韓国のスーパーグループ 神話(SHINHWA)が、5月13、14日、ソウルでコンサートを行いました。「SHINHWA, 2006 Tour‘STATE OF THE ART」と題されたこのコンサートは、先日発売された彼らの8集アルバムタイトルであり、このアルバムを引っさげ、中国、香港、シンガポール、日本などを回ります。そのツアーの皮きりとなるコンサートに行ってきました。
オープニングは、彼らのカム・バックを告げる映像。それが終わると、ステージの上方に6人の姿が現れ、「Hey, come on」を歌って、コンサートがスタートです。待ちに待った彼らの登場に、会場から大歓声の嵐!続けて「Shooting Star」と「Perfect man」を歌うと、彼らの歌とダンスに大興奮。 そして、ファンにはお馴染みの「僕たちは神話です」という挨拶と楽しいMCをはさんだ後、8集から「機会」(原題)を披露しました。しっとりとしたバラードで、耳に心地よい曲です。そして「Angel」を会場と大合唱し、映像を楽しんだ後、ソロ・コーナーに移りました。
ソロ・コーナーのトップを飾るのはシン・ヘソン。8集から「Midnight Girl」というバラード曲で会場を魅了すると、「シン・ヘソン」コールがあがります。余韻に浸っている暇もなく、ラテンのリズムが流れ、「Livin’ La vida loca」を歌いました。黒のスパンコールのジャケットがキラキラとまぶしい!・・・ジャケットを脱いでも銀ラメシャツ!!T字型のセンター花道を、まばゆいばかりのシン・ヘソンが女性ダンサーを引き連れて踊り歩く姿は、とてもセクシーでした。
ダンス・タイムで踊りつかれたら、ここで一息。「SHINHWA PERSONAL HISTORIES」DVDにおさめられている「布団をたたんでご飯を食べようソング」を5人がアカペラで披露。その歌詞の可笑しさからは想像できない程に美しいハーモニーで、会場を酔わせました。
トークを楽しんだ後は、椅子にすわりながら、8集の「Youre my everything」を会場に語りかけるかのように歌いました。途中、イ・ミヌ、シン・ヘソン、チョンジンが仲良く絡む場面があると、会場からは「キャー!!」という悲鳴にも似た歓声があがり大興奮。 歌い終えると、イ・ミヌが「僕たちは、ファンのみんなに支えられてここまで来ました。これからも頑張りますので、応援してください」と述べました。
ソロ・コーナーの後しばしトークをはさむと、続いて、日本で6月14日に発売されるシングル「僕らの心には太陽がある」をプロモーションビデオとともに披露してくれました。学校の教室で楽しそうにふざけあう5人の姿が、ステージ後方のスクリーンに映し出される中、6人が日本語でしっとりと歌い聴かせます。日本の女性にとって神話が太陽のような存在になってくれれば、という願いが込められたこのバラード。日本から会場に駆けつけていたファンの目に、耳に、しっかり焼きついたことでしょう。 また8集のタイトル曲である「Once in a lifetime」では、彼らの澄んだ歌声が会場を包み、会場中が熱心に耳を傾けていました。この曲は、ワールドカップの応援ソングに指定されており、曲の後に会場とともに「大韓民国(テハミング)」コールをしていました。
SHINHWA, 2006 TourSTATE OF THE ART 曲目リスト 1. Opening 2. Hey, come on 3. Shooting star 4. Perfect man 5. 機会(原題) 6. Angel 7. Midnight Girl + Livin’ La vida loca(シン・ヘソン ソロ) 8. Bomb Track + 君に(原題)(キム・ドンワン ソロ) 9. Tonites tha night + Jump(エリック+アンディ) 10. Highway Star 11. 布団をたたんでご飯を食べようソング(原題) 12. Youre my everything 13. I pray 4 u 14. M.I + Overdoze + Battle(イ・ミヌ ソロ) 15. Dance + 花咲く春が来れば(チョンジン ソロ) 16. どうして私が(原題) 17. 僕らの心に太陽がある 18. 弱い男(原題) 19. Once in a lifetime 20. Only one 21. Brand New ~アンコール~ 22. Oh! + Yo!