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<インタビュー>男装の麗人になったムン・グニョン |
すごくオススメ
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文書番号:6704 |
2008-07-23 13:59 |
【ソウル23日聯合】「国民の妹」も21歳になった。あどけなく愛らしい容ぼうは変わらないが、いまや立派な「お嬢さん」だ。そんな彼女が突然、男装するという。それもまげを結った朝鮮時代の男だ。9月24日から放映されるSBSドラマ「風の絵師」で、天才画家の申潤福(シン・ユンボク)を演じる彼女に会った。
申潤福を演じるムン・グニョン=(聯合)
「小さいころから『中性的な顔だ』とよく言われました。ショートカットにしていると、おばさんたちに『この子のどこが女の子?確認してみなきゃ』と言われるほど(笑)。友達もドラマ『コーヒープリンス1号店』を見て、わたしのことを思い出したと言っていました。妙な顔の造りをしているんですって」。
イ・ジョンミョンの歴史小説を原作としたドラマ「風の絵師」は、朝鮮後期の画家、金弘道(キム・ホンド)と申潤福の人生を描く。申潤福は男装の麗人として登場する。以前から男装の女性の役を演じてみたいと思っていたというムン・グニョンは、迷うことなくこの役を引き受けた。男装の女性というよりも、本当の男として描かれているところがいいと言う。「わたしは眉毛が太くて濃いので、今回の役にはかなり役立ってますよ(笑)」。
本格的に大人の役に挑むことになり、年初からダイエットに励み、食事制限やウエートトレーニングで5~6キログラムほど減量した。かなりスリムになったが、ゆったりとした韓服を身に着けていては、ダイエットの成果を披露できないのが残念だ。時代劇は中学2年生だった2001年にKBS第2「明成皇后」に明成皇后の子役で出演して以来、7年ぶりだ。「現代物だったらまた違ったかもしれませんが、時代劇なので男装という感じがあまりしません。韓服自体がなじみがないものですし。むしろ、女性用の重たいかつらをかぶらなくてもいいので、時代劇では男装のほうがいいかも。でも、最近の暑さは韓服はちょっとつらいですね」。
演じる申潤福について、ムン・グニョンは「天才と呼ばれているけれど、まだ幼くて絵に対しても要領をつかんでいない。画家として生きるためには男として暮らさなければならない。絵でも人生でも自分探しの途中にいる」と語る。新しいキャラクターを創りたいと意欲を見せた。
役作りのため、絵筆を持つ姿勢が自然に出るようにと撮影前から東洋画を学んだ。日ごろから国文学や古典、東洋思想に関心があったため、東洋画にもたちまち興味がわいた。実際に申潤福が描いた絵を、最初は美しいとは思わなかったが、ある瞬間からそう感じるようになった。「女性らしい繊細な絵を描く申潤福は、本当に女性だったのではないかという気がする」という。特に「美人図」が印象的だと言うが、劇中ではこの「美人図」が申潤福の自画像のような意味合いで描かれる。
今回の相手役は、19歳年上のパク・シニャンだ。映画『マイ・リトル・ブライド』のキム・レウォン、『ダンサーの純情』のパク・コニョン、『愛なんていらない』のキム・ジュヒョクと、相手役の年齢がだんだん高くなっているのも珍しい。「そのうち、ペク・ユンシクさんとかシン・グさんとかと共演しそう」と笑う。
パク・シニャンは演技に対する厳しさで知られる。ムン・グニョンも「人間的にはそんなことはないけれど、演技の面ではとても厳しい方。でも、俳優としてはそうであるべきだと思います」と語る。相手が役に入り込んでいるから、目を見ただけで自分も自然に申潤福になれる。そのため、共演者としてはとてもやりやすいのだとか。自分の実力のずっと上をいく先輩との共演を怖く感じることもあるが、パク・シニャンはリラックスしたムードを作ってくれるという。「絶対に1人では演技をせず、仲間と呼吸を合わせたいと考えてくれる。学ぶべきところが本当に多いんです」。
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