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| 文書番号：2639 |
2006-09-19 00:00 |
9月下旬に台北国父紀念館で開催される「温厚と慈悲」コンサートや中国中央テレビ秋節記念イベントに、かつて一世を風靡したアイドルグループ「小虎隊」が出演を依頼されている。“個人行動”を続けるアレック・スー（蘇有朋＝写真）の恩師、ミャオ・シュウリー（苗秀麗）は「アレックスは小虎隊の復活を希望していない」と話した。
かつて一世を風靡したアイドルグループ小虎隊。解散してからも仲がいいというメンバー3人だが共演は少ない。アレック・スーはタレントマネジメント会社｢天中｣から移籍し、ニッキー・ウー（呉奇隆）とジュリアン・チェン（陳志朋）は、デビューから変わらず、ミャオ・シュウリー（タレントマネジメント会社社長）と行動をともにしている。3人は現在それぞれソロ活動をしている。
ニッキー・ウーは恋のウワサが絶えない。ビビアン・スーから始まり、エイダ・チョイ（蔡少芬）マー・ヤーシュウ（馬雅舒）まで。近年、俳優としての活動は主に時代劇が多く、ドラマ｢衛斯理傳奇｣、｢蕭十一郎｣から映画『墨攻』など。中国に多くのレストランを持つ経営者でもある。昨年は重度の貧血のため、すべての芸能活動を一時中止した。
ジュリアン・チェンが経営する装飾店は好調で、さらにメンバーの中で唯一北京語と台湾語の両方を操る彼は、女優スン・ツイフォン（孫翠鳳）の目にとまり、ドラマ「祖師爺的女兒」では彼女の弟役に抜てきされた。
アレック・スーはドラマ「還珠格格」で人気に火がつき、ヴィッキー・チャオ（趙薇）やルビー・リン（林心如）ともウワサになった。韓国スター、チェリムとの共演も話題になった。しかし、最近は活躍の声が聞こえてこない。舞台「菊花香」でうつ病を患ったのではないかとのウワサさえささやかれたが、所属事務所はこれを否定している。
作曲家リー・ズヘン（李子恆）が手がけた名曲「紅蜻蜓」などを歌い、名作曲家に敬意を表すという趣旨の「温厚と慈悲」コンサート。ニッキー・ウーとジュリアン・チェンの出演はすでに決まっているが、アレック・スーはスケジュールの関係でVTRでの出演になる。しかし、それまでに台湾に戻り、リー・ズヘンに挨拶する予定だという。
中国中央テレビ秋節記念イベントにも小虎隊に出演依頼があり、ニッキー、ジュリアンの両名は出演を受諾。しかし、アレック・スーの事務所は「本当にスケジュールが合わないだけであって、決して共演を拒否しているわけではない」と出演拒否の理由を語った。さらに、ミャオ・シュウリーは彼の状況をわかってくれるはずだとも語った。
ミャオ・シュウリーはこれに対し「アレックスは『小虎隊』のイメージを脱却し、自分の実力を確立したいと考えている。それがなくなれば、もしかしたら『小虎隊』復活もありうる」と淡々と語った。
【2006/09/19 聯合報 記者粘嫦鈺／台北─北京報導 】 copyright © udn.com & IMX
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