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<インタビュー>Dalmatian「ファン裏切らないミュージシャンに」 |
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文書番号:10830 |
2011-03-02 12:33 |
【ソウル28日聯合ニュース】6人組男性グループ・Dalmatian(ダルメシアン)は、最近のアイドルグループとは何か違うと一目で感じさせる。イケメンぞろいのグループがむしろ平凡に見えるようになった昨今、6人の個性あふれるルックスで感性を刺激するラップを聞かせ、勝負をかける。先ごろファーストミニアルバムをリリースした彼らに、ソウル・三成洞の合宿所で話を聞いた。
インタビューには、7人目のメンバー、合宿所で飼っている本物のダルメシアン「パンク」も同席してくれた。INATIがパンクを撫でながら、「狩猟犬のダルメシアンは、飼い主を裏切らない。僕たちもファンを裏切らないミュージシャンになるという意味」だと、グループ名の由来を話した。また、ダルメシアンは犬のなかでも活発で柄もファッショナブル。自分たちもエネルギーあふれる音楽を聞かせながら、ファッショントレンドをリードしたいという思いもある。
6人組グループ「Dalmatian」と、ダルメシアンの「パンク」=(聯合ニュース)
INATIの言葉の通り、ミニアルバムはエンドルフィンが噴き出るような曲でいっぱいだ。
メンバーが作詞、作曲を手がけた曲も収録されている。DARIは「僕たちの音楽は、感性指数(EQ)の高いサウンドとメロディーが特徴」だと話す。歌詞にも独特のアイディアが込められており、聞けば新しさを感じてもらえるはずだと自信を示した。また、INATI、DAYDAY、DARIの年上3人がラップ、JISU、DRAMA、YOUNG WONの年下3人がボーカルを担当し、「これらがダルメシアンの柄の黒と白のように調和しているのが僕たちの音楽」だとDAYDAY。
楽しい音楽とは裏腹に、6人がこのグループとして活動するようになるまでには、それぞれ苦しい過程があった。
1999年にデビューしたヒップホップグループ、People CrewのメンバーだったINATIは、脳出血で倒れた。闘病生活の末、2004年にDalmatian最初のメンバーとして、再び練習生からスタートした。
米国生まれのDAYDAYは、有名歌手のサブラッパーとして活動後、2005年に加入した。同じ年、梨花女子大学前で洋服屋を営みながら弘益大学周辺のクラブに出演していたDARIがスカウトされ、グループに合流した。
JISUは高校時代からある作曲家の下で、コーラスやデモテープの仮歌を歌うボーカルなどをしていたが、今の事務所にデモテープを送ったことがきっかけで、メンバーに決まった。
米国出身のDRAMAは、2006年に別の事務所で現在はBEASTのメンバー、ヨソプと同じグループとしてデビューを準備していたが、一度あきらめ米国に帰っている。ほかのメンバーが昨年3月に米国まで訪ねてきて、オーディションを開いてくれたという。DRAMAの紹介で最後にグループに加入したYOUNG WONは、練習生だった事務所との法的紛争の末に意気投合した。
それぞれ異なる環境で育ったため、一つ屋根の下での生活も平凡なものではなかった。
「米国育ちのせいか、団体生活に適応するのが大変でした。この生活がいつまで続くんだろうと息苦しくて、反抗したくもなりましたよ(笑)」(DAYDAY)
「練習時間や食事の時間を守らないなど、同じミスを繰り返されてストレスを感じたこともあります。今は掃除と食事当番を規則的に回して、お互いへの信頼も強くなりました」(INATI)
苦難を乗り越えてデビューしただけに、抱負と欲も大きい。「音楽番組でも音楽チャートでも、1位になりたい。絶対に売れてみせます」とJISUとDRAMA。INATIも「めぐりめぐってここまで来た。これが最後だという覚悟で、失敗しない人間になりたい」と拳を握った。
6人組グループ「Dalmatian」=(聯合ニュース)
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