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<インタビュー>韓日合作ドラマ「東京、天気雨」のキム・サラン |
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文書番号:6341 |
2008-05-13 17:45 |
【ソウル13日聯合】「日本の徹底した計画性と韓国の柔軟さ。2つが合わさればもっと良い制作環境になると思います」――。来月2日からSBSで放映される韓日合作の4部作ドラマ「東京、天気雨」に出演した女優のキム・サランが、初めての日本ロケで感じたことを率直に語った。
キム・サラン=13日、ソウル(聯合)
「東京、天気雨」は、東京のCM撮影現場から逃げ出した女優のスジン(キム・サラン)と、すし屋の板前ヒョンス(キム・テウ)の愛を描いた作品。昨年5~6月に東京やその近郊で撮影し、1年間の曲折を経てようやく放映スケジュールが確定した。
キム・サランは出演オファーを受けた理由について、シナリオはもちろん「オール日本ロケ」という点にも大いに引かれたと話す。都内だけでなく郊外の温泉や田舎でも撮影したといい、「2カ月間で景色の良いところばかりを回ったせいか、いい思い出しかありません。1年たった今でも日本の景色は目に焼きついています」と顔をほころばせた。
演じるスジンのように現場から逃げ出したくなったことは、との質問には、新人のころにはよくあったと振り返った。2000年にミス・コリアに選ばれたのを機に芸能界入りし、最初はカメラからはみ出して怒られることもあったという。
ドラマの監督は韓国人だが、スタッフは全員日本人。制作方法の違いに戸惑うことも多かったのではないだろうか。「韓国では『コリアンタイム』と呼ばれるように、7時の撮影開始を予定していても8時、9時とずれ込むことも多いですが、日本では7時といえば『7時にカメラの前に立つ』というように計画が徹底していることを知りました」。しかし一方で、韓国では雨が降ればその日は別のシーンを撮影する、という風に柔軟性も備えているが、日本では計画を優先させることもあったと振り返り、韓日のやり方が合わされば撮影環境はもっと良くなるのではと話した。
せりふは大半が韓国語だったが、少し日本語もあったという。自分では感情を込めたつもりでも他の人にはおかしく聞こえるのではないかと心配にもなったといい、そうした意味で海外で活動する芸能人はすごいと思うと話した。
「東京、天気雨」は歌手IVY(アイビー)のドラマデビュー作としても注目されており、キム・サラン、キム・テウ、チン・グら韓国人俳優のほか、奥田恵梨華や山本學ら日本の俳優も登場する。(記事=小松朋子)
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