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イ・ソジン「2008 LEE SEOJIN Fan Meeting」 |
すごくオススメ
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文書番号:6671 |
2008-07-14 21:16 |
視聴率が35%を超える人気時代劇「イサン-正祖大王」の撮影を終えたイ・ソジンが今月12日、日本で3回目となるファンミーティングを東京・中野サンプラザで開催し、1,800人を超えるファンと1年半ぶりの対面を果たした。
イ・ソジンといえば、ドラマ「チェオクの剣(原題:茶母)」「火の鳥」「恋人」などでおなじみ。ファンならずとも、素顔の気になる俳優の一人だ。ブロコリも、約2年ぶりに彼のファンミーティングを取材してきた。
3部構成で行われたイベントは、1部は仕事やプライベートなどのトーク、2部はソジンから歌のプレゼントやファンと触れ合うプレゼントクイズやQ&Aコーナー(ファンからソジンへ、ソジンからファンへ質問)、そしてソジンとファンによる「恋人」のワン・シーン夢の共演などが行われた。最後の3部には、参加者全員との握手会という盛りだくさんの内容でたっぷり5時間、淡々としながらも彼の温かな愛情が感じられる、ファンにはたまらない至福の時となったに違いない。
オープニング映像と、ファンミーティング前日に撮ったソジンからの映像メッセージでイベントの幕が上がると、ステージ中央の巨大スクリーンに、楽屋からステージに向う様子が中継で映し出された。自然と高まる緊張と興奮。ドキドキとはやる気持ちをおさえつつ待っていると、ついにステージにイ・ソジン登場! 「イ・ソジン!」と自分の名前を3回叫び…と、実はこちらはダミー。すっかり騙され、肩透かしをくった観客ががっくり肩を落としていると、本物のイ・ソジンが会場後方からサプライズで登場。今度こそ本物の彼に、みな大興奮で会場の空気も一気にヒートアップ! もみくちゃになりながら客席を縫うように移動すると、会場前方の扉に一旦消えた。ほんの数分の出来事ながら、歓喜の悲鳴と興奮の色に染まった会場は熱気ムンムン。熱い暑いオープニングだった。
「イ・ソジンし~~」という熱い声援に迎えられ、はにかみ笑顔を見せながらイ・ソジンがステージに現れると、沸き上がる大きな歓声と拍手。ファンの熱気にあてられたのか…思わず日本語で「大丈夫ですか…?」。そして「こんにちは、お元気ですか?今、暑いですね。私は(お)元気です」とエクボも印象的に、にこにこ笑顔であいさつ。久しぶりの日本について、「あいかわらず大勢の方が温かく迎えてくださり、もしかすると、韓国よりも日本にいる時の方が、気分がいいかも」と嬉しいコメントで喜ばせた。さらに日本語で「本当に好きです」と付け加えて、ファンのハートをがっちりチャッチ!
1部のトークショーは、まずタイムショック形式でイ・ソジンに○×(マルバツ)クイズが出題された。○×のプレートを両手に持ち、ワクワクしながらスタート!
Q1.現在興味をもっているのは身体作りだ
→○
身体作りを目的にしていたのではなく、落ちた体力を補うために運動していたら、身体作りに繋がった。イベント前日も日本のジムでリラックスできたため、より日本が好きになったとか。日本のジムにハマり、深夜3時まで運動していたとも…。
Q2.ドラマ撮影中も日本のファンを思い出すことが、本当にたまにあった
→○○(プレートを2つ挙げてアピール)
撮影現場に日本のファンが訪れたり、激励のファンレターが届いたりしたことで、「一時も日本のファンを忘れさせなかったのは、まさに皆さん」なのだとか。
Q3.「恋人」のヤクザのキャラクターよりは、「イサン」の王様の方が似合うと思う
→×
Q4.私は歌よりもダンスが上手い
→××
歌もダンスも上手ではないが、あえてどちらかを選ぶなら歌。…と、この真相は2部の開始で証明されることに…。
Q5.私は俳優が天職だと思う
→(とても迷って)×
生まれつきの俳優ではなく、素晴らしい俳優になるために一生懸命努力しているので、こういったものを天職といえるのか…、好きでやっているのか、ということで迷った。
Q6.日本のファンの中に、記憶に残るファンが20人以上いる
→○
Q7.「恋人」で印象に残っているのはアクションシーンだ
→○
Q8.私は日本語を勉強しようという意思がある
→○○
Q9.私は日本語を勉強しようという意思があるが、教えてくれる先生がいないので止めた
→○
Q10.今、私はすごく緊張している
→○○
Q11.集まったファンに一言
→(日本語で)好きです
○×クイズに関連したトークで始まったコーナーでは、ドラマに関する質問を中心に、素顔が垣間みられる内容が盛りだくさんだった。
会場にイ・ソジンの魅力を問いかけると、「声」「えくぼ」などの声があがるが、本人は「わかりません」。えくぼは気に入っているか訊かれると、嫌いではないと前置きしつつ、「えくぼのあるヤクザってちょっと…」と、「恋人」のハ・ガンジェ役を連想させて笑わせた。
ドラマ撮影後、役柄から抜けるのが大変ということから、イ・ソジンはどのようにしているかと訊ねられると、「必ず体調を崩してしまう。ゆっくり治療に専念しているうちに自分自身に戻る」という。1カ月前に終えた「イサン」でも、「体調を崩し数日間寝込んでいるうちに、『イサン』がなんだったのか、ということすら思い出せません」と大爆笑の回答。そして、この「体調を崩す」=「忘れる」というコメントが後のトークで合い言葉のように笑いを誘うことに…。
「チェオクの剣」「恋人」「火の鳥」の3作品のうち、どのドラマのイ・ソジンが好きかを事前に募ったファン投票を元にトークが進行。
一番人気は、やはり「恋人」、次いで「チェオクの剣」、「火の鳥」という結果に、「私もそう思います」とイ・ソジン。アクションを通し、作品選びの幅を広げてくれた大きな意味ある作品だと振り返る「チェオクの剣」について訊かれると、「このドラマを終えた後、とても体調を崩しました…(=忘れました)」と、笑いを誘った。また同作品は、「茶母廃人(タモペイン/다모 폐인)」という熱狂的なファンを生み出し、社会現象を起こした作品であり、イ・ソジンは大学で特別講師を務めた経験があるとのことで、「茶母廃人」について即席の講義が行われる一幕も。
「火の鳥」での印象に残るシーンを訊かれると「その時も、とても体調を崩していたようです(=忘れた)」と苦笑い。自身が長髪で撮影に臨んだ、1〜3話あたりの大学生時代を好きなシーンに挙げ、故イ・ウンジュと2人で楽しく撮影した場面を振り返った。長髪は周囲に止められたにも関わらず、意地を張って撮影し、「今は後悔しています…」とポツリ。
笑えるエピソードには、神話のエリック(ムン・ジョンヒョク)との親しい間柄を伺わせるエピソードを明かして笑わせた。「火の鳥」といえば、エリック演じるソ・ジョンミンの「焦げ臭くないですか? 私のハートが燃えている」という超有名なセリフ。丁度このシーンをエリックと2人で観ていたそうで、エリックが「兄さん、僕のことを殺してしまいたくない?」と言ったとか。この時も、今も、エリックをカワイイと思っているそうだ。
ドラマで演じたチャン・セフンは左利きということで、右利きのソジンは自然に見えるようにたくさん練習したという。チャン・セフンは自分を格好良く見せようとすることから、「性格が悪い」と話し、「左利きには性格が悪い人がたくさんいると聞く」とドキドキ発言も飛び出すと、会場の左利きファンに向って「すいません…」と苦笑い。
「チャングムの誓い(原題:大長今)」のイ・ビョンフン監督とマンツーマンでレッスンをするほど演技に励んだ最新ドラマ「イサン-正祖大王」では、「2007MBC演技大賞最優秀賞」、「最優秀男優賞」の栄冠を手にしたソジン。日本での放送が待ち通しい同作品について【簡単な】説明を求められると、「私が王様役で登場し、思い通りに国を治め、思い通りにやるというドラマです」。この淡々とした、簡単すぎる超コンパクトな説明に客席は爆笑。しかし、笑わせた後には、ドラマを通して自分の人生を振り返ったという真面目なコメントで自身の人柄を伺わせた。
「多くの俳優やスタッフと一緒に、10カ月近く小さなコミュニティのような中で生活し、人間について考えさせられた。世の中には、辛く苦しい生活をしている人が多くいることを知り、自分なりの幸福を探して生きている姿を見かけた。社会で生きて行くためには、自分ひとりが幸福ではダメなのだと思った。みんなが一緒に幸福になってこそ、本当に素晴らしい社会なのではないかと感じさせられた」と語り、大きな拍手を浴びた。
共演者との仲もよく、撮影がない時にも一緒に食事をしたり、話しをしたりと楽しい時間を過ごし、現場の雰囲気作りに一役買ったという。口数は多くないが、淡々とした語り口の中にもユーモアが光る人柄がよく表れたトークコーナーだった。
2部はソジンの生歌、「火の鳥」OSTからイ・スンチョルの「因縁」(인연/イニョン)でスタート! 歌もダンスも得意でないと自身でも言っていたが、上手い下手ではなく、どれだけ一生懸命かということがファンの胸を打つ。両手でマイクを握りしめ、熱唱する姿は、こちらにも緊張と一生懸命さが伝わるようだった。
歌い終えて選曲の理由を訊ねられると「皆さんが知っている歌を歌いたかったのでドラマの中の曲を選びました。今は後悔しています…」とコメントして笑わせた。
「恋人」では、ヤクザ役でアクションシーンがカッコいいソジン。ヤクザらしく見せるため、運動して腕を太くしていたという。「腕が太いと賢く見えない傾向がある」という持論を展開、現在は太くしないようにしていると話して笑いを誘った。
笑いの絶えない現場では、格好よく見せなければいけないシーンでも笑ってしまい、よくNGを出していたとも語り、笑い上戸の一面をのぞかせた。
これまで数々のアクションをこなしてきたが、「武器を使わないアクションだったため大変だったが、上手く撮れていて気分が良かった。そういった意味でも今でも思い出す作品。また、楽しかった記憶の多い作品で、メロ、アクション、男同士の世界もあり、盛りだくさんの内容なので好きだ」とソジン自ら作品の魅力を語りアピールした。
トークの後は、お楽しみのプレゼントクイズコーナーへ!
「恋人」から出題されるクイズに、ソジンが会場から指名した人が答えて正解すると、彼の私物であるTシャツやサングラスなどがプレゼントされるというもの。
みなさんもチャレンジ! 答えはマウスで反転。
Q1. 第3話、空港でカンジェとミジュが話しをした後、車に乗り込むシーンで「○○麺食べたら帰れよ」と言ったが、何麺か?
→ジャージャー麺
Q2. 糖尿病のカンジェにミジュがプレゼントした箱の中身は?
→チョコレート
Q3. 第9話、ミジュの携帯に登録されている(携帯ディスプレイに表示された)カンジェのあだ名は?
→えくぼの親分
Q4. 第19話、遊園地でカンジェが短冊に書いた願い事は?
→報告書を書かなくても会社にいられますように
誰一人として間違うことなく、細部まで観ていることには驚き! もっと驚きなのは、正解した4名は、青森、三重、埼玉、北海道と遠方から訪れたという強者ばかり!! それぞれステージ上でソジンから名前を呼んでもらい、素敵なプレゼントに握手とハグ…、ここまで来た甲斐は十二分にあったのではないだろうか。
クイズに続いては、ファンならずともたまらない! 俳優イ・ソジンと共演という夢のような感動と興奮必至の企画が待っていた。
客席から指名した5名が、ステージ上で「恋人」のワン・シーンを再現。該当シーンをまずスクリーンで確認…と、初めに出て来たシーンは、カンジェとミジュの激しい熱烈キスシーンで…。言うまでもなく、嫉妬で狂ったようにどよめく会場。と、これは当然ウソ。だけど、イ・ソジンはやる気マンマン! といった風に上着を脱ぐ仕草を見せて沸かせた。
本当のシーンは、カンジェとミジュが本を買い込み、荷物を持って公園を歩いていると、献血車を見かけたミジュが泣き出してしまうという場面。さらに、この泣き出した理由のセリフは、演じる5名のアドリブで、という難題。しかし、泣き出した後には、涙を拭ってくれるという超ハッピーな演出付きだ! この嬉しいやら恥ずかしいやらドキドキのシーンは、セリフもすべて日本語で演じ、たどたどしいながらも頑張ったソジンだった。(ただし、5名のうち1名は韓国の方ということで、このときばかりはリラックスして韓国語で。)
5名の熱演、アドリブでは、
(1)「私が日本にいるのに、あなたが韓国に帰るって言うから…」
(2)「あなたのDVDを毎晩朝まで観ていて貧血気味なの」
(3)「ソジンさんと一緒に韓国に行こうと思ったのに、夫も子どもいて付いて行けないわ」
(4)「ソジンさんのせいで、心臓が止まってしまった。一緒に韓国に行こうと思ったのに、夫も子どももいて行けない!」
(5)泣く場面だが、逆に大爆笑。その理由をジェスチャー付きで「うがい薬」と述べた
アドリブの後は、ソジンが「オレのせいだって言うのかよ!」と言う胸キュンのセリフが続くのだが、彼自身も感情を込めて演じている場面はもちろん、(4)では「じゃあ、旦那のところに行けよ!」と突き放すというアドリブも見せ、大いに沸かせた。
ソジンが後ろからハグをするというファン垂涎の方法で、一番上手く演じた人を決定するということで、5名がドキドキしながら待っていると、どうしたことかソジンも一緒に並び、6人横一列。…またまた大いに笑わせると、最後には(3)の方をギュッとハグ! Tシャツ、ポスター、DVDにサインを入れてプレゼントすると、大興奮と大爆笑の共演コーナーはおしまい。
Q&Aコーナーでは、ファンからソジンへ、ソジンからファンへ逆質問もあり、大盛り上がり。「わたしのことをどれくらい好きですか?」というソジンからの直球質問に、「主人より愛しています」とファン。「どうか、そうしないでください」と、まるで悲恋ドラマのキャラクターのように返すソジン。「恋人」で共演したイ・ハンとは今でも交流があるか?という質問には、撮影中にケガをした彼にトレーナーを紹介したとのことで、今でも連絡を取り合っているとか。そして、「もしかして、この場に来たのはイ・ハンさんのことが知りたかったからでしょうか?(笑)」。さらに、同日イ・ハンが来日していることを話し、「もしかしたら、向こうに行くべきなのではないでしょうか」と少々拗ね気味(?)に話してファンを慌てさせて笑わせた。ドラマで初めて茶髪を披露していたが、勇気が要ったか? という質問では、撮影前から茶髪だったことを明かし、「茶髪好きですか?」と逆質問。とても好きで、より好きになったと返すファンに、「またスグに茶髪に変えます!」とナイスコメントで笑わせ、大爆笑に沸いたコーナーとなった。
2部の最後は、ラブコールゲームと題したコーナー。客席をセンターで2つのエリアに分けて「イ・ソジンし〜〜〜サランヘヨ〜〜〜」と叫び、声が大きかったエリアから抽選で1名にプレゼントをするというもの。愛情を込めて天井を突き破らんばかりに「サランヘヨ」と叫ぶファンに、どちらも選べなかったソジン。嬉しい悲鳴に頬を緩めながらも1名を選び、等身大パネル(!)にサインを入れてプレゼント。「顔の部分に落書きしないでください」「捨てないで持っていてください」と話しかけながら、パネルを自身がもって、当選者をエスコート。大きな大きな愛情がソジンに届いただけでなく、紳士的な優しい彼の行動にみんなウットリだった。
感想を訊かれると、「何度かファンミーティングをしていますが、きょう程面白かったことはありません」とイベントを振り返り、心から楽しんだことを笑顔で語った。
「皆さん、貴重なお時間を割いて来てくださり、心から感謝しています。久しぶりに日本に来ましたが、こんなに楽しいファンミーティングになるとは思いませんでした。なんだかファンミーティングというより、友達のように親しい方たちと一緒に時間を過ごしているようです。日本に来る度に感じることですが、一人ひとりが私のことを想ってくださり、そんな皆さんの姿が私の目に映って来るようです。私が日本で出来ることが、こんなことぐらいしかないというのがもどかしいです。今後はこういった場だけでなく、日本の皆様には日頃から何かをして差し上げなければいけないと思っています。韓国でファンミーティングをしても、こんなに多くの方はいらっしゃらないでしょう。そういった意味でも本当に感謝しています」
時折、言葉を詰まらせながら感謝の言葉を口にすると、大きな拍手と歓声を浴びながらソジンはステージを後にした。
3部では集まった1,800人以上のファン全員、一人ひとりとしっかり握手。長時間だったが、疲れた素振りも見せず、温かな笑顔でファンを送り出し、幸福に満ちたイベントは終了となった。ファンだけでなく、イ・ソジン自身もたっぷり楽しめた満足の1日だったのではないだろうか。両者の笑顔がそれを物語っているようで、とても印象的だった。
文:高橋 菜穂子
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