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文書番号:4216 |
2007-05-11 19:01 |
ドラマ「雪の女王」のテレビ東京での放送スタートを目前に、主演のヒョンビン、イ・ヒョンミン監督、共同脚本のキム・ウニ、ユン・ウンギョンが来日し、「ドラマ『雪の女王』放送前夜祭!」が開かれた。
約5000人のファンが東京国際フォーラムを埋めつくす中、ステージが明るくなると、イ・ヒョンミン監督、そして共同脚本のキム・ウニ、ユン・ウンギョンが登場した。イ・ヒョンミン監督はドラマ「ごめん、愛してる」を、キム・ウニとユン・ウンギョンは「冬のソナタ」をそれぞれ手がけた、いわば韓流ブームの立役者たちだ。イ・ヒョンミン監督は「昨年の秋から冬にかけて一生懸命作った作品です。美しくも悲しい愛を描いた『雪の女王』に多くの関心を寄せていただければと思います」とあいさつをした。
続いて、スクリーンにはドラマ「アイルランド」や「私の名前はキム・サムスン」、映画「百万長者の初恋」など、ヒョンビンの代表作の数々が流れた。そして、ステージに白い雪が舞い始めると、会場はすっかり「雪の女王」の世界へ。ステージの中央から、ヒョンビンが登場すると、大きな拍手と歓声が送られた。ゆっくりと手を振りながら、会場を見渡したヒョンビン。
「こんなに多くの人たちが来てくれて感謝したい。空港にもたくさんの人が来てくれたのに、ゆっくりとごあいさつも出来ずに空港を後にしてしまい、申し訳ありませんでした。実は、両親がこの場に来ています。昨日韓国では両親の日だったのですが、何もできませんでした。この場に立っていることを見せるのが一番のプレゼントではないかと思います」
撮影後4ヶ月を経て再会したヒョンビンと監督は、ちょっぴり気恥ずかしそう。しかし、撮影時のエピソードを問われると、ヒョンビンの「ボクシングの選手だったので、好きなものを食べることができず、鶏肉ばかりを食べていました」というコメントに対し、監督が「ファンの皆さんが大好きなヒョンビンさんに辛い思いをさせてしまい、申し訳ありません」とジョーク交じりに答えるなど、息の合った様子を見せていた。
「雪の女王」でヒョンビンが演じるのは、ある辛い事件をきっかけに、数学の天才的頭脳を持ちながら自分の名前や過去を全て捨てて生きていく青年、ハン・テウン。ヒョンビンは、「人生を変える前と変えた後をどう演じるのかが難しかった。多くの人にお叱りを受けるのではと、とても心配していた」と胸のうちを語った。
アンデルセン童話の「雪の女王」をモチーフに、心を閉ざした男女が成長して心の傷を克服していくストーリー。脚本を担当したキム・ウニとユン・ウンギョンは、「心が澄んでいて繊細なテウンのキャラクターを演じられるのは誰かと考えたとき、浮かんだのがヒョンビンだった」というエピソードを披露。ヒョンビンは今回、演じる際に初めて脚本家に自ら電話し、役作りについて質問したことも明かした。
次に行われたのは、会場からの質問を受けるコーナー。オフのときはジーンズにTシャツで過ごすこと、新しいゲーム機でスポーツを楽しんでいることなど、プライベートのヒョンビンの姿を知ることも。「もし私が恋人で、韓国に行ったらどこに連れて行ってくれますか」というファンからの気になる質問には、「僕の家。ご飯は出前を取ればいいですし、面白いDVDを一緒に見たり、夜景もきれいなので、一緒に見たり。ワインを飲んだりして楽しく過ごすことができると思います」と笑顔で答えた。
チョ・ソンモのミュージックビデオとLOVEHOLICのライブで「雪の女王」の世界を堪能した後は、プレゼント抽選会。童話の本や「雪の女王」のサウンドトラック、サイン入り色紙のプレゼントの後、ヒョンビンから「3人とポラロイド写真を一緒に撮りたい」という提案が。選ばれたファンたちと、さりげなく肩を組む姿に、会場からは思わず「いいな~」とため息が漏れた。
その後は、スペシャルゲストとして、日本語の吹き替えでヒョンビンの声を担当する桐本琢也と、ソン・ユリの声を担当する弓場沙織がステージに登場した。桐本琢也は、「いつもヒョンビンさんの映像を見ていて、雰囲気を壊したくないと思いながらやっています。僕は年齢がちょっと上なので、こんな好青年の声を僕がやっていいのかと思っています」と、少し恥ずかしそう。ヒョンビンはそんな桐本琢也との出会いが「声もステキですが、ルックスもとてもステキですね。こんな方が僕の声をやってくださって、とても光栄です」と嬉しそうだった。
最後に、ヒョンビン、監督、脚本家の二人がステージに並んだ。
「このドラマの感動は、強要するものではありません。見てくれる人が耳をかたむけてくれたときに始めて伝わってくる感動です」と、監督。
脚本家のキム・ウニとユン・ウンギョンも、「『雪の女王』に出てくるゲルダがカイの心を溶かしたように、このドラマが皆さんの心を溶かすことができたらと思います」と抱負を語った。
「プレゼントコーナーでは、すべての方に差し上げることができずに残念でしたが、このドラマを皆さんに贈り物として差し上げたいと思います。今後も新しい姿をお届けしたい。『雪の女王』が成功すれば、またこのような場に立つことができると思うので、よろしくお願いいたします」
再びステージに降る雪の中、ヒョンビンは去って行った。会場を何度も何度も振り返り、ファンとの別れを惜しみながら。
「雪の女王」(全16話) テレビ東京にて 毎週木曜 お昼12時30分~ 放送中!
文/写真: (c)「雪の女王」製作委員会 提供
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