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3月1日開幕!「アジア新星流」作品情報(5)『RAIN DOGS』 |
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文書番号:6003 |
2008-02-28 14:16 |
ガラスの少年時代 挫折、喪失、汚(けが)れ 太陽雨(たいようあめ)に打たれ そして少年は大人へ・・・
『RAIN DOGS』
【解説】
少年は太陽雨にずぶ濡れ大人になる。2006年ベネチア国際映画祭入選作。
言葉で伝えきれない親子の関係と家族の意味を描き、不確かな時代と場所で成長して行く人々の純真な物語。イノセンスの終わり、大人になる過程で経験する喪失とは。
【ストーリー】
幼くして父を亡くし、田舎の小さい町に、年老いた母と二人きりで暮らす、誠実で自信過剰な19歳の主人公テュン。都会で消息を絶った兄を捜す為に家を出るが、そこで悲しい事故に出会う。
母親と2人きりになり、母親とうまくやっていこうと努力するが上手く行かず、兄が以前、家族を捨てて都会の喧騒へ出て行ったのと同じように、のどかな故郷の村を離れ、テュンも伯父が暮らす漁村へと逃げる。
愛情、忠実、喪失など、つらい自分探しが待っていることを予想できなかったテュンは、やがて、偽りと裏切り、そして暴力こそが唯一の確信である世界に深く吸い寄せられる。そしていつの間にか、再び故郷に帰ることの難しさに気付き、彼は大人になる。
【ブロコリチェック!】
アジア映画というと韓国映画や香港映画などをイメージしがちだが、そうした映画作品にはない、普段あまり目にすることのない独特の湿った空気感や、マレーシアの田舎風景が新鮮で、どこか知った気でいたアジアの広大さを感じさせてくれる作品。
そうした新鮮さに加え、役者についての余計な知識がない分、変なイメージを持つことなくストーリーに入り込める点も、こうしたヒューマンドラマに好影響を与えている。
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『RAIN DOGS』
2006年/マレーシア/35mm/カラー/ビスタ/94分
原題:太陽雨/日本語字幕:伊藤美穂
【STAFF】
監督/脚本:ホー・ユーハン
脚本:リム・レイクェン、トゥー・セットフォン
撮影:ティオ・ゲイ・ヒアン
美術:イー・アイラン
編集:リァオ・チンスン、クー・シャオユン
【CAST】
クァン・チュンワイ
リュー・ワイホン
ピート・テオ
【映画祭出品】
○第63回ベネチア国際映画祭 Orizzonti部門コンペティション出品
○第31回トロント国際映画祭 正式出品
○2006年香港アジア映画祭 アジア新監督賞受賞
○2006年バンクーバー国際映画祭 正式出品
○第11回釜山国際映画祭 正式出品
○2006年ハワイ国際映画祭 正式出品
○第47回ギリシア・テサロニキ国際映画祭 正式出品
○第19回東京国際映画祭 正式出品
<写真:Focus Films. Concord Creation Int’l Beijing Co.. Ltd. Warner China Film HG Corporation>
ブロコリ
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