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文書番号:7678 |
2009-01-21 15:50 |
【ソウル20日聯合ニュース】韓国の大衆文化に対する20~30代女性の影響力は大きい。ある程度の購買力を持ったこの世代は他の世代に比べて、好きなものに対しては財布のひもを緩める傾向があるからだ。
映画や音楽市場では20~30代女性をターゲットにしたマーケティングや商品開発が盛んだ。公演市場でも20~30代女性が好むアーティストのコンサートは例外なく成功している。
この世代は、テレビドラマ分野でもトレンドを担うドラマを生み出す集団として認識されている。
視聴率調査会社のTNSメディアコリアが昨年1月から今月まで放送されたドラマの平均視聴率を分析し、20日に発表した視聴率集計からもこうした現象を確認できる。
平均視聴率が高かった作品を中心に分析した結果、さまざまな“ブーム”を巻き起こしたドラマの震源地には、必ず20~30代女性の存在があった。
昨年、韓国にクラシックブームを巻き起こしたMBCドラマ「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー」がその代表例だ。性別・年齢別の個人視聴率は30代女性が16.1%で最も高く、20代女性が10.5%だった。
また、感覚的な映像で放送業界の裏側を描き、「オ・スンア(登場人物のトップ女優の名前)ブーム」を巻き起こしたSBSドラマ「オンエアー」も20代女性の個人視聴率が16.5%、30代女性が16.1%だった。
2007年にコーヒーブームをつくったMBCドラマ「コーヒープリンス1号店」も20代女性が21.6%、30代女性が21.4%と他の世代に比べて圧倒的だった。
また、今月から放送がスタートし、第3話で視聴率20%を突破するなど爆発的な反響を呼んでいるKBS第2の「花より男子」も同じような傾向を示している。
日本の同名人気漫画が原作で、イケメンが登場するドラマとあって、10代女性が24.5%と最も高いが、30代女性(14.8%)と20代女性(14.4%)が続いているのが特徴的だ。その半面、60代以上の女性は5.6%、50代女性は7.0%と全体の視聴率に占める割合が低い。
こうしたドラマは、50代以上の女性視聴者が主導権を握る帯ドラマや週末連続ドラマよりも視聴率は低いが、社会的ブームを巻き起こし、流行を生み出すという点でははるかに影響力がある。
このように20~30代女性視聴者がドラマブームをけん引しているのは、この世代が他の世代に比べ、同世代間で共感しながらドラマを楽しむ傾向にあるからだと分析される。
彼女たちはドラマを見るだけでなく、公式サイトの掲示板やポータルサイトのコミュニティに積極的に書き込みをし、話題を共有している。また、劇中のファッションや文化に敏感に反応し、受け入れるため、ドラマの素材が彼女たちを通じてさまざまなルートで広がっていく。
ある大衆文化評論家は「20~30代の女性視聴者は文化に敏感で、インターネットを通じて結集力を示すという点で、他の世代とは異なった独特の傾向を示している。この世代は外国ドラマに親しみ、国内ドラマを評価するなど目も肥えている」と分析し、国内ドラマは方向性を模索する際、この世代の視聴パターンに注目する必要があると指摘した。
「花より男子」=(聯合ニュース)
「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー」=(聯合ニュース)
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