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神話ラストコンサート「SHINHWA JAPAN TOUR 2007‘SHINHWA FOREVER’」~WEB編~ あなたは私たちの過去、現在、そして未来—— |
超オススメ
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文書番号:5690 |
2007-12-19 16:16 |
来年3月にデビュー10周年目を迎える人気グループ神話(シンファ)が、今月6日の名古屋公演を皮切りに、日本、中国、そして韓国へと続く、アジアツアーをスタートさせました。名古屋に続き、8〜9日にはさいたまスーパーアリーナで公演を行い、2日間で3万2000人を動員!
来年、一部メンバーが入隊を控えていることもあり、グループとして海外公演を行うのはこれが最後。しばしの別れを前に、同公演はメンバーだけでなくファンにとっても特別な意味をもち、複雑な心境だったのではないでしょうか。
ブロコリは、日本公演最終日の9日さいたまスーパーアリーナの公演を取材してきました。
映像で幕をあけたステージは、「Throw My Fist」のイントロが聞こえてくると、オレンジに染まった会場が大きな歓声に包まれ、スタートからエンジン全開! ステージのせりから最初に登場したのはエリック。お得意のラップで盛り上げると、ミヌ、ドンワン、チョンジン、へソン、アンディも次々に登場。6人の姿を目の前にしたファンたちは熱狂と歓喜の声を上げていました。
コンサートの前半では、デビュー曲「解決師(해결사)」や「T.O.P」などの、懐かしのナンバーもアレンジバージョンで披露。白鳥さながらの白い衣装をまとって歌い踊る姿は、ミュージックビデオを連想させました。最新の「Winter Story 2007」からは、エリックが「クリスマスは恋人たちが過ごすだけではなく、シングルの人たちも友達と楽しく過ごすことを作詞した」という「The Snowy Night(눈 오는 밤)」を初披露。メンバーそれぞれが(スノー)スプレーを持ち、メンバー同士でかけあいながら、楽しそうにクリスマスらしいポップなメロディーを会場に響かせていました。
MCでは、メンバーそれぞれが日本語と韓国語を織り交ぜたトークや、コミック(?)ダンスをして会場を沸かせました。現在韓国で大人気のワンダー・ガールズの「tell me」を、メンバーそれぞれが真似てダンス。「テル ミー テル ミー」と、メンバーと会場中からはやしたてられ、踊りをふられたチョンジンはモジモジしながら「アイシテルヨ!」とごまかし…。また、へソンお得意のカニダンス、アンディのハートダンス、エリックのサンバなども飛び出し、大盛り上がりでした。
ゲストのLug(ルグ)の2曲を挟み、先ほどの楽しいステージから一転。スクリーンにメッセージが流れました。
長い時が過ぎても変わらない思い その瞬間を待っています
全てが変わってしまっても 忘れないで欲しい
あなたは私たちのことを
私たちはあなたのことを
あなたは私たちの過去であり、現在であり、また未来なのです
永遠にともにするその時
“ラスト”を予感させる切ないメッセージが終わり、「歳月の跡すべて捨てて(세월의 흔적 다 버리고)」が流れると、会場では泣き出すファンの姿もちらほら…。メンバーの表情も、いつもより神妙で、歌詞のフレーズ一つひとつにも力が入っているようでした。
「みなさん、ホントに愛してるよ…」——ミヌのそんなコメントで歌いだされたのは「I Pray 4 U」。誰もが待っていたかのように、ステージ上のメンバーとファンが一つになった瞬間でした。客席には細長くて巨大なバルーンも登場。気分も雰囲気もいっそうの盛り上がりを見せました。
「次の曲は神話らしい曲です!」と、やはりミヌのリードで「Hey, come on」。続いての「Perfect man」でも、実に神話らしい熱いステージを見せてくれました。前日にはなかったヘソンの回し蹴りも見事に飛び出し、ファンも大満足。
そして再びスクリーンに流れるメッセージ…
私たちを見守ってくれたあなた
ひとつの声で ひとつの動きで ひとつの心で あなたを見つめます
このまま時間が止まってくれたら…
誰も邪魔できないこの瞬間
変わらない信頼で 見つめ合ってきた私たち
全ての痛みを消してしまうほどの声
今 その喊声(※)が聞こえてきます
(※喚声)
メッセージの切なさを胸にしたまま、日本でのデビュー曲「僕らの心には太陽がある」、そして8集タイトル曲「Once in a life time」が歌われると、これにもやはり涙するファンの姿。しかし、どちらの曲も切ないメロディーではあるものの、とても前向きな歌詞。メンバーから「大丈夫だよ」と言われているようで、ファンは力強く感じたのではないでしょうか。
アンディ:今日は、僕たちのコンサート、どうでしたか?楽しかったですか?皆さんの大きな歓声、韓国に帰っても忘れません。
エリック:僕たち6人が一緒でも、別々の活動でも、いつも見守って応援してください。
チョンジン:今日は本当にありがとうございました。また会える日を待っています!アイシテルヨ!
へソン:今日は神話6人で、本当に久々に東京(さいたま)で公演をし、皆さんにお会いして、僕は本当に楽しかったです。これからしばらくの間、6人揃うことはできなくても、いつまでも僕らを忘れないでください。そして僕たちをいつも応援し、見守っていてくれれば嬉しいです。
ドンワン:神話のファンやめないで(笑)!
ミヌ:何と言っても今日は、神話と、ファンのみなさんと一緒にいられて本当に楽しかったです。一生の思い出になると思います。アリガトウゴザイマス!
最後はダンス・グループ神話の真骨頂を発揮するかのように「Your man」をパワフルに歌い踊り上げ、舞台を去った6人。会場からはすぐに「神話チャン(最高)!」のアンコールの声・声・声。鳴り止まないコールの嵐に、しばらくしてミヌが登場すると「Do you one more?アンコール?」。
アンコールは、「Brand New」と「Yo!」。「Brand New」では、“ダンスキング”チョンジンと“カリスマ”ミヌがステージ両サイドでダンスバトルさながらにダンスを披露!タンクトップを引き裂き、会場には悲鳴がこだましていました。 また、バンドやバックダンサー紹介の場面では、他のメンバーもソロでダンスを披露する場面も。頭から水をかけられ、それを払うように激しくダンス!水も滴る何とやら…。
過ぎるほどに盛り上がったステージとメンバーを呼ぶ客席の声に、名残惜しさを隠しきれないメンバー。ひたすら手を振り、何度も「ありがとう」「愛してるよ」と繰り返していました。「I’ll never let you go」をBGMに、スクリーンに映像が流れ、エンディングを迎えるも、誰一人として席を立つファンはいませんでした。「もっともっと神話と一緒にいたい!」「もっとこの時間を共有したい!」——そんな想いを込めて「神話チャン(最高)!」の大合唱。BGMをかき消すかのような大きな大きな声でした。全プログラムを終え、メンバーがステージを後にしてもなお、鳴り止まないコール…本当に、誰一人あきらめることなく叫んでいました。
「絶対に出てきてくれる」。そんな信念にも似たファンの気持ちが一体となったそのとき、想いは神話メンバーに届きました。アンコールのアンコール、ダブルアンコールの実現です。それはまるで、ファンには伝説とされている神話の日本ファーストコンサート——ダブルアンコールに応えて私服で登場した——を思い起こすような出来事に、かのステージと目の前の光景とが、だぶって見えたファンも多かったのではないでしょうか。
「可愛いじゃない(예쁘잖아)」のイントロと共に再びメンバー6人が舞台に戻ってくると、ステージと客席の大合唱が会場を包みました。歌い終え、名残惜しそうにしつつもメンバーが口々に何度も「バイバイ!」と言いながらステージを去ろうとする中、ひとりのメンバーはステージを離れようとはしませんでした。それは、カリスマ イ・ミヌ! このときの彼は、もう完全にステージ・マスターとなっていました。ファンと一緒に心からステージを楽しむ気持ちで「I pray 4 U」のサビをアカペラで口ずさみながらセンター花道を歩いていました。それにあわせるように、客席も一緒に歌います。バンドメンバーも去ったステージでしたが、歌声は次第に大きくなっていきました。ステージを、ファンの元を離れんとするミヌの熱い想いを汲み取った他のメンバーも一緒になり、最後の最後のアンコールに。途中、ミヌが客席に降りるハプニングもあり、本当にこの瞬間を楽しんでいるのがよく伝わるステージでした。
誰もが輝くような笑顔を見せながら、大・大・大合唱のうちにコンサートは終了。「ウリヌンシナイムニダ!」。最後に、いつもの挨拶をして6人がステージを去ると、熱いステージの余韻と爽やかな雰囲気とが会場を包んでいました。
「本当にバイバイ!(진짜 안녕!)」。メンバーが告げたサヨナラは、この先しばらく会えない寂しさを思い起こさせさせましたが、そのブランクの先に“神話”のまた新たな1ページが待っています。コンサート中にあったメッセージ「あなたは私たちの~」を引用するならば、神話というグループはファンにとってもまた、過去であり、現在であり、そして未来なのです。今よりもさらに成熟した6人が、もっともっとパワフルなステージを見せてくれる「その日」は必ず来るはずです。
「Tell me」を踊るエリック
SHINHWA FOREVER 2007セットリスト(2007.12.09)
1. Throw My Fist
2. Hero
3. Shooting Star
4. Angel
5. 천일유혼 (千日有魂/Sharing Forever)
6. Wild eyes
7. T.O.P
8. 해결사(解決師)
9. Midnight Girl
10. 눈 오는 밤 (The snowy night)
11. How do I day
12. 세월의 흔적 다 버리고(歳月の跡すべて捨てて)
13. I pray 4 u
14. Hey, come on
15. Perfect man
16. 僕らの心には太陽がある
17. Once in a lifetime
18. Your man(remix ver.)
★アンコール★
1. Brand new
2. Yo!
★ Wアンコール★(9日のみ)
1. 예쁘잖아(可愛いじゃない)
2. I pray 4 U
〜取材を終えて〜
「入隊しちゃうんだよな…(涙)」なんて、ちょっとセンチメンタルな心境にもなりましたが、パワフルな6人のステージを楽しみきりました☆今回は、メンバーのソロはなかったものの、6人でしか創ることのできないとっても貴重なステージだったと思います。<魅せる>ことをよく知っている6人だなあと、改めて神話のすごさ、カリスマ性を感じました。2〜3年経って、6人が再び集まったその時、今と変わらずファンの皆さんは待っていてくれるでしょうね^^私も待ってます!!ヲヲ(栃木)
ブロコリマガジンNo.15(1月25日発売)P137訂正 ドンワン
>> コンサート直前記者会見のレポートはこちら!
文:栃木(ブロコリ)、高橋(ブロコリ)/撮影:高橋(ブロコリ)
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