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北方謙三「痕跡」を映画化 イワン主演『少年は泣かない』 |
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文書番号:7187 |
2008-10-31 14:58 |
【ソウル31日聯合】新作映画『少年は泣かない』は、1953年の朝鮮戦争直後に道に放り出されたジョンドゥとテホが、生き残るため米軍の配給品を裏で売り、コメの商売を始めるが、やくざらと衝突するというストーリーだ。
18歳のジョンドゥとテホを演じるイワンとソン・チャンウィは、24歳と29歳。27日に行われた記者会見で、2人は「幼く見せるために努力したというより、偽りのない姿を表現するために努力した」と口をそろえた。
ソン・チャンウィは「初めは少年らしい言葉遣いをいくつか試してみたが、監督から偽りのなさが最も重要だと言われ、目的意識をもって演技した」と語った。冷徹で内にたくさんの何かを秘めているキャラクターに見せることに努力したという。
これまでドラマで活躍してきたイワンは、今回が映画初挑戦。「最初から最後まで台本を読んで、キャラクターにカラーを与えることのできる作業なので魅力を感じた」と語った。自分なりにトーンを調節しディテールをもって演技しようとしたが、うまく表現できたと思うと、満足感を示した。
ペ・ヒョンジュン監督は、2人の俳優を起用した背景について「18歳の俳優が最もうまく18歳の演技ができるわけではない。18歳を過ごしてきた俳優のほうがずっとうまく演じることができると考えた。2人とも大人ながら少年の雰囲気が感じられる」と説明した。
この作品は、第2次世界大戦後の日本を描いた北方謙三の小説「傷痕」が原作。ペ監督は「戦争を背景に、人間がどう変質していくのか、どんな状況に追い込まれていくのかをさらけ出してみたかった。戦争は人間が作りだした最極限の状況だが、2008年の今も人はあまり変わらない状況に追い込まれているようだ」と、演出意図を明かした。
劇中、鞭を使ってのアクションや激しいけんかのシーンもある。ペ監督は「汚いけんかを撮りたかった」と語るが、汗のにおいの深いアクションシーンだ。
ソン・チャンウィは「ぱっと見、何も合わせずに撮ったようだが、実はすべて事前に段取りをしてある」と明かした。イワンも「2~3カ月ほどアクションの練習をしたが、鞭を使うのはアクション指導の人も馴染みがなく、『好きなように練習して』と言われたほど。大きなけがもなく、一生懸命撮りました」と説明した。
『少年は泣かない』は来月6日、全国封切り予定。
イワン=27日、ソウル(聯合)
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