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<インタビュー>「家への帰り道」で子持ち主婦演じるチョ・ヨジョン |
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文書番号:7854 |
2009-02-25 15:33 |
【ソウル23日聯合ニュース】かわいらしくあどけない顔立ちにはつらつとした魅力で、永遠に20代前半でいると思わせていたチョ・ヨジョンが、いつしか30歳を目前に、大人の女性へと変わりつつある。「うまい演技で主人公で出演したとしても、見たいと思われなければ悲しいじゃないですか。逆に演技が下手なようでも見たくなる場合もあります。いつでも気になる、見たいと思われる女優になりたい」。
チョ・ヨジョン=(聯合ニュース)
現在放映中のKBS連続ドラマ「家への帰り道」では、若くして結婚し2人の子どもを持つ母親役を演じている。このほど数え年で20代最後の誕生日を迎えた彼女だが、花のような20代を後にすることに名残惜しさどころかむしろ期待が大きい。勉強もしたし旅行にも出かけ、恋愛にも一生懸命だった。個人的にしたいことは未練なくやったと思える20代の経験をこれからは仕事に生かすと考え、期待が大きいのだという。
しかし、ただひとつの心残りは多くの仕事をできなかったこと。MBC「どれほど好きだから」、SBS「フンブの家運が開けたね」、KBS「愛情の条件」などのドラマ、映画『吸血刑事ナ・ドヨル』などに出演したが、女優として満足できる成果は残せなかった。所属事務所の問題などで本意でなく仕事に打ち込めなかっただけに、心残りは大きい。
「昨年までは女優をやめるしかないという気になるほどしんどかった。でも、自分の思い通りにしようとすればきりがない。『家への帰り道』をスタートに、これからが大切だと思う。だれもがわたしを明るいと見てくれるが、『あんなねっとりとした姿もあるんだ』と言われるくらい違う姿を見せたい」と語る。「家への帰り道」は彼女の変化の出発点となる。演じるのは大学1年で妊娠し2人の子どもを育てるものの、心は少女のままという分別のない母親。ドラマの序盤では夫役のシム・ヒョンタクとともに大人気ない夫婦の姿が明るく描かれているが、次第に夫婦の葛藤(かっとう)が表に現れてくる。
彼女は宿題として、ただただ明るくはつらつというよりは、自分の年が持つ感じを演じることを挙げる。明るさにもその理由があり、明るい分つらい面もあるというようにだ。人々が期待する明るい姿に無理に逆らう気はないが、「30になって別の感じもあるな」と言われたいのだという。
家族の愛をしみじみと描いているドラマだが、視聴率としては期待にそえてはいない。これについてチョ・ヨジンは「温かく笑えるドラマになればいい。わたしの役を通じ、自分の夢をかなえられなかった主婦や子どもを育てていても少女の心をもった主婦が、一緒に笑い、嘆き、共感してくれれば」と答えた。
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