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<インタビュー>映画で70年代バンドボーカル演じるチョ・スンウ |
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文書番号:6988 |
2008-09-24 13:33 |
【ソウル22日聯合】映画だけでなくミュージカルでも最高の人気を誇る俳優チョ・スンウが、「実は人前で歌うのを嫌がるスタイル」と打ち明けた。
チョ・スンウ=(聯合)
主演映画『ゴーゴー70』の封切りを来月2日に控えるチョ・スンウにインタビューを行った。1970年代のクラブカルチャーを背景とするこの映画で、チョ・スンウはグループ「デビルズ」のボーカルとして歌唱力を披露する。ミュージカル「ヘドウィック」「ジキルとハイド」「ラ・マンチャの男」で発揮した実力に変わりはないとの反応だ。
そんなチョ・スンウが、中学生のころまでは人前で一度も歌ったことはなかったという。「歌が下手だと思い、いくら歌うよう言われても歌ったことはなかった。ある日、家で布団をひっかぶって歌ってみて初めて、歌がうまいことが分かった」。
マイクを持ち人前に立つことすら避けていたチョ・スンウの力を見抜いたのは、彼が芸術高校1年の時に学校の先生だったミュージカル俳優のナム・ギョンウプ氏だ。指導を受け才能が一気に開花した。高校時代に初めてミュージカルに出演することになったチョ・スンウは、自分で防音材料を買って来て部屋に防音を施し楽しく歌の練習に励んだという。ミュージカルを好きなのは、歌というよりは演技に近いからだ。時折、イベントやテレビ番組で歌わなければならないことがあるが、いまだにステージに立って歌うのは苦痛だという。
チョ・スンウにとって『ゴーゴー70』は、ステージに立つことがどれほど魅力的なのかを知る機会になった。「バンドを作り(クラブの多い)弘大のステージでコンサートをしたくなった」ほどだ。撮影を通じ、弘大前で活動するバンドとも仲良くなった。つらいバイトをこなしながらの劣悪な環境でも、自分で曲を作り演奏したり歌ったりすることがとてもうらやましく思えた。そして、いつか自作の曲で気の合う仲間とステージで演奏をするという夢ができた。
映画は、バンド「デビルズ」の物語を中心に、1970年代のゴーゴーブームとともに、当時の暗うつな時代を生きる若者の情熱を描く。映画については「情緒を自由に表せなかった1970年代の若者たちの物語。できないことが多かった時代にソウルミュージックの精神で身を固め、一度思いっきりはじけようという内容が今の観客にもアピールできる」と紹介した。メガホンを取ったチェ・ホ監督とは『フー・アー・ユー?』(2002)に次いで2本目。チェ監督は主人公をチョ・スンウと決めて事前制作を進めた。チョ・スンウも「わたしだけのためのシナリオで、長い間監督と準備してきたため、自分の子どものような映画」と説明する。11本目の映画となるが、28歳のチョ・スンウにとって20代の終わりに濃い思い出を残す作品になったという。
休むことなく必死に仕事をしてきた。それがミュージカル「ヘドウィック」、映画『タチャ イカサマ師』に取り組むうち、仕事を楽しもうという考えに変わった。おかげで仕事が遊びにもなり、これまでを振り返ってみても「忙しかったが、楽しくしっかり遊べたようで気分もいい」と言えるようになった。
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