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<インタビュー>「強敵たち」で大統領の息子演じるイ・ジヌク |
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文書番号:6213 |
2008-04-14 19:20 |
【ソウル14日聯合】非の打ち所のない顔立ちの美男子というわけではなく、鳥肌が立つような演技力というわけでもない。しかし、イ・ジヌクにはどこか個性的な魅力がある。作品に出演するたびに熱狂的なファンが増えている。本人は「かっこよくもないし、お金持ちぽくも見えない、それでも、いろいろとはっきりしない魅力を感じてくれているようです」と自己分析する。
イ・ジヌク=(聯合)
14日からKBS第2で放映されるドラマ「強敵たち」では、大統領の一人息子、カン・スホを演じる。はた目には完璧(かんぺき)な条件を備えた大韓民国女性理想のタイプだが、生意気な性格の反逆児。イ・ジヌクが独特の感受性でどう表現するのか注目を集めるキャラクターだ。
「ぼくには独特のカラーがないと言う人もいますが、俳優自身よりもキャラクターが見えて、劇中の人物として認識されるべきだと思う。そのためにはあいまいでいることが良い。1つの色で認めてもらうのもいいですが、自分は別の方を選ぼうと」。
「恋愛時代」「スマイル・アゲイン」「エアシティ」「ビフォー&アフター整形外科」と多くのドラマに出演したイ・ジヌクは、いつも同じようでいて違った姿を見せている。ハン・ソッキュ、ペク・ユンソクといった先輩らのように作品ごとに大変身を遂げなくても、貧しい機械工、金持ちの息子、精神を病んだ男、何にでも似合う雰囲気を持っていたい、まだ俳優人生は始まったばかりだが、30歳を過ぎ年齢にふさわしい重みと信頼を与える俳優になりたいと語る。
ドラマ「強敵たち」は、2年間休むことなく走り続けたイ・ジヌクにとって格別な意味を持つ作品だ。「だれに何を言われたということではないですが、自分で役をまともに演じきれていないと感じて、恥ずかしく思っていた」という。「ビフォー&アフター~」はプレッシャーなく自分を投げ出すことができた作品だったが、再び気を引き締めて取り組むべきときが来た。スホの内に秘められた人間らしさやつらさを表現しようと考える。
「これまで、運は良かったけれど、訪れたチャンスを100%活用できていなかった気がする。明るくて楽しい役は十分味わったので、『強敵たち』では真摯(しんし)にアプローチして、作品にどっぷり没頭できそうです」。
< Copyright 2008 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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