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<インタビュー>ドラマで共演中のチ・ジニ、ソン・イェジン |
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文書番号:6419 |
2008-05-28 19:13 |
【ソウル27日聯合】「おとといは1時間、昨日は車で30分寝ただけ。午前6時にメイクをしたら翌日午後5時には浮いてきてしまう。見習い記者たちは何日間も頭も洗えないそうですが、俳優も撮影に入ると2日くらいはそういうことがあるんですよ」――。
女優ソン・イェジンは、この3日間ほとんど寝ずに撮影しているのだと訴えた。彼女が今、ドラマで演じているのは、事件現場を走り回り外見に気を使うこともできないテレビ局社会部の記者。ドラマと現実がほぼ同じという状況だ。一方、その隣に腰掛けている俳優チ・ジニは、劇中で見せる冷静な社会部キャップの姿とは距離がある。終始笑顔を絶やさず、会話のところどころにユーモアを織り交ぜる。
報道記者の世界を描くMBCドラマ「スポットライト」の記者懇談会が27日に行われた。2人は、「記者の仕事は徹底した職業意識がなければできない。記者は本当に辛い職業だと感じている」と語った。ソン・イェジンは、社会部記者・アンカーとして成長していくソ・ウジンを、チ・ジニは真実の報道を目指すキャップで、ウジンを真の記者に育てていくオ・テソクを演じる。
撮影現場でのチ・ジニ(右)とソン・イェジン=27日、ソウル(聯合)
ソン・イェジンは、キャップに叱咤されながらも成長していく新米記者を新人俳優と比較する。「新人時代、自分なりに一生懸命やろうとしているのに『演技に対する意欲がない』と指摘されたことがありました。自分はそうは思っていないのに、とても傷つきました。ウジンも同じです。努力しているのに結果が悪かったり、2人は似ている部分があるみたいです」。
チ・ジニ演じる厳しいキャップは、軍隊を思わせるという指摘もある。それに対しチ・ジニ本人は、「やみくもに後輩をしかろうというのではなく、記者精神に基づいて教えているだけ。感情ではなく、キャップという立場から方向を示してあげているんです」と説明した。
ドラマ放送後、チ・ジニは知り合いの記者からショートメールが送られてきたと紹介した。楽しく見ているといいながらも、用語の間違いなどを指摘されたと笑った。ソン・イェジンも周囲から、ニュースレポートをする際は声をもう少し高く出すようにとアドバイスを受けたという。
「スポットライト」は14日にスタートしたが、他局人気ドラマの最終回と時期が重なり、初回視聴率は1けたに終わった。先週は10%を超えたものの、いまだ他局ドラマに押され気味だ。ソン・イェジンは、「視聴率は本当に思い通りにいかない、運によるものだと思います。初心にかえってしっかりやりたい」と語るが、家族たちはこのドラマは難しいと話すのだと明かした。記者の世界がリアルに扱われているため、お茶の間の視聴者には気楽に楽しめるものではないのかもしれないと言いながらも、「もう少しじっくり見てもらえたら、どんどん真価を感じてもらえると思います」とアピールした。
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