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ドラマ「ザ・ホスピタル」 激しいラブシーン大幅カット |
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文書番号:2709 |
2006-09-28 00:00 |
まもなく最終回を迎えるドラマ「ザ・ホスピタル(白色巨塔)」だが、すでに18万元(日本円で約60万円)もの罰金を命じられている。問題となっているのは、歌手で俳優のクリス・フェイ(費翔)と女優チャン・チュンニン(張鈞甯=写真)とのベッドシーン。カットとなり、2分足らずのシーンとなってしまった。また、女優シュー・アンアン(許安安)がF4ジェリー・イェンの唇を強引に奪うシーンではファンからの抗議が殺到した。
監督は「罰金については、契約で制作側が責任を負うことになっている。すでに、女優ディン・ニン(丁寧)の全裸でのベッドシーン、俳優ダイ・リーレン(戴立忍)と女優シェリル・ヤン(楊謹華)の絡みのシーンで罰金が命じられているが、すべてカットした。一番絡みが多いのは、クリス・フェイとチャン・チュンニン。中年男性の女子学生に対する性の欲求を表現するために、何度も撮ったが、放送ではほとんどがカットになった」と語った。
さらに「ジェリー・イェンのベッドシーンのカットはテレビを見てはじめて知った。制作側が自主的に行ったようだ。このドラマでは愛情と欲情が非常に重要な位置を占めている。クリス・フェイとチャン・チュンニンの盲目的な欲情、ダイ・リーレンとシェリル・ヤンの偏愛は、どれも人間の心理を描き出している。とくに、クリスのシーンはカットできないものだったが、しかたがない。深夜枠で再放送されるときまで待つしかないだろう」と述べた。
ノーカットでの再放送を期待する監督だが「クリス・フェイとチャン・チュンニンが激しく絡むシーンには彼らの思いが表れているのだが、大幅にカットされてしまったので、それも伝えることができない。ダイ・リーレンとシェリル・ヤンが初めて関係を持ったときに、実は妊娠しているのだが、それもカットになっている」と半ばあきらめている様子。
ジェリー・イェンとシュー・アンアンが劇中で結ばれたことについて、ファンから抗議が殺到しているが「ジェリー・イェンとシュー・アンアンが結ばれた方が、比較的自由な感じがするのではないか。しかし、自由の後に喜びが来るとは限らない」と含みを持たせた。このドラマまだまだ何かありそうだ。
【2006/09/28 聯合報 記者粘嫦鈺/台北報導】copyright © udn.com & IMX
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