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文書番号:8435 |
2009-06-30 13:07 |
【ソウル30日聯合ニュース】スキージャンプをモチーフにした映画『国家代表』の制作報告会が29日にソウル市内で開かれ、出演者がつらいトレーニングや撮影時のエピソードなどを語った。
国内でメジャー種目といえないスキージャンプ。その韓国代表選手の実話を基にした作品で、映画『カンナさん大成功です!』のキム・ヨンファ監督がメガホンを取った。肝心のジャンプシーンは、スタートからジャンプ直前まではワイヤをつけた俳優を、ジャンプの瞬間は代役を務める実際のジャンプ選手を撮った。とはいえ、出演者は選手らと3カ月間、合宿トレーニングに励んできた。
左からチェ・ジェファン、キム・ドンウク、ハ・ジョンウ、キム・ジソク、イ・ジェウン=29日、ソウル(聯合ニュース)
主演のハ・ジョンウは、「10年間スキー場に行く分を今回一気に行った感じ。(全羅北道の)茂朱で長い時間をかけて準備、撮影したが、予想より1000倍しんどく、寒かった」と振り返った。そうした苦労がよみがえったのか、予告編とメーキングを見た時にはわれ知らず目元が熱くなったという。ワイヤをつけての撮影もつらかったが、スキーをはいて滑り降りる姿勢が一番大変で、骨を折った部分だ。撮影の間中、その姿勢を維持し選手らしく見せようと努めた。
同じく選手役のキム・ジソクは、役のために10キログラムの減量に苦しんだと明かした。美食家を自称する彼にとっては、体力的なつらさもさることながら、茂朱に缶詰め状態で、指定されたひとつの食堂で3食たべるのに嫌気が差したのだとか。
つらいトレーニングと撮影に重苦しくなりがちな雰囲気を和らげたのは、年長者のハ・ジョンウだった。チェ・ジェファンは、ハ・ジョンウは後輩に気軽に接してくれ、しばしばひどいいたずらを仕掛けることもあったと語った。
映画は今夏公開予定。
< Copyright 2009 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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