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<インタビュー>香川照之「ポン監督の才能生んだ韓国に感謝」 |
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文書番号:7105 |
2008-10-16 19:47 |
【ソウル16日聯合】「ポン・ジュノ監督は50メートルの大きなクレーンの運転手。クレーンの先には顕微鏡が付いている。マクロ的なものとミクロ的なものを同時に見ることができる監督なんです」――。
韓国封切を23日に控えるオムニバス映画『TOKYO!』で、ポン・ジュノ監督が手がけた『シェイキング東京』に主演した香川照之が、15日にポン監督とともに記者懇談会に出席した。奇抜な比喩(ひゆ)を交え、ポン監督との作業について語った。
ポン・ジュノ監督のファンだという香川。ソン・ガンホの飛び蹴りシーンでは「そのけりを受けてみたかった」ほど、ポン監督作品『殺人の追憶』が好きだと語り、場を沸かせた。そのシーンを見て、細かい撮り方をする監督だろうと想像していたところ、実際もその通りで「自分は間違っていなかったな」と思って笑ったという。
言葉が通じない監督とうまくコミュニケーションできたかと質問すると、「一緒に仕事しているうちに、自分たちは同じ種子を持つ人間じゃないかという気がしてきた。それがうまく共鳴してコミュニケーションできたのでは」と答えた。国際結婚はまさにそこを分かってするのではないかと考えたりしたと振り返った。
韓国映画の特徴について、「最大の特徴はパワフルさ。真摯(しんし)な中にコミカルがにじみ出るという点もある」と挙げた。ポン監督については、『殺人の追憶』の後に『グエムル~漢江の怪物』のような作品を作るという大きさに、日本の映画監督たちは驚いただろうと語る。「ポン監督のような才能を生んでくれた韓国に感謝します」と絶賛した。
ポン監督は『シェイキング東京』の脚本を、最初から香川を念頭に置いて書いたという。出演作『ゆれる』を見て、体を使って繊細に表現する香川にほれ込んだという。今回は引きこもりの役で、小さな動きで表現する部分がおのずと多かったが、香川の演技に満足し、ありがたく思っていると話した。
環境が許せばポン監督とずっと作業をしたいという香川。そのためには韓国の映画ファンの応援が必要ですとアピールした。
香川照之とポン・ジュノ監督=15日、ソウル(聯合)
< Copyright 2008 (c) YONHAPNEWS. All rights reserved. >
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