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文書番号:8066 |
2009-04-01 15:30 |
【ソウル1日聯合ニュース】パク・チャヌク監督の新作映画『コウモリ』の制作報告会が、ソウル市内の映画館で先月31日に行われた。吸血鬼を演じる主演のソン・ガンホは「西洋のバンパイア映画とはまったく異なる独自のイメージとキャラクターを表現しようと努力した」と明かした。
ソン・ガンホ演じる主人公、サンヒョンは、尊敬を集める神父だったが正体不明の血を輸血され吸血鬼になってしまう。そして、友人の妻と恋に落ち、その友人を殺そうと持ちかけられる。
韓国映画にはややなじみのない吸血鬼というキャラクターを、最も韓国的な俳優、ソン・ガンホがどう描くのか、関心が集まっている。牙が生えるなどの典型的な吸血鬼の姿はまったくなく、まじめな宗教家が吸血鬼になることで欲望に目覚め、宗教的な信念と人間的な欲望のはざまで葛藤(かっとう)し、危険な選択をするという役を、人間的に表現できたと思うと、ソン・ガンホは語る。
この役は10年前、『JSA』撮影中にパク監督から依頼を受けた。当時のことを今もはっきり覚えているという。
「あしの畑でのシーンを撮影しているときに初めて聞かされ、何も答えることができませんでした。自分の頭では受け入れられないとてつもないストーリーで、驚きました。創意的で挑発的、かつ芸術的な作品が不思議だったし、そんな映画を作ることができるのかと疑問で、混乱しました」。
しかし、パク監督は『コウモリ』の夢を実現した。ソン・ガンホは、10年間で自分なりの『コウモリ』を研究し受け入れたというよりも、パク監督が自然に歩み寄ってくれたと語る。作品については、「つまるところ、愛に関する物語。愛の果てに、触れることもできず、手に入れられるとは思いもしない、無窮無尽の大きな命題を語る映画」だと紹介した。
サンヒョンと恋に落ち、夫を殺す計画まで立てるテジュは、キム・オクビンが演じる。キム・オクビンは、ソン・ガンホとの初共演について「真の俳優とはこういうものだと全身で感じました。共演しながら、先輩の長所をできるかぎり盗んで自分のものにしようと考えていました」と語った。
左からソン・ガンホ、キム・オクビン、パク・チャヌク監督=(聯合ニュース)
< Copyright 2009 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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