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<インタビュー>キム・ミョンミン「今後もさまざまな役を演じたい」 |
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文書番号:10668 |
2011-01-24 17:36 |
【ソウル23日聯合ニュース】「今後も演じてみたい役はたくさんあります。世の中にはさまざまな種類の人がいますから。その人々の人生を演じることに挑戦してみたいと思っています」――。
キム・ミョンミンが主演した新作映画「朝鮮名探偵~トリカブトの秘密」は朝鮮時代後期を背景とする作品。伝統的な時代劇とは異なり、コミカルな状況や主演俳優の個性的な演技が目を引く。
キム・ミョンミンは、どことなく大ざっぱみえるが、すべての行動は計算し尽くされており、好奇心が旺盛で機知に富んだ名探偵役で登場する。ドラマ「不滅の李舜臣」で演じた李舜臣(イ・スンシン)や「白い巨塔」で演じたチャン・ジュンヒョクとはまったく異なるタイプの人物だ。
キム・ミョンミン=(聯合ニュース)
名探偵役を演じることはキム・ミョンミンにとって新たな挑戦でもあった。大ざっぱに見えるが実は賢い名探偵を演じ切ろうと努力した。名探偵の中に隠されている鋭い知性やあふれる好奇心などを表現するため、さまざまなトーンで演技する必要があった。
また、アクションシーンの撮影中に肋骨(ろっこつ)を負傷し、全治4週の診断を受けたが、旧正月(2月3日)連休前の公開に間に合わせるため、激しい痛みに耐えながら撮影に臨んだ。
キム・ミョンミンは、出演作品が決まってからは演じる役にのめり込む。映画「破壊された男」(原題)では娘を誘拐された牧師チュ・ヨンスを演じたが、撮影期間中は現場だけでなく家でも神経をとがらせていたという。
「40年近くキム・ミョンミンとして生きてきたので、役に完全に同化できなければ知らぬ間にキム・ミョンミンの習性が出てきてしまうものです。同僚から『あのときの演技はキム・ミョンミンぽかった』と言われるときが一番つらいですね」。
演じる役になり切って生活するキム・ミョンミンにとって役者は天職といえるだろう。しかし、常に演技が幸福感をもたらすのだろうか。
「演技をしているときがいつも幸せだとは限りません。ストレスがたまったり、気が重くなったりもしますが、やりがいや達成感も感じます。得るものもあれば失うものもあるのでしょう」。
< Copyright 2010 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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