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<インタビュー>コ・ス「演技にもっと欲が出てきた」 |
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文書番号:10382 |
2010-11-09 10:54 |
【ソウル8日聯合ニュース】「今も演技をよく知りませんが、前はもっと知りませんでした。今考えると、ばくぜんとカメラの前で演じていたような気がします。そのときは受け身でしたが、今はより積極的に変わりましたね。演技に欲が出てきました」――。新作「超能力者」(10日韓国封切)に主演するコ・スは先のインタビューで、役者としての姿勢の変化をこう振り返った。
コ・ス=(聯合ニュース)
同作は彼にとって、昨年の「白夜行~白い闇を歩く」に続く3作目の映画となる。ドラマまで含めても出演作はそれほど多くないが、2008年に軍を除隊してからは相次ぎ作品に出演している。「超能力者」を終えても、休む間もなくチャン・フン監督の「高地戦」の撮影に入った。
「数年間仕事をしなかったので、作品に出たいという気持ちが大きくなり、除隊してからは本当にたくさん仕事をしました。したいことが長い間できなかったとき、自分が演技を望んでいるということを感じました」
「超能力者」では、人を操る力を持つ超人(カン・ドンウォン)に立ち向かう平凡な男、イム・ギュナムを演じる。コ・スは出演を決めた背景について、超能力というテーマそのものも魅力的で、深刻でも怖くもなく、愉快に楽しめるような気がしたと語った。
ギュナムは廃車場でつらい仕事をしながらも、人生を楽しみ、他人を助けようと身を投げ出す男。一日一日に感謝し、一緒に酒が飲める友人がいて幸せだと感じるような、コ・スのイメージにマッチする善良なキャラクターだ。彼は、これまで演じてきた役は「善」と「悪」で言えば善に近かったが、いつかは悪役にも挑戦し、新しい一面を見せたいと意欲をのぞかせた。
映画は、コ・スとカン・ドンウォン、2人のイケメンが出演していることだけでも話題を呼んでいる。
「2人とも口数が多いほうではないですが、互いに気を配りました。ドンウォンさんのほうが経験が多いですが、現場での演技を見て学ぶことも多かったですね。映画をより理解できた気がします」
映画の撮影では、右目の周りが大きく裂けるけがも負った。首を絞めるシーンをワイヤーなしで撮影した際に起こった事故だが、幸い回復が早く、1週間後に同じシーンを撮り直したという。ギュナムが体を使うシーンが多く、肉体的にはこれまでで一番ハードだったが、コ・スは「大変な思いをしてこそ何かをしたような気になります」と笑う。
今は1カ月以上にわたり、国軍将校役で出演する「高地戦」の地方ロケを続けている。「今回は体に気をつけるつもりです。爆弾がたくさん爆発したりするので、撮影に入る前に安全を確認しています。意欲を見せることもいいですが、無事故が一番だと思います」
< Copyright 2010 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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