ブロコリに掲載されている記事、写真等に関する著作権は、IMX, Inc.または情報提供者に帰属します。これらコンテンツの全部または一部を複製・公開・送信・頒布・譲渡・貸与・翻訳・翻案・使用許諾・転載などをすることはできません。 |
|
|
|
|
|
|
|
John-Hoonも参加!四川大地震チャリティコンサート会見 「アンナ・リーのGO!GO!華流エンタメ」 |
すごくオススメ
|
|
|
文書番号:6620 |
2008-07-02 15:20 |
皆さん、こんにちは。ブロコリスペシャルリポーターのアンナ・リーです。今回は、チャリティコンサートの話題をお届けします。ブロコリのニュースでもすでにお伝えしていますが、7月14日、東京国際フォーラムにて四川大地震のチャリティコンサート「ハートエイド・四川」が開催されることになりました。
コンサートの発起人は、ジュディ・オングさんで、ジャッキー・チェンさん、南こうせつさん、John-Hoon(ジョンフン)さんなど日本、香港、韓国、中国、台湾から15組のアーティストが出演する予定です。香港からはアーロン・クォックさんやサンディ・ラムさんなどビッグスターが参加するのですが、出演者のリストを見た時は、本当にびっくりしました。日本でこれだけのアジアの有名アーティストが集結するのは、すごいと思います。チャリティコンサートに参加するアーティストたちの思いを聞きたくて、6月26日に開かれた記者会見を取材してきました。
会見には、ジュディ・オングさん、南こうせつさん、中孝介さん、w-inds.、四川省出身のalanさん、韓国出身のJohn-Hoonさんが出席しました。まず、ジュディ・オングさんが、「今回の地震で、多くの命が失われたことに心が痛みます。ジャッキー・チェンさんとほかの皆さんとともに、国境を越えて、心をひとつにして、四川のために立ち上がり、歌を通してその思いが四川に届くように頑張りたいです」と挨拶しました。続いて、南こうせつさんが、「今回の公演を通して、世代が違う、国籍も違う人たちが助け合おうというメッセージを伝えたいです」、中孝介さんが「皆で立ち上がって困っている人々の力にならないといけませんし、音楽を通して気持ちを伝えたいです」とコンサートへ参加する思いを語りました。
また、John-Hoonさんが、「四川大地震の被災者の皆さんにお見舞い申し上げます。また、岩手・宮城内陸地震の被災者の方々にもお見舞い申し上げます。私は現在、中国、日本、韓国で活動していますが、昨年3カ月間、上海に住んでいたので、中国の皆さんのことはとても親しく感じています。少しでも力になりたいと思います」、alanさんが「四川省は私の故郷です。自分ができることを頑張りたいです」、最後に、w-inds.が「素晴らしいイベントに参加させていただけて嬉しいです。音楽だったり、言葉だったり、僕たちから発信して、世の中の人々に伝えて、本当に苦しんでいる人の力になりたいです」とメッセージを送りました。
さらに、ジュディ・オングさんとともに、今回のコンサートのプロデューサーでもあるジャッキー・チェンさんからのビデオレターが上映され、「今回の『ハートエイド・四川』チャリティコンサートに込められた私たちの願いは、力の及ぶ限り支援をし、愛の手を差し伸べて頂くことです。今後、災害に遭った四川省を一時も早く再建できるよう切に願っています」と多くの支援を呼びかけていました。
質疑応答では、以下のようなコメントがありました。
(前列左から)alanさん、ジュディ・オングさん、南こうせつさん(後列同)John-Hoonさん、w-inds.、中孝介さん
Q:今回のコンサートで集められた義援金は、どのように使われることを望みますか?
ジュディ・オング:現場で一番必要としているところに使われるようにお願いしたいと思います。
Q:コンサートで、特別にやりたい内容はありますか?
南こうせつ:できればみんなと一緒に歌える歌、会場がひとつになれる歌を歌いたいと考えています。2、3曲、頭の中にあります。
ジュディ・オング:みんなが参加できる場面をもうけたいと思います。スケジュールを調整して参加を検討しているアーテイストが、まだまだいます。
Q:皆さんはアジアの架け橋として活躍されていますが、中国への思いをお聞かせください。
ジュディ・オング:私は、台湾生まれの中国人で、中国は生みの親、日本は育ての親だと思っています。この2つの国が仲良くしてくれることが、私の喜びです。災害は国を超え、隣人が困っていたらできるだけのことはしたいです。
南こうせつ:日本の文化の源は中国にあるとも言えます。その深さが感じられますし、隣人として助け合うことが大切です。戦争もありましたが、我々の世代から平和を作り上げたいです。倒れて泣いている人がいたら、助けるのが当然で、理屈はありません。
中孝介:中国へは何度も行っていて、4月には四川でもライブをしました。沢山の方が聞いてくれて、中国への縁を感じています。僕は歌うことしかできないですが、歌で勇気づけることができたらと思います。
John-Hoon:日本も韓国も中国も同じアジアで、中国は好きな国です。仕事でもプライベートでも行きました。地震が発生したのは悲しいことで、本当に力になりたいと思います。
alan:私は四川に10年間住み、今は日本で仕事をしています。私はとてもハッピーですが、故郷のみんなは大変です。愛と平和の曲を心を込めて歌い、みんなのために祈りたいです。
w-inds.:アジア圏で活動して4年くらいですが、歌を聴いてくれる人が沢山いて、アジアが遠い存在に感じられなくなりました。四川の困っている方たちに手を差し伸べたいと強く思いました。
アーティストがそれぞれの思いを語り、ジーンと胸に響いたのですが、なかでも印象的だったのは、John-Hoonさんです。大人気ドラマ「宮~Love in Palace」のユル王子役でブレイクし、日本でも人気の高いJohn-Hoonさんですが、会見では黒のジャケットにネクタイ、グレーのパンツで登場し、終始真剣な面持ちで会見に臨んでいたのです。そして、日本語で丁寧に自分の思いを伝える姿に誠実さを感じました。会場の厳粛な雰囲気が、和やかな雰囲気に変わると、緊張が和らいだのか、思わず笑顔がこぼれる場面も見られました。
John-Hoonさん
四川省の人々は世界の援助を待っています。苦しんでいる四川の人々のために、アジアのスターたちが立ち上がっています。先月、香港で開催されたチャリティイベントにはアンディ・ラウさん、ジャッキー・チェンさん、チャウ・シンチーさんをはじめ、台湾、香港、中国で活躍している約500人のアーティストが駆けつけました。この他、台湾、香港、中国各地でチャリティイベントが開催され、多くの義援金が集まっています。「ハートエイド・四川」の収益金及び集められた義援金は、四川大地震の被災者のために全額使われるそうです。
会見を通して、援助を待っている人々のために、私たちが今、力を合わせて立ち上がることが大切だということを感じました。当日は、多くの方に会場まで足を運んでいただけたらと思います。皆さんの善意は、世代や国境を越え、四川に届くに違いありません。素晴らしいコンサートになることと思います。
『ハートエイド・四川』公演概要
日時:2008年7月14日(月)開場18時 / 開演19時
場所:東京国際フォーラム・ホールA
料金:全席指定7.800円(税込)
お問い合わせ:ディスクガレージ 03-5436-9600(平日12時~19時)
主催:ハートエイド・四川実行委員会
公式サイト:http://www.heart-aid.com/
出演者(予定・参加決定順):ジュディ・オング、ジャッキー・チェン(香港)、南こうせつ、サンディ・ラム(香港)、東儀秀樹 TOGI+BAO、中孝介、w-inds.、イーキン・チェン(香港)、JAYWALK、イルカ、alan(中国)、John-Hoon(韓国)、JULY(韓国)、アーロン・クォック(香港)、日野皓正、and more
ジュディ・オングさん
南こうせつさん
John-Hoonさん
中孝介さん
w-inds.
alanさん
☆取材を終えて☆
質疑応答でジュディ・オングさんに質問をしました。一番先に手を挙げたものの、ジュディさんは台湾出身の私にとっては、まさに雲の上の存在で、私はすごく緊張してしまい、手が震え、日本語も聞き取りにくいものになってしまいました。それでも、ジュディさんは、私の顔をじっと見つめて、真剣な表情で質問を聞き、丁寧に答えてくださったのです。その人柄に感動してしまいました。
四川大地震については、ニュースを見るたびに、胸がしめつけられる思いでした。被災地の復興と被災者の心の安らぎを祈りつつも、「自分には何ができるのだろうか」ともどかしい気持ちでいました。今回の会見を取材して、「何ができるのだろうか」ではなくて、「今、何をするのか」という気持ちで行動を起こすことが大事だということを学びました。私の場合、リポートを通して、1人でも多くの方に賛同してもらうことで、少しでもお役に立てればと思っています。当日のコンサートも取材して、またリポートでお伝えします。
<写真:(C)IMX>
アンナ・リー公式ブログ:http://ameblo.jp/imx-jam/
取材:アンナ・リー/構成・写真:佐野(ブロコリ)
|
スポンサードサーチ |
|
|
|
関連キーワード: GO!GO!華流エンタメ |
|
関連最新記事 |
|
|
カテゴリ最新記事 |
|
|