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<インタビュー>富川映画祭で審査員務める永井豪さん |
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文書番号:4682 |
2007-07-17 11:50 |
【富川18日聯合】韓国でも人気のアニメ「マジンガーZ」の原作者、永井豪さんが、12日から始まった第11回富川国際ファンタスティック映画祭の審査委員(短編部門)として韓国を訪れた。
14日に行われた審査委員団の共同会見に続き、16日にも会見に応じた永井さんは、「来る前は韓国でまだ人気があるのか心配でしたが、盛大な歓迎を受け本当にうれしいです」と顔をほころばせた。
アニメーターではなく、漫画家である永井さんが映画祭で審査委員を務めるのは今回が5回目。2004年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、韓国映画「木浦は港だ」がグランプリに選ばれた時も審査委員を務めていた。同作品のグランプリ受賞には、コメディであることから反対の意見もあったが、「なによりも面白い映画ということが重要だ」として永井さん自身はこの作品を支持したと振り返った。
1967年に「目明しポリ吉」で漫画家としてデビューして以来、今年で40年となる。そのことについて聞くと、「まだ描けないものがいっぱいある。(40年は)ひとつの通過点にすぎない」とコメントした。
手塚治虫の影響を受けたことは知られているが、永井さんは「手塚先生は戦争を直接経験した世代で、戦争の危険性に警鐘を鳴らそうとしていた。私もそうした影響を明らかに受けている」と話す。
「マジンガーZ」とは別に、「マジンサーガ」という作品では、最初から作られたロボットではなく、原子の段階で機械と結合し成長するキャラクターを描いた。また、「デビルマン」では悪魔を主人公として取り上げている。「マジンガーZ」については、時代的に精神的な面を持ったキャラクターを描く必要があったと振り返った。「デビルマン」は韓国ではまともに紹介されていないが、アニメと原作は異なる方向で描かれているため、韓国のファンもぜひ原作を見てほしいと述べた。
富川国際ファンタスティック映画祭では、イベント「永井豪とロボット大戦」として「ゲッターロボ」や「キューティハニー」などの上映が行われているほか、永井さんの原画展示会も行われている。
< Copyright 2007 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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