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文書番号:5339 |
2007-10-23 14:59 |
今月20日に開幕した「東京国際映画祭」の提携企画として、最新の中国映画を上映する「東京・中国映画週間」が同時開催されている。
上映されているのは、中国で話題となった『雲水謡』や『傷だらけの男たち』、『シャンハイ・レッド』など9作品で、22日には『雲水謡』の上映に先立ち、主演俳優チェン・クン(陳坤)が舞台挨拶を行なった。
『雲水謡』は、中国、香港、台湾の合作映画で、1940年代の台湾を舞台に、チェン・クン演じる医大の青年、陳秋水とビビアン・スー(徐若萱)演じる王家の娘、王碧雲が恋に落ち、運命によって引き裂かれていく男女の数奇な人生と純愛を描いたラブストーリである。「中国映画アカデミー」で6つの賞を総なめにした話題作だ。
スクリーンの前に登場したチェン・クンは、日本のファンを前に、やや緊張した面持ちで、まずは「こんにちは」と日本語で挨拶。
その後、司会者から撮影のエピソードを訊かれると、「ラストシーンを撮影したチベットは標高5000メートル以上ということもあり、体力的にも大変でした。でも、現地の人たちは、楽観的で温かく、彼らの生活にすっかり魅了されました」と、チベットでの想い出を振り返った。
さらに、「映画には、初恋の人と主人公の妻である2人の女性が登場するが、どちらの女性が好きですか?」という質問には、「初恋の愛はかけがえのないもの。主人公の妻は、主人公のために尽くしたので、愛していなくても幸せにしないといけない。愛は初恋の人に、体は妻に、でしょうか」と答えた。
ドラマや映画に多数出演し、今や中国を代表する俳優となったチェン・クンだが、「映画を作っていく過程が楽しいです。観客からの反応も受け取れますし、俳優の仕事は本当に楽しいです」と、目を輝かせて答える姿が印象的だった。アジアを代表する俳優に飛躍するのか、今後の成長が楽しみである。
「東京・中国映画週間」は、28日までシネマート六本木などで開催されている。
文/撮影:佐野(ブロコリ)
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