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アイコン sg WANNA BE+コンサート「New Year Concert 2008」 アイコン すごくオススメ
文書番号:5862 2008-01-29 19:41

sg WANNA BE+コンサート「New Year Concert 2008」


数々の賞を受賞し、2007年のCD売り上げNO.1も獲得した、名実ともに韓国のトップ実力派ヴォーカルグループのsg WANNA BE+が今月27日、東京・国際フォーラムで昼夜2回にわたり「New Year Concert 2008」を開催。3月19日には、アルバム「I ラブ sg WANNA BE+」(ポニーキャニオン)で日本デビューすることが決まっており、前日26日には東京・虎ノ門で記者会見が行われた。
会見で「脱退」という明言は避けたが、リーダーであるチェ・ドンハはグループを抜ける可能性を示唆している。それを考えると、今回の公演が持つ意味の大きさが見えてくるようだ。

「My Way」――。
スクリーンに映し出されたコンサートタイトルさえ、なにかを暗示しているかのようではないか。

アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」をモチーフにしたオープニングのナレーションと映像で、今は“白鳥となった”3人がこの広いステージに立てるまでの成長を振り返る。そして、ステージ上段に3人のシルエットが見え、情感たっぷりに「サランガ」を歌いコンサートがスタート。溢れる感情の全てを歌に込めるかのように、全身で歌い奏でるハーモニーは、聴いているだけで全身が震えるような感動を覚え、涙を誘った。そして、2曲目の「のろま」を歌い終えるとMCに。

「皆さん、こんばんは~!お元気ですか?お久しぶりですね。今日とっても楽しんでいってください」とキラキラした笑顔を見せながら、ヨンジュンが日本語であいさつ。続くジノのあいさつでは、客席から男性の声で「ジノー!」という声援が飛び、思わず「ぅえっ?」とジノも驚き顔。「こんばんは。sg WANNA BE+のキム・ジノです」とこちらもやはり日本語であいさつをすると大きな声援を浴びた。最後にドンハが韓国語であいさつをし、「1部も来て下さった方」と客席に問いかけると、ほぼ全員か?と思うくらいに挙がる手。これには、またまたジノが「えぇ?」と驚き顔。ヨンジュンも「全部ですか?」と笑い、ドンハは「同じステージなので止めましょうか」「さっきとは違う感じでやりたいと思います」とウィットに富んだジョークで沸かせた。

高音が冴える「狂」や、ジノが会見で一番好きだと語った「生きて」などの重厚でドラマチックな楽曲では、まさに感情そのままに歌い上げるメンバーの姿に、そして歌声に、涙を見せるファンの姿も見られた。
「2004年1月に僕たちはデビューしました。皆さん、覚えていますか?」。ドンハが懐かしそうに客席に問いかけ、デビュー後に初めてファンの前で歌った曲「Timeless」を披露。ジノが楽しそうにダンス(ステップ)をし、ヨンジュンは頭上で手拍子をして会場を煽ると、客席もそれにあわせて手をたたき、リズムを刻んでいた。ジノとヨンジュンがステージセンターのドンハの元に集まると、ジノが歌いながらドンハの肩に腕を回し、互いの目を見ながら歌声を合わせる姿は、まるで本当に仲の良い兄弟のよう。
明るくさわやかなメロディーラインの「stay」では、キラキラと輝くミラーボールの下、3人のハーモニーを会場いっぱいに響かせると、会場に揺らめくペンライトも力強く波打っていた。

「ここからは皆さんのために用意した時間です」と、各メンバーによる抽選で選ばれた3名がステージへ。
ですが、ここでハプニング発生。気づけば、ステージ上からドンハの姿が消えていて…。少々困り気味のヨンジュンとジノは、「ドンハ君…」。客席を促し、会場全体で「ドンハ~」と呼ぶも、出てくる気配ナシ。思いついたようにジノが「トイレ?」。ヨンジュンも「あ、そうか…」。そして、ジノが腰をかがめて「ドンハ君、『うん~』」と唸りながら、トイレのポーズをして笑いを誘うと客席は大爆笑。ヨンジュンが「冗談です」と訂正するも、ジノは「冗談じゃないです~」と、ハプニングながらも2人の楽しいやりとりに会場は沸きかえった。

選ばれたファンがステージに上がる際、ジノとヨンジュンがエスコート。ジノは彼女の手をとり、甲にキス!ヨンジュンはぎゅっとハグ!これには嫉妬の悲鳴があがり大興奮。そして、ドンハはというと…。なんと選ばれたのは韓国からの留学生の男性!これには会場も大爆笑。ジノが男性をエスコートしてドンハのもとへ導くと、ドンハの隣にいた女性を「彼女は僕のパートナーだよ」と言わんばかりに自分の方に引き寄せ、男性をドンハの隣へ。
“カップル”にわかれ、パートナーのために「愛して本当に良かった」を歌うが、ヨンジュンがドンハに「(パートナーに)チュウして」とジョークではやしたてると、苦笑いのドンハ。ヨンジュンはパートナーの瞳を見つめ、ジノは肩を抱きながら歌うも、ドンハと男性はほとんど棒立ちのまま…。ドンハも初めての経験だそうで…(そりゃそうだ)。
最後に、この様子を収めたムービーテープとサイン入りTシャツをプレゼント。Tシャツにサインを入れる際に、男性の背中を借りてサインを入れたが、ジノが自分の背中を貸した際、このポーズが先ほどのトイレのポーズと同じだったため、「うん~!」。大爆笑と羨望に満ちた時間となった。

全員へのプレゼントとして、この公演のために準備した新曲「あいたい」のミュージックビデオが公開された。これはドンハが主演しており、別れた恋人に再会するが、別の男性にプロポーズされてしまい、彼女の幸せのために諦めるといった切ない内容。演技者・ドンハの熱演に、客席は皆見入っているようだった。そして映像の後は、同曲をステージ上で、日本語で披露した(めずらしく映像と歌詞がマッチ!)。

メンバーの紹介で、後輩の女性デュオのダビチが登場。伸びやかで力強いヴォーカルで「憎くても愛してる」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」を歌い上げた。続いて、新人グループの超新星が登場すると、客席もスタンディングに!悲鳴を上げるファンの姿も見られた。「Hit」と「君はどこに」を歌い、パワフルかつダイナミックなダンスで熱いステージを繰り広げ、客席を虜にしていた。

ゲストステージのあとは、メンバーのソロステージへ。各メンバーごとに映像が用意されており、sg WANNA BE+として成功する前の境遇が語られていた。
トップはジノ。ソテジのテープをくれたことが音楽に接する機会になったというジノ。彼は中学生のときに父親を亡くしており、母親を守って行くと約束。「男物の靴があると安全だから」と、今でも家の玄関には形見の靴が置いてあるのだとか。かかとが磨り減った靴が愛おしくて、そして悲しくて、おもわず目頭が熱く…。“会いたい父を想いながら…”と、ジノが初めて作詞をした「お父さんの靴」を熱唱すると、込み上げる感情にたまらず涙するファンの姿が見られた。
ジノの歌声は、時に泣いているように感じることがある。それは、本当に悲しみがそこにあるからなのだと分かった気がした。
歌い終え、ジノ自身も「1部よりも感情が入っていた」と述べるほど、感情が伝わる歌声だった。「これからも、皆さんの前で正直に、全力で歌い、心に残る歌手になりたいです」と誓いもあらたにすると、安全地帯の「恋の予感」を熱唱した。

ヨンジュンのソロステージでは、やはり不遇の時代が紹介された。父親の夢が歌手だったというヨンジュン。温かい家庭で、当たり前の日常を過ごしていた彼に、突然ふりかかった悲劇。IMF通貨危機で父親が借金を作り出て行ってしまい、家は差し押さえられてしまった。父親と仲が良かった人も、掌をかえすような仕打ちに出たようで、「お金の前には誰もが容赦ない」と幼心に悟った記憶を振り返った。“失くしたときに気づく大切さ。いつも過ごしていた家族の小さな合唱のように…”というメセージの悲しい映像から一転!「ヨン様」と書かれたたすきをかけて、韓国の演歌であるトロットの「ムジョッコン(無条件)」「テンポル(スズメバチ)」で昭和風味のステージを披露。リズムの取り方もギラギラ光るミラーボールも、なんだかスナックで歌っているような錯覚さえ…。バックダンサーとともに歌い踊るどこまでも明るくて楽しいステージに、みな手拍子で応え大盛り上がりだった。

ソロステージのラストを飾るドンハは、音楽をやりたくてもできなかったという時代を振り返った。ラジオから流れてくる音に刺激を受けたというドンハ。2002年にアルバムを出したがヒットせず、その後人生最大のスランプに陥り、マイクを持つことさえ怖かったのだとか。そしてsg WANNA BE+に出会い、新聞配達をしながらsg WANNA BE+の活動をし、1stアルバムが大成功。そんなドンハには、音楽をやりながら重要なものが2つあるという。1つは、一番辛かった時期に音楽を教えてくれ、希望へと導いてくれたニルヴァーナ、ロック音楽。そしてもう1つは、失敗した後に、もう一度音楽の世界にひきもどしてくれたsg WANNA BE+というグループ。“大切な出会いを想いながら…”と一気に自由の空間へ!ロック小僧に変身したドンハは、ニルヴァーナの「Smell Like Teen Spirit」とエアロ・スミスの「Dude (looks like a lady)」を熱唱。「次にいつこんなカッコいいファンの皆さんと会えるでしょうか…」という曲間に述べたコメントは寂しさを覚えるが、破滅のカート・コバーンさながらに魂のシャウトを、そしてスティーブン・タイラーのようにステージを縦横無尽に駆け、客席を煽りながら歌い叫ぶ姿は、熱い意志をもったドンハのありのままなのかもしれないと感じさせるものがあった。

「アリラン」では、全身が総毛立つような至上のハーモニーと、天上にさえ届きそうな歌声を会場いっぱいに響き渡らせた。
「日本のファンは静かだと聞いていたけれど、僕が直接接したsg WANNA BE+ファンは熱かったです」とドンハが感想を述べると歓声が上がった。

最後のMCでは、ジノが「自信と歌う機会をくれた皆さんに感謝します。機会を手放さないよう、これからも歌って行きたいです」と述べ、ヨンジュンは3月19日の日本デビューについて日本語で話すと大きな声援を浴びた。ドンハは「一緒に過ごした時間を忘れないでください。皆さん、とても愛しています」と述べると大きな拍手が沸き起こった。

それぞれが歩んできた道が一つになり、3人が一緒に歩んでいくというクロージング映像の後、“心のままに”「My Way」を歌い上げた。すぐに沸き起こったアンコールの拍手に応えて、「僕の人Partner for Life」のイントロが聴こえてくると、誰もがキラキラした笑顔を見せ、力強くペンライトを振り、ヨンジュンが会見で言っていたようにステージと客席が一体となって迎えたエンディングとなった。金のテープが舞う中、最高潮のままコンサートは終了。
ステージに引かれる幕の間から、いつまでも客席にあいさつをしていたジノの笑顔がとても印象的で、幸せな余韻を感じた。

<sg WANNA BE+ New Year Concert 2008 夜の部>
1. サランガ
2. のろま
3. 狂
4. 生きて
5. Timeless
6. STAY
7. 愛して本当に良かった
8. あいたい
 <ゲスト>
 憎くても愛してる (ダビチ)
 あなたのキスを数えましょう (ダビチ)
 Hit (超新星)
 君はどこに (超新星)
9. お父さんの靴 (ソロ キム・ジノ)
10. 恋の予感 (ソロ キム・ジノ)
11. ムジョッコン(無条件) (ソロ キム・ヨンジュン)
12. テンポル(スズメバチ) (ソロ キム・ヨンジュン)
13. Smell Like Teen Spirit (ソロ チェ・ドンハ)
14. Dude (looks like a lady)  (ソロ チェ・ドンハ)
15. カシリ~去っていった君へ~ (ジノ&ヨンジュン)
16. アリラン
17. 初雪
18. 真夏の日の夢
19. My Way
<アンコール>
20. 僕の人Partner for Life



文:高橋(ブロコリ)



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