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韓国芸能界は「アイドル歌手全盛期」、役者も歌から |
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文書番号:10754 |
2011-02-14 16:11 |
【ソウル14日聯合ニュース】「ドリームハイ」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「イタズラなKiss」「パラダイス牧場」「No Limit~地面にヘディング」「君は僕の運命」「宮~Love in Palace」などを見ても分かるように、アイドル歌手が主役または助演者として出演するドラマが大勢を占めるようになって久しい。映画も例外ではなく、「砲火の中へ」では人気グループ、BIGBANGのT.O.Pが主役を演じた。
日本でも放映されたドラマ「IRIS~アイリス~」にも出演したBIGBANGのT.O.P
日本でも放映されたドラマ「IRIS~アイリス~」にも出演したBIGBANGのT.O.P
それだけアイドル歌手の人気と影響力が高いという証拠だが、一方では新人俳優が主演や助演者として出演するチャンスをつかむのは不可能になりつつあるのではないかとの指摘も出ている。
実際に、放送局や映画会社にとっても、新人俳優にチャンスを与えるリスクを冒すよりは、演技力は劣っても認知度が高いアイドル歌手を起用する方がはるかに有利になっている。最近のようにK-POPの人気が海外でも高まっている状況では、アイドル歌手を起用した方が作品の輸出にもプラスになるため、制作者らはアイドル歌手の影響力を積極的に活用しようとする。
こうした状況のせいか、今では演技をしたければ先にアイドル歌手としてスタートを切らなければならないというのが不文律のようになってしまった。役者デビューのコースに変化が現れている。
映画「花火のように、蝶のように」「血の涙」「風林高」「アタック・ザ・ガスステーション!」などを制作したスタジオドリームキャプチャーのキム・ミヒ代表は、新人俳優が枯渇しつつあり、特に新人女優の場合は深刻だと指摘する。アイドルグループブームの波に乗り、芸能人志願者は音楽プロダクションへと集まるため、新人俳優を発掘するのが難しいという。また、アイドルグループのメンバーを起用するしても、歌手としてのスケジュールを優先し、所属事務所側の要求も多いため、調整を図るのは容易ではない。
放送局のプロデューサーも同様の見方を示している。あるドラマのプロデューサーは「新人を探そうとしても、俳優だけを抱えるプロダクションでは探すのが難しい。演技力は劣っても、アイドル歌手を起用し、新鮮さを追求するようになる」と話す。
また、芸能人志願者の間で歌手を目指す傾向が強まっていることも、新人俳優不足の一因となっているとの見方もある。
大手芸能事務所サイダスHQの関係者は「最近の若者は俳優よりは歌手になりたがっているので、大手音楽プロダクションが大勢の練習生を確保するようになる」と話している。
BIGBANGや2NE1が所属するYGエンターテインメントの関係者も「視聴率競争が激しくなり、新人のデビューが難しくなった」と指摘した。以前はテレビコマーシャルで認知度を高めてからドラマに出演するというのが俳優デビューのコースだったとすれば、最近は「3~5年ほどアイドル歌手として活動後、俳優に転向するのがお決まりのコースになった」と話す。また、女性が主人公の作品が少ないため新人女優の発掘、育成はさらに難しくなっているという。
チョン・ドヨン、イム・スジョン、ハ・ジョンウらが所属するN.O.Aエンターテインメントのナ・ビョンジュン代表は「過去には可能性が見えれば新人も映画の主人公に抜てきされたが、韓国映画界の低迷で、実力が確かな俳優が出演しなければ投資が行われないため、制作会社は同じ俳優を起用するようになり、スクリーンでは新人が見かけられなくなったようだ」と語る。
しかし、俳優デビューのコースが以前と変わっただけで、アイドル歌手がドラマや映画で「新しい血」となるのは明らかだ。JYJのユチョン(ミッキー)、2PMのテギョン、IU(アイユー)、BEASTのイ・ギグァンのようにアイドル歌手の大半は演技でも才能を発揮している。
ドラマ「明日に向かってハイキック」に出演したユ・インナは、10代後半から音楽プロダクションで歌手練習生として10年にわたる長い下積みを経て女優としてデビューしたケースだ。音楽プロダクションの練習生はハードな訓練を受ける。訓練は基本的に歌手デビューに向けたものだが、さまざまなチャンスに備え演技の授業も受けるため、歌手デビューを果たせなかったとしても歌手練習生出身者は制作会社からも注目を受ける。
芸能界関係者らは、新世代の才能が先輩らに比べ優れ、歌手と俳優を同時に目指す人が増えていることも、俳優デビューへの道のりに変化をもたらしているとみている。
グループJYJのマネジメント会社、C-JeSエンターテインメントのペク・チャンジュ代表は「最近の若い芸能人は多彩な才能を持っている。それだけ熱心に努力もするが、基本的に歌と演技をどちらもこなせる人材が多いため、まずは歌手としてデビューし、定着後に役者としても積極的な活動に乗り出す」と説明した。
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