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「現場でアイデア出し合った」、映画『遺憾な都市』 |
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文書番号:7616 |
2009-01-13 14:13 |
【ソウル13日聯合ニュース】22日に封切られる映画『遺憾な都市』の記者懇談会が12日、ソウル・竜山CGVで開かれた。『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のキム・ドンウォン監督と俳優チョン・ジュノ、チョン・ウンインが3年ぶりに再結集したコメディー映画だ。チョン・ジュノは犯罪組織に潜入する警察官、チョン・ウンインは警察特殊捜査隊に潜入する犯罪組織の構成員を演じる。ほかにパク・サンミン、ハン・ゴウン、チョン・ウンテクらが出演する。
記者懇談会に出席したチョン・ジュノは、「映画を見終えると心残りな面も多いが、現場でアイデアを出し合いながら映画を作った」と話した。この作品では主演と同時に制作にもかかわった。どうしたら映画がおもしろくなるだろうか、自身や出演者が頭をひねったアイデアが採用されたシーンも紹介した。体を張って笑いを取ろうとする共演者にも感謝の言葉を述べた。
チョン・ウンインは、「多額の予算をかけずとも大きなスケールを見せられたという自負がある」という。潜入先の警察でハン・ゴウン演じる警部補と恋に落ちるが、ベッドシーンについても「上半身だけ映ると思い事前に一生懸命上半身を鍛えたが、現場に行ったら後姿しか映らないシーンだった」とコミカルに語った。
キム監督は、ハリウッド映画のように製作費をかけられなかったが、爆破シーンや屋上での対決シーンなどはうまく表現できたと振り返る。リアリティーは考えず、ただ、こうした設定ではこうすればおもしろいのではないか、というように考えたという。各シーンがメロドラマ、ノワール、コメディーと入り乱れるのも、単純に笑わせる映画より、楽しい映画を目指してのことだと強調した。
竜山CGVで行われた映画『遺憾な都市』の試写会で舞台あいさつする主演者ら=12日、ソウル(聯合ニュース)
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