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<インタビュー>パク・ハンビョル「ぴったりの役に出会えた」 |
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文書番号:8733 |
2009-09-18 13:38 |
【ソウル17日聯合ニュース】俳優は自身と異なる性格の役を演じることがあるが、演じるキャラクターと実際のイメージの差が小さいほど、俳優も視聴者も気が楽なのは事実だ。
しかし、2003年に映画『狐怪談』でデビューして以来、実年齢より大人びた、清純で女性らしい役を演じてきたパク・ハンビョルは、実際との開きが大きかったケースに当てはまる。
パク・ハンビョル=17日、ソウル(聯合ニュース)
そんな彼女が、出演中のKBSドラマ「みんなでチャチャチャ」では、これまでと全く異なる姿を見せている。演じるジンギョンは結婚して間もない新妻。20代前半の活発な女性役が初めてな上、猫をかぶったりせずに言いたいことは言う性格のジンギョンは演じていて楽しく、お気に入りのキャラクターだという。
ジンギョンについては話したいことが尽きない様子だったが、以前の出演作の話になると気後れした表情を見せた。ドラマ「窈窕淑女」「青い魚」「漢江ブルース」「ファンタスティックカップル」での演技を思い出すと恥ずかしく、当時は本当に息が詰まる思いだったと振り返る。「6年間、落ち着きのある、かわいくて成熟した人物ばかりを演じてきましたが、常にぎこちなくつらかったです。実際の自分の姿とあまりにもかけ離れていたため違和感を感じたり、いくら演技とはいえ理解し難い状況も多々ありました」。
もちろん役者が自身と似ている役ばかりを演じることはできないが、経験やキャリアが浅い状態で全く異なるキャラクターを演じるのは非常に難しく苦しいことだった。演技が下手だと言われることも多かったが、自身に近い役なら厳しい批判を受けることも少なかったかもしれない、と残念がった。
実際、制作陣も俳優のイメージを破ることには消極的な方だ。俳優に新たなチャンスを与えながら冒険を試みる演出家や作家はあまりいない。パク・ハンビョルは、これまでも打ち合わせのたびに「この役は自分に合わない」と話したが、受け入れられなかった。そのうち同じような役のオファーばかりが来るようになり、結局2年間休業した。休業中は「演技に対する熱意がない」と指摘されたこともあったが、彼女はむしろ納得のいく演技をしたいために休んだのだと説明する。
不十分な点も多いため、最大限気楽に、共感しながら演技できる役に巡り会いたいというパク・ハンビョル。「キャラクターを完全に自分のものにし、飾らない姿を見せたい」と意欲を示した。
< Copyright 2009 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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