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<インタビュー>メガボックス日本映画祭で来韓した渡辺謙作監督 |
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文書番号:7276 |
2008-11-13 16:22 |
【ソウル13日聯合】若手監督の悩みは、やりたいようにやることと他人への配慮の間で接点を探すこと――。
渡辺謙作(37)監督が、ソウルで12日から開催されている第5回メガボックス日本映画祭のオープニング作『フレフレ少女』を携え来韓した。13日に行った聯合ニュースとのインタビューで渡辺監督は、監督として思い通りに演出することと、制作者や投資家、俳優といった映画を一緒に作る他人の意見の間で調和を成すことが一番難しいと打ち明けた。そう言いながらも、「若手監督しかできない新たなチャレンジを続けることは若手監督の役割でもある」ときっぱり。
来韓した渡辺監督=12日、ソウル(聯合)
渡辺監督は1998年に映画『プープーの物語』でデビューし、2004年に『ラブドガン』、2007年に『となり町戦争』を発表し、日本の映画界で注目を浴びている。
先月に日本で封切られた映画『フレフレ少女』については、プロデューサーから「女の子が歌って踊る内容の映画を作ってみたらどうか」と提案を受け、ヒロインが応援団長になるストーリーにしたと紹介。世代や性別を越え、すべての人々が楽しめる映画を作りたかったという。
映画の素材となった応援団は昔日本で流行したものの、今は応援団がある学校もあまりなく、あったとしても生徒らに人気のない天然記念物のような存在のため、最近の世代が応援団の文化を理解できるか心配もしたが、幸い若い観客らの反応は上々だった。
渡辺監督は最近の日本映画の好況について、「邦画が自国で人気が高いのは字幕を読むのを面倒くさがる若い観客らの傾向が反映された結果。邦画の人気が高まったことで良い作品が過去に比べうまくクローズアップされている」と説明した。
一方、韓国映画は最近厳しいというが、景気は波のように変動するだけに大きく心配するほどではないと思うと述べた。好きな韓国映画としてイ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』とポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』を挙げ、今後も素晴らしい韓国映画を見続けたいと話した。
< Copyright 2008 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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