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キム・ボム Japan 1st Fan Meeting「ボム・ボム・ボム!3つのプロローグ」 |
すごくオススメ
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文書番号:7123 |
2008-10-21 12:26 |
10月18日土曜日、秋晴れの原宿クエストホールにて、若手実力派俳優キム・ボムのファンミーティング「ボム・ボム・ボム!3つのプロローグ」が行なわれた。
ソン・スンホン主演ドラマ「エデンの東」においてソン・スンホンの少年時代を演じ、高い評価を得た彼のファンミーティングは、日本はもちろん韓国でも行われたことがなく、今回が正真正銘の記念すべき初ファンミーティングとなった。
「エデンの東」の映像がスクリーンに映し出されるという演出によりオープニングを迎え、その後なんとマイクを持って登場したキム・ボム。
会場に詰め掛けた600人のファンから割れんばかりの声援と拍手を浴びた彼が歌い始めたのは、平井堅の「瞳を閉じて」。伸びやかな声で歌い上げるキム・ボムに、ファンたちは温かな視線を投げかけていた。
この日の彼は黒いジャケットにマフラー、インナーには白いシャツを合わせ、スキニーパンツをブーツインさせるというカジュアル目なスタイル。
歌を歌い終えると、はにかみながらも日本語で挨拶をするキム・ボム。
「始めまして。私はキム・ボムと申します。よろしくお願いします」
この一言で、会場はまたも大きな拍手に包まれる。
司会の古家正亨も登場し、まずはトークを開始。
古家:気分はどうですか?
キム・ボム:すごく緊張しています。でも皆さんが期待されていたのと同じように、1カ月間首を長くして待っていました。準備もたくさんしましたしね。きっと良い時間になると思います。
古家:日本にはこれまで何度も?
キム・ボム:はい。仕事で来るのは初めてですが、日本がとても好きなので、個人的には5、6回ほど。
古家:しかし…笑顔が最高でしょう?最高ですよね!
キム・ボム:ありがとうございます(笑)。
古家:お肌がとてもきれいです。
キム・ボム:ははは。
古家:最初にまず歌のプレゼントを届けてくれましたけど、平井堅さんの歌はもともと好きだったんですか?
キム・ボム:はい、平井堅も好きですし日本の歌は好きですね。
古家:平井堅さん以外に聴いたことがある歌とか、よく歌う歌とかあるんですか?
キム・ボム:う~ん―X JAPAN、後は安全地帯。
古家:安全地帯!?シブいですねー!今の日本の19歳でもあまり安全地帯歌いませんよね(笑)
キム・ボム:はい(笑)。
古家:でも韓国の皆さんはけっこう安全地帯好きですよね。
キム・ボム:はい。とても人気があって、今でもよく聴かれますよ。
古家:確かに良い歌が多いですからね。で、きょうのためにあの歌(『瞳を閉じて』)は練習してきたのですか?
キム・ボム:はい!ファンミーティングの日程が決まってからの1カ月間、本当に頑張って練習しました。4キロも痩せましたよ。
古家:本当に!?
これにはファンから「え~!」という心配そうな声が。
それに対し、「ダイジョウブデス!」と日本語で話すキム・ボム。
古家:日本に5、6回来ているということは、来る度にいく場所とか好きな場所が?
キム・ボム:よく行くのは原宿です。
古家:おー!じゃあ、きょうは良かったですね。原宿ということは、やっぱりショッピング?服ですか?
キム・ボム:一人で歩き回るのが好きなので、一人で来たこともありますよ。
古家:そうですか。では、日本の食べ物は舌に合いますか?
キム・ボム:はい。全般的にどれもおいしいですよね。ウマイデス!
古家:一番好きなのは?
キム・ボム:う~ん―寿司とラーメン。
古家:ラーメン?では今回もラーメンを食べに?
キム・ボム:日本に来た日に食べました。
古家:原宿で?
キム・ボム:いいえ、赤坂です。
古家:そろそろ出演作について伺いたいのですが、シットコム「思いっきりハイキック!」の後、映画『コサ 血の中間考査』に主演されました。
キム・ボム:どちらも非常に良い先輩方に恵まれ、楽しい現場となりました。『コサ』では大学の先輩であるイ・ボムスさんとの共演だったので、少し安心したのと共にとても多くのことを学びました。
古家:劇中でクラブDJをするシーンがありますが、とても上手でした。元々興味があったんですか?経験があるとか。
キム・ボム:いいえ、映画のために初めて習ったんです。あのときは2日間習ってすぐ撮影をしたのですが、幸いすんなりとなじめたので、教えてくださったDJの方も「演技はやめてうちのクラブに来い」って言ってくださいました(笑)。
古家:「思いっきりハイキック!」では役柄と芸名が同じでしたが、怒られるシーンなどは本当に怒られたような気になりませんでしたか?
キム・ボム:う~ん…でも演技を教えてくださる先生方は、見た目は少し怖いんですけど、普段は一緒にふざけたり、指導のときはしっかりと教えてくださいました。
古家:続いて『コサ』ですが、この作品ではSee Yaのナム・ギュリさんと共演されていますね。ドラマと映画とで、何か違いはありましたか?
キム・ボム:そうですね、映画とドラマの一番大きな違いといえば、ドラマの場合は(オンエアーまでの)時間が決まっていて、放送に合わせなければならないので時間的な余裕がそんなにありません。だから最善の方法でなかったら次善の方法をとって撮影をします。映画の場合はドラマよりは時間の余裕があるので、いつも最善の方法で撮影をします。うーん…時間に追われるのはどちらも同じなのですが、どちらも楽しいです。
古家:さてそんな中で、いま映画的なスケールのドラマが注目を集めています。「エデンの東」。この第2話から第5話まで出演されたということですが、あの演技には非常に心を打たれました。これまでの役柄とはまったく違うので、すごく難しかったのでは?
キム・ボム:「思いっきりハイキック!」が終わって、6カ月間テレビに出ていなかったのですが、その間色々と悩みました。「ハイキック」のイメージが強くて、別の姿をお見せすると「キム・ボムはこういうところもあるんだな」と思われるんじゃないかって…良いイメージというより、違和感を与えてしまうのではないかとすごく心配していたんですが、幸いにも「エデンの東」での演技が評価されたので良かったです。
古家:「エデンの東」のドンチョルは我慢の男という感じですが、ご本人と役柄の共通点―共感できるところは?
キム・ボム:僕は劇中で長男として出てきますが、実際にも長男なので、家族に対する責任感や義務感のようなものに関しては共感できたと思います。
古家:では、どちらかというと我慢するタイプ?
キム・ボム:そうですね。一度引いて、もう一度よく考えてみるタイプだと思います。
古家:ソン・スンホンさんの子役を演じるというプレッシャーもありましたか?
キム・ボム:最初はとても緊張して、プレッシャーも大きかったですね。ソン・スンホンさんはとても人気があって演技も上手な人ですから、その子役を演じるというのはプレッシャーになりました。また「エデンの東」は50話もあるすごく長い話で、その最初の部分を任されて演技をするというのも重圧を感じたんですが、監督や先輩の俳優さんたちが―ソン・スンホンさんを始めとして、とても応援してくれて、いろいろ教えてくださって、アドバイスもたくさんいただけたので、よく学びながら撮影ができたと思います。
ここでトークは一旦終わり、キム・ボムが1カ月かけて準備をしてきたマジックを披露。マジックは決して得意ではないと語ったキム・ボムだが、見事なマジックで会場を騙して見せた。
さらにこの後のトークでは幼少時代から少年時代、そしてつい最近の写真を見ながらキム・ボムの人となりに迫った。盛り上がりを増していくトークでは、彼の意外な面が明らかに。
古家:忘れ物が多いというウワサを聞きました。最近も、警察からサイフの忘れ物があるという電話を受け、なんと電話があるまで財布がなかったことを忘れていたのだとか。
キム・ボム:はい。サイフをなくして、そのことを忘れていたんです。いつまでも覚えていたら気分も良くないので忘れてたら、1カ月後に連絡があって「あなた、サイフをなくされたようですが、警察署に保管してありますので」と言われて、「…あ!ああ!それ僕のサイフだと思います!取りに行きますね」って(笑)。
古家:1カ月!?カードやなんかはどうしたのですか?
キム・ボム:カードは停止して住民登録カードは再発行しました。
古家:おおらかですね~。こんなキム・ボムさんですが、どんなタイプの女性が好きですか?この会場にはキム・ボムさんより年上の方ばかりだと思いますが―。
これには会場の一部から「アニエヨ~!(違います!)」と反論が。
古家:あ、違いますか(苦笑)。年上の女性はどうですか?
キム・ボム:僕は幼いときから仕事をしてきて、周りも大人ばっかりだったし、そういう人たちと一緒にいたせいか、同年代の友人よりも年上の人たちと話が合いますね。でも年齢が問題なのではなくて、話が合って共感できれば良いのだと思います。
古家:ではデートするなら、どういったシチュエーションを描いていますか?
キム・ボム:仕事を始めてからは彼女がいたことがなくて、そういう感覚は忘れていたんですが…今は仕事をするのがとても楽しくて、彼女を作らないんです。だからそういうことを具体的に考えたりはしないですね。
古家:男は仕事をしているときが一番輝いていますからね!ちなみに韓国ではどこによく行きますか?
キム・ボム:そうですね…放送局?(笑)
古家:ははは。家と放送局の往復ですか?
キム・ボム:いえいえ。大学に通っているので、大学にも行きますよ。仕事のときは行けないですけど。大学の友人たちに会うことが多いと思います。
古家:そろそろ時間がなくなってきましたが、すごいニュースがあるじゃないですか!「花より男子」!F4の西門総二郎役を演じるそうですが?
キム・ボム:F4に選ばれた他のメンバーもとても人気がある人たちなので、緊張していますが、準備もしっかりとしています。原作からかけ離れないでいながら、韓国的な雰囲気も出せるようにと努力しています。期待してください。
古家:撮影はいつから?
キム・ボム:僕が韓国に帰る翌日から準備に入って、11月に海外ロケから始まります。
古家:海外にも?
キム・ボム:マカオとニューカレドニアに行きます。
古家:韓国での放送はいつから?
キム・ボム:12月末か1月からだと思います。
この後、ファンミーティングの定番イベントともいうべき、ファンへのプレゼントの抽選会が行なわれ、ファンの女性3人に、キム・ボムがその場でサインを入れた帽子とTシャツ、フードつきパーカーが手渡された。
さらに会場のスクリーンには「エデンの東」で共に演じたソン・スンホンからのメッセージが上映され、ファンは新旧ドンチョルの姿に笑顔を浮かべていた。
そしてキム・ボムはグランドピアノで中島美嘉の「雪の華」を演奏、この日最も大きく長い拍手を一身に浴びた。
一方、ファンからは彼への応援メッセージが書き込まれた大きな布が渡され、そのほとんどが韓国語で書かれていることを知ったキム・ボムが、感動に胸をつまらせる一幕も。
そんな心優しいファンへ、キム・ボムから最後のプレゼントとして届けられたのは、日本語での手紙の朗読と安全地帯の「FRIEND」。
手紙では「きょうは来てくださって、誠にありがとうございます。遠い日本の皆さんからこれだけ愛されて、私は幸せですし、大きな力になっています。これからもたくさん皆さんにお会いできたら嬉しいです。ありがとうございました」と述べ、最初と同じように、日本の名曲を張りのある声で歌い上げたキム・ボム。
世界のどこでもなく、この日本で初めて実現した、キム・ボムとファンとの邂逅。
まさしくこの日こそが俳優キム・ボムのプロローグとなったはずで、キム・ボムはもちろん、その瞬間を共有したファンにとって忘れられない一日となったに違いない。
文/撮影:苔口(ブロコリ)
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