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アイコン <インタビュー>『悲夢』封切間近、キム・ギドク監督 アイコン オススメ
文書番号:7004 2008-09-26 19:15
【ソウル26日聯合】15作目となる新作『悲夢』の封切りを来月9日に控えるキム・ギドク監督。その動きはかつてとようすが異なる。

<インタビュー>『悲夢』封切間近、キム・ギドク監督
キム・ギドク監督=26日、ソウル(聯合)

 かつて、『うつせみ』がベネチア国際映画祭で喝さいを浴びたにもかかわらず国内興行に失敗、『弓』は配給会社がなく監督が直接劇場を抑え、わずか2館で上映。続く『絶対の愛』『ブレス』もやはり10スクリーン余りでの上映だった。また一時、メディアに電子メールで「引退宣言」を送るなど、大衆との疎通を放棄した印象を与えたこともある。

 しかし、新作は上映スクリーン数100以上というワイドリリースで、記者会見にインタビューもこなし、今までになかった姿を見せている。ところが、先ごろソウル・光化門の映画館で会った監督は「自分が出ていって映画を売るのではなく、他人に(版権を)やってしまおうという決心に変わりはない」と話した。『悲夢』の韓国版権は共同制作のスポンジが持っており、封切規模もインタビューもスポンジ側の意向によるものだと。ただ、「観客との疎通はいつも放棄してはいなかった。今後も投げ出すつもりはない」と語った。

 以下はキム監督との一問一答。

――製作と脚本を手がけた『映画は映画だ』(チャン・フン監督)の観客動員数が100万人を超えた。

「製作というより後援者だ。封切初日に京畿道・一山の映画館にこっそり行ってみたが、観客は1人だけだった。『やっぱりだめか』と胸が締め付けられる思いだったが、たくさんの人が入ってくれた。低予算映画の興行モデルとなり、良い新人監督を1人生むことができたので、当初考えていた2つの目標どちらも達成できたことになる」

――『映画は映画だ』を直接演出する考えはなかったのか。

「わたしにも面白い話は作れる(笑)。5~6年ほど前に考えついた内容で、3年ほど前に脚本を書いたが、ほかの映画のスケジュールでずっと先延ばしになっていた作品だ。自分が演出するには意識の変化が大きすぎた。チャン監督は観客に歩み寄る方法をよく知っている人。そうした面で、彼が演出する方がむしろ効果的だった」

――新作『悲夢』には、「対称」というキーワードがあるようだ。

「別れを切り出す女(イ・ナヨン)と、望まない別れを告げられる男(オダギリジョー)は結局1人の人間だ。ずっとクロスしながらストーリーが展開していく。互いに極でありながら、諦めることができない状況。男は別れた女を恋しがり、女は男と別れても、夢のためにその男と恋愛することになる」

――『悪い男』『コースト・ガード』などの作品には、常に「手に入れられないものを欲することで生じる悲しみや憎悪」があった。『悲夢』も対称という構造のなか、互いに手に入れることのできない主人公たちという点で、過去の作品に似ている。

「前後が異なる。『悲夢』は、叶わぬ恋に満足できない感情が込められているのではなく、すでに叶わぬ恋の上に始まるストーリーだ。恋というのは叶わないものなのではないか。わたしは思うままに映画に表現するスタイルの監督だ。譲歩、理解、許し、放棄などいろいろ考えるが、そうした考えが以前よりも後退したとは思っていない」

――2006年に『グエムル~漢江の怪物』のスクリーン独寡占について発言して以来、映画を制作しないと宣言したり、自分の映画は「すべてごみ」と自ら語った。

「自分の映画に愛情を持ってくれるファンに対しての言葉ではない。スクリーン独寡占について語りたかった。シネマコンプレックスの良くない機能のせいで、苦労して撮った人たちの映画がチャンスを得られなくなるのではと意見を投じた。わたしとわたしの映画の真心を知る人たちならよく分かると思うが、当時、自分の映画はごみだと言ったのは逆説だ。自虐的なようだが、言葉を裏返して見よということだ。インタビューに応じないと言ったのは、映画そのもので語りたい、自分がしゃしゃり出て話しすぎるのは良くないと考えたからだ。映画そのものに命が宿っていけば、という意図だった」

――イ・ナヨンとオダギリジョー、キャスティングの秘話は。

「スポンジの代表に助けてもらった。俳優がキャラクターの雰囲気を50%ほど備えているとすれば、残りは監督が埋めなければいけないと考えている。正直、トップクラスの女優がわたしの映画に出演するとは2~3%ほどしか考えていなかった。とにかくたくさんの女優に断られてきてたので、出演の話を聞いたときは『本当に出るって?不思議だねえ』と反応したほどだ。2人はとてもお似合いだと思うし、いい演技をしてくれた。特に、オダギリジョーは脚本を読んで90%まで徹底した準備をしてから撮影現場に入り、現場ではわたしの言葉を手帳に細かく書き止める熱意を見せてくれた」

――劇中、オダギリジョーは日本語で話しながらも韓国人とコミュニケーションができている。

「最初は観客も違和感を感じるかもしれないが、すぐに慣れて問題にはならないと思う。もし、留学生や韓国旅行に来た男という設定だったらかえって違和感があり、説明が必要になっただろう」

――海外のプロデューサーからのラブコールが多いと聞くが、進出の計画は。

「米フォックステレビからドラマ制作依頼があった。ずいぶん悩み準備もして、契約直前までいったが、まだそのときではないと考え断った。今は、世の中をもっと知りたいと思っている。休まず映画を撮り続け、意識そのものが映画的機能ばかりに発達しているような気がする。映画の外から映画を学びたい」

――『悲夢』は上映スクリーン数が多い。興行への期待と不安があるのでは。

「スポンジが韓国版権を持っているので、配給規模もスポンジが定めた。わたしとしては『映画は映画だ』を見た人の半数くらいが見てくれればいい。一部に難解なシーンがあるが、美しい恋愛ものでもある。愛の限界について考えてみる機会になるはずだ」

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