人の失跡に憤ったドンポは、激情に駆られシタオを追う。
この作品が「ひとつの転換点になった」と評するイ・ビョンホン。慎重に、自分が確実に感動できる作品を待つスタイルだったが、この作品を機に心をオープンにして作品に臨むようになった。好奇心はあっても怖くて踏み出せなかった自身が、「気になるなら直接ぶつかってみよう」と思うようになった。役者が一生の職業だが、ベストのコンディションであと何年仕事ができるか、と考えるようになったという。
俳優自らに演出させる監督のスタイルも、最初はとまどったが慣れると新たな経験になった。監督は「君が考えてやってみなさい。君が動けばカメラが追いかけるから」と指示したという。「編集されて5秒ほど(のシーン)でも、実際には1~2分ほど、わたしひとりで何のディレクションもなく演じました。途方に暮れましたが、慣れると非常に良かったです」。
この作品の出演には1年悩んだが、『G.I.ジョー』は2カ月、『グッド~』は1カ月で出演を決めた。偶然にも、『アイ・カム~』は『グッド~』の撮影時期と完全に重なった。撮影場所が中国と香港なので大丈夫だろうと思ったが、中国の撮影地は奥地のため、飛行機を3回乗り継がねばならなかった。3回目の移動で、体が耐えられなかったのか、話せないほどのどがはれ熱が出たため、初めて海外の病院を訪れた。
相次ぐ大作への出演で、肉体的、精神的負担も大きかったようだ。だが彼は、映画の規模が小さいからとプレッシャーや責任感が少ないことにはならないと言い、俳優として最も重要なことは「自由であること」だと断言した。
「意図的に大作にだけ出ようとしているのではなく、心は常に空にしています。わたしもファンのように、自分がどんな作品に関わるのか、期待と不安を胸にぶつかるのが好きですね」。
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