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 純白スーツで登場！カン・ジファン『映画は映画だ』舞台挨拶 |
 超オススメ
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| 文書番号：7934 |
2009-03-09 19:42 |
人気俳優ソ・ジソブ、カン・ジファンのＷ主演で話題の『映画は映画だ』プレミア上映が7日、東京・新宿ミラノ1で開催され、上映後に主演の一人、カン・ジファンが舞台挨拶を行った。
先月、韓国で行われた第45回百想芸術大賞の映画部門でソ・ジソブとともに新人演技賞を獲得し、韓国の主要映画賞で新人賞の4冠を達成したカン・ジファンは、純白スーツにサングラス姿でさっそうと登場。茶目っ気あふれる受け答えで終始場内を沸かせ、気さくなスターの魅力をたっぷりと見せてくれた。
 自ら映画のポスターパネルを抱えて登場したカン・ジファンは、大歓声を送るファンに日本語で「初めまして。私はカン・ジファンです」と笑顔で応えた。映画の舞台挨拶で日本のファンの前に立った気持ちを聞かれると、「ハ～（ため息）、スゴイデスネ～」と日本語で笑わせ、「こんなに大きな映画館は韓国にもないので、この場にいるのが不思議な気持ちです」と胸がいっぱいの様子だった。
と、おもむろに「日本の皆さんに挨拶に来たので、どうぞ大歓声で迎えてください！」と会場に呼びかけたカン・ジファンは、声援が小さいと帰ろうとするしぐさを見せ、爆笑を誘った。さらに会場からの「サングラス取って！」の声に応えるなどファン・サービス満点で、会場はさらなる大歓声に包まれた。
「今日は映画俳優として挨拶に来たので、皆さんがこの作品をどのようにご覧になったのか気になり、緊張のあまりちょっとオーバーに振舞ってしまいました」というカン・ジファン。会場からの「面白かった！」の声に「ホントに？」とうれしそうだった。
『映画は映画だ』で、ヤクザより暴力的でプライドが高い映画スター、「スタ」を演じたカン・ジファンだが、「ドラマではソフトな役が多かったので、もっと男臭い役をやってみたいと思っていました。映画は初挑戦なので出演を決めるまでには悩みましたが、ぜひ演じてみたいキャラクターでした」と出演の経緯を語った。
出来上がった作品を見たときは、「客席に座り、大型スクリーンに映る自分の姿を見たときは、テレビとは違う感動がありました。そのときの気持ちは今でも忘れられません」と感慨深げだった。その一方で、「低予算映画だったため撮影時間に制約があり、思うように演技ができませんでした。また、映画の撮影にも慣れていなかったため、、未熟な部分も目につきました」と悔いも残ったという。
 自身が演じたスタとの相違点を聞かれると、「僕はいい人ですし、汚い言葉も使いません（笑）」ときっぱり。しかし、同じ芸能人、俳優として、大勢の人間に囲まれながらも心を通わせられず、ストレスや孤独を感じるスタの気持ちに共感できたといい、スタがバーで酒を飲むシーンでは「僕も撮影が終わって家に帰ると、一人でワインやウイスキーを飲んだりするのですが、そのときの気持ちに似ていると思いましたね」と語った。
しかしすかさず、「でも僕はそんなとき、ファンのサイトを見て元気をもらっています。だから皆さん、他の俳優を好きにならないで…僕は嫉妬深いですからね（笑）」とアピール。さらに、今韓国で大人気のドラマ「花より男子」のイケメン4人組「F4」の名前を挙げて、「若手に負けないように、僕も肌を整えたり体を鍛えたり大変なんです（笑）。その上、皆さんまで他に行ってしまったら…（日本語で）僕だけを見て！」と訴え、再び会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
最後に「映画俳優としては新人なので、皆さんの反応がとても気になりますが、初めての映画なので、未熟な演技も理解してください。近いうちにドラマや映画を通じて、皆さんにさらに成長した姿をお見せしたいと思います」と抱負を語り、「Ｆ４にも負けないカン・ジファンになります！」と続けて笑わせた。さらに「（14日から）公開される『映画は映画だ』をぜひ愛してください。そして、一緒に熱演したソ・ジソブさんにも、たくさんの拍手を送ってください」とさりげない気配りも見せた。最後はステージの端から端へ移動して深々と挨拶し、短い時間ながらファンをすっかり魅了するパフォーマンスで楽しませてくれた。
カン・ジファンとソ・ジソブのガチンコ勝負の熱演が光る『映画は映画だ』は3月14日（土）よりシネマスクエアとうきゅうほか全国で順次公開される。
『映画は映画だ』公式サイト：http://www.eiga-eiga.jp
配給：ブロードメディア・スタジオ
～取材裏話～
舞台挨拶を終え、マスコミによるフォトセッションに移ろうとしたそのとき、日本語で「ちょっと待ってください！」と突然言葉を挟んだカン・ジファン。「韓国でもそうですが、日本でも映画の宣伝を効果的にするためには、記者の人たちに気に入られないと…」とポケットからごそごそとチョコレートを取り出し、ステージ下でカメラを構える取材陣に「よろしくお願いしま～す！」と配り始めたカン・ジファン。その細やかな気配りに、チャン・フン監督が「カン・ジファンは愛らしく魅力的な恋人のようだ」と評していた言葉を思い出した。
文／撮影：関島(ブロコリ)
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