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<インタビュー>BIGBANG 、「好み違っても5人の心は一つ」 |
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文書番号:10843 |
2011-03-07 12:13 |
【ソウル7日聯合ニュース】「グローバルに僕たちの音楽を伝える時がやってきた」――。
新ミニアルバムが欧米でも人気のBIGBANG。海外でもブームを巻き起こしたアルバムについて、全曲の作詞・作曲およびプロデュースを手掛けたG-DRAGONは「年齢なりの成熟さを持ったアイドル歌手が、ミュージシャンへと変わっていくプロセスを見せた」と評す。2年余りのソロ活動期間を経て、以前よりもパワーアップした5人組。彼らの自身の歌の歌詞のように、「1人1人が自分の場所に戻り、再セットアップ(構築)」したことでヒットアルバムは生まれた。
新しいミニアルバムについて語るBIGBANG=(聯合ニュース)
2月24日にリリースされたミニアルバム「TONIGHT」は、国内外のミュージックシーンを敏感に察知してつくられたかのようだ。デジタル音の洪水のような韓国音楽界。一方、海外では、アナログの感性がもてはやされている。BIGBANGはその両方に歩調を合わせたような「デジログ」を選んだ。
G-DRAGONとSOLは声を合わせる。「デジタルのエレクトロニックサウンドに僕たちもうんざりしてたし、音楽ファンも耳障りに思っていた。皆よく似た曲。これを打ち破るために、海外で流行りの叙情的なアナログの感じを取り入れた。サウンドは今風でも、メロディと歌詞はアナログで。韓国は去年、いろいろ大変なことがあったけど、温かい音楽で心を癒してもらえればと思って」。
目指すものはアルバムにしっかりと刻み込まれている。タイトル曲「TONIGHT」は、エレクトロニックサウンドの強烈なリズムの中に穏やかなアコースティックギターの音色が広がる。「Cafe」ではギター、ドラム、ピアノのアコースティック楽器を前面に押し出した。歌詞も分かりやすく、メロディにも情緒が感じられる。V.Iは「僕たちの音楽はジャンルに縛られない。ヒップホップ、ポップス、ジャズ、パンク、ボサノバにロック。さまざまな解釈を織り込んで、10代から40代までが楽しめる」と言う。
追求する音楽スタイルが「5人5色」のBIGBANGだからこそ、なせる業だ。「D-LITEはアシッドジャズとアーバンサウンド。SOLはR&Bとヒップホップ。V.Iはポップスにこだわる。T.O.Pはヒップホップにクラシックにジャズまで取り込んでいる。僕はその時々で聴く音楽が変わるけど、今回のアルバム制作中はヘビーメタルから(ヒップホップの)N.E.R.Dまで主にバンドの曲を聴いた。各メンバーの好みが入っているので、アルバムは5人のコラボレーションという感じかな」( G-DRAGON)。
SOLも力をこめる。「僕たちの好みは違うけど、ジャンルを超えて音楽を愛する気持ちは一つ。どんなアルバムをリリースしても、それは変わらない」。
◇アイドル歌手代表としての責任感も
新アルバムのヒットで海外でも認められるようになったBIGBANG。韓国で歌手が、プロとして仕事をする上での環境の改善にも心を砕く。日本とは違い、韓国の若手ミュージシャンらがアーティストとして活動することについて困難が多いと感じている。
「僕らアイドル歌手はステージ活動が忙しすぎて、何か新しいものを創作する時間がなくなる。音楽の質が落ち、僕たちも気に入らなくなる。それでやる気をなくし、ファンクラブも次々とつぶれていくことになる。ステージに上がって観衆を熱狂させたいという気持ちだけでスタートしたのに、残念なことだ」。( G-DRAGON)
SOLは「歌手と所属事務所の問題というよりも、著作権の分配など韓国音楽界の全体の構造に問題があると思う」と言う。ただ、「不満を言うよりも、結果を出すことで積極的に改善していきたい」と前向きだ。
BIGBANG=(聯合ニュース)
テレビ番組のステージにこだわってテレビ局ともめ、出演が取り消しになったという事態も起こった。それでも韓国の音楽界の慣習に一石を投じたい。自分たちよりも若い歌手たちのことも考えて言うことは言う。
G-DRAGONは話す。「5~6人のグループが派手な衣装を身に着けて笑いながら同じ踊りをする。そんな、お決まりのアイドルスタイルがある。僕とT.O.Pの2人組ユニットが、気の合うメンバーを選んでステージで好き勝手にやったことで、風穴を開けたんじゃないかな。こんなこともありなんだなっていうことを見せることができた」。
音楽でも、ステージでの振る舞いでもセーションを巻き起こすBIGBANG。下半期(7~12月)にリリース予定のアルバムでは世界的ミューシャンとコラボレーションする計画もある。メンバーは「みんなが思ってる以上のサプライズな結果を見せたいんだ」と耳打ちしてくれた。
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