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文書番号:10445 |
2010-11-25 10:44 |
【ソウル24日聯合ニュース】年末に公開される韓国映画で最も期待を集めている「黄海」の制作報告会が23日、ソウル市内で開かれた。
2008年のヒット作「ザ・チェイサー/追撃者」のナ・ホンジン監督と俳優キム・ユンソク、ハ・ジョンウが再びタッグを組んだ作品という点でも話題のこの作品は、10カ月間170回にわたり韓国と中国を行き来しながら撮影。総制作費100億ウォン(7億2500万円)を上回る大作だ。
ナ監督は、2人の俳優を再び起用したことについて「ストーリーを練っていくうちに思い浮かんだ」と説明した。キム・ユンソクとハ・ジョンウも、監督と互いへの信頼感から、再び集まることになったと話した。
左からハ・ジョンウ、ナ・ホンジン監督、キム・ユンソク=23日、
ソウル(聯合ニュース)
中国・延辺でタクシードライバーをしているグナム(ハ・ジョンウ)は、借金返済のため、殺し屋のミョンガ(キム・ユンソク)からの提案を受け入れ、殺人を犯すため韓国にやってくる。グナムは殺人の機会を伺いながら、韓国に出稼ぎに出た妻の行方を追うが、状況がこじれ、追われる身となる。
キム・ユンソクは、「4D(四次元)映画ではないが」と冗談を交えながら、ハ・ジョンウとキム・ユンソクが出るシーンでは生臭さが感じられる、生きた感じのする映画だと紹介した。
監督と2人の俳優は、互いを絶賛した。ナ監督は、キム・ユンソクについては「舌の先まで芝居することに驚いた」、ハ・ジョンウには「完全にそのキャラクターになってしまった」と評価した。
キム・ユンソクは、「監督は、ささいな話が、人ごとではなく自分の話なんだということをスクリーンで見せる力が卓越している」と賞賛。監督の能力を肌で感じ、一緒に作業するたびに生き返るような気分になると話した。
撮影期間が長かっただけに、俳優陣の苦労も多かったようだ。ハ・ジョンウは苦労話を「軍服務」に例えるほど。「男は除隊後に、また軍に入隊する夢をみることがあるが、またクランクインした夢を見て、冷や汗をかいた」と笑わせた。役づくりのため1年以上ひげをそらず、肌の手入れも何もしなかった。
キム・ユンソクも、ハ・ジョンウが自分より30倍は大変だっただろうと話した。「脚本の最初の文章が、『グナム(ハ・ジョンウ)走る。山を越える。頂上。寒い。泣く。石につまづいて転ぶ』。これを映像に収めたんだから、どれだけ大変だったかわかるでしょう」。
「黄海」は来月22日に韓国内で公開される。
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