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クォン・サンウ「SANG WOO MY STORY Premium Event in Japan」 |
すごくオススメ
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文書番号:7189 |
2008-10-31 17:24 |
ドラマ「天国の階段」などで知られる人気俳優クォン・サンウが10月25日、さいたまスーパーアリーナで「SANG WOO MY STORY Premium Event in Japan 2008.10.25」と題したファンミーティングを行った。
公式来日は2年ぶりとあって、待ちわびたファンの気持ちを物語るかのように、1万5000席のチケットは瞬く間に完売。これまでにさいたまスーパーアリーナで開かれた数々のファンミーティングの中でも最大級の規模となった。
前日の24日に行った記者会見では、これまでのファンミーティングとは一味違った演出にすると語っていたクォン・サンウ。「My Story」と銘打ち、さまざまな趣向を凝らした演出で、会場を埋めた1万5000人のファンの期待に応えた。
予定より10分遅れて始まったファンミーティングは、意表をつく演出で幕を開けた。
スクリーンに青空が映し出され、鳥の目線で山や湖を越えていくと、あるウッドハウスにたどり着く。そこには、さわやかな朝を告げる鳥の声で目を覚ました、ジャージ姿のクォン・サンウの姿が。
今回のファンミーティングは「クォン・サンウの日常生活」がコンセプト。舞台も「サンウの家」という設定で作られ、彼の日常生活を見せるというパフォーマンスだ。通常のファンミーティングとは一味違う新鮮な映像に、ファンも大歓声を上げていた。
音楽を聞きながら服を着替え、パソコンの前に座ったクォン・サンウは「2年間待っていてくれて、ありがとうございます。愛してます」というメールをファンに送り、いったんステージを後に。
再び登場したクォン・サンウは「2年ぶりに皆さんに会えてうれしい。本当に幸せだし、本当に会いたかった。きのう飛行機に乗っているときから、ずっとどきどきしていました」と、1万5000人のファンを前に感激の面持ちであいさつした。
続いて、デビュー作「おいしいプロポーズ」をはじめ、「天国の階段」など出演作品のスチール写真とともにトークを展開。日本でも大ヒットした「天国の階段」の思い出を聞かれると、「寒かった」と冗談っぽく語り、好きなシーンはチェ・ジウと毛布にくるまっているシーンだとした。「二人の愛情がとても伝わってくるシーン」と真面目に語りながらも、「無衣島のセットが本当に寒くて」と笑わせた。
また、最新映画『宿命』については「自分も悪役ができるんだという楽しさを感じた」とし、共演のソン・スンホンについては「いたずら好きで、毎日けんかしていた。本当に親しい友人。いつもお互いに応援しながら、いろいろな話をしている」と、二人の親密ぶりをうかがわせた。
待望の新作については「ドラマに決まり、間もなく撮影が始まる。放送は来年2月の予定で、一人二役を演じる」と明かし、場内からは大きなどよめきと喝さいが起こった。
トークに続いては「BAD LOVE」の歌をプレゼントし、ファンの心をとらえたクォン・サンウ。
続いて、抽選で選ばれた5人のファンを「家(ステージ)」に招き、さまざまな思いの詰まったファンからのケーキにろうそくを立て、5人のファンとともに吹き消した。また、ワインで「乾杯」の代わりに「ルネッサ~ンス!」と日本で大ブレイクしているお笑いコンビのマネをするなど、茶目っ気たっぷりに会場を沸かせた。
さらに、自らケーキを切り分けてファンに手渡したが、胸がいっぱいの様子のファンは、ただクォン・サンウの顔を眺めるばかりだった。5人は用意してきた手紙をそれぞれ読み上げ、中にはクォン・サンウのおかげで生きる意味に気付いたと語ったファンもいた。クォン・サンウはその一人一人を抱き締め、会場からは悲鳴にも似た声が上がった。
続いてマジックや軍隊時代に覚えたという運動が披露され、約2時間があっという間に過ぎていった。
最後に、ファンへの感謝と愛をつづったメッセージを映像とともに朗読したクォン・サンウ。その目は赤く潤んでいた。
そして、会場中央に作られたステージの数十メートル上空で、最後の歌「あなたなら」を歌い上げ、会場を埋め尽くしたファンに別れを告げる中、ついに感極まってその目からは大粒の涙がこぼれ落ちた。
目頭を押さえてもその涙が止まることはなく、それを見守るファンも一緒に涙を流したが、最後にはクォン・サンウらしく精一杯の笑顔を見せ、ステージを後にした。その姿は、彼を待ちわびたファンの心にしっかりと刻まれたに違いない。
日本のファンのために1カ月間、歌をはじめさまざまな演出を準備したクォン・サンウ。その熱意が伝わる感動的なステージだった。
文:朴宣怜(ブロコリ)/写真提供:KJ-net
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