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ヘソンの部屋へようこそ! 単独ファンミーティング「Always HYESUNG Le Petit Chambre」 |
すごくオススメ
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文書番号:7063 |
2008-10-09 14:15 |
今年3月にデビュー10周年を迎えた神話メンバー、シン・ヘソンが9月28日、お台場・ZEPP東京で単独ファンミーティング(昼・夜2回公演)を開催、日本公式ファンクラブ「Always HYESUNG」から抽選で選ばれた5.200人が“招待”された。
神話の活動で経験はあるものの、単独でのファンミーティングはヘソンにとってはこれが初めて。しかも、その初めてが日本とあって、ファンにとってはたまらないプレゼントとなったのではないだろうか。
同イベントは、ヘソンをホスト役に、彼の部屋にファンクラブ会員を招くというコンセプトのもと進行。幼い頃のアルバム写真を鑑賞したり、ファンと一緒にゲームを楽しんだり、ヘソンの手作り料理を試食したり、と「Le Petit Chambre」(小さな部屋)というタイトルにピッタリの内容で、ヘソンもファンも、和やかで笑顔に溢れた幸せな時間を過ごした。
ブロコリでは、昼公演の模様をレポートでお届けする。
ステージ中央には、ソファとテーブルが置かれ、側にあるラックには、ヘソンの最新アルバム(3集)やクレヨンしんちゃんのぬいぐるみなどがある。ステージ左に目をやると、コートハンガーに掛けられたハンチング帽と服、そして右にはキッチンカウンターも…まさに部屋の雰囲気もバッチリ。
3集の「Waltz」をBGMにオープニング映像が流れ、いよいよ至福の時間がスタートすると、高鳴る胸の鼓動に合わせるように「Love Actually」のイントロが聴こえてきた。歌いながらヘソンが登場すると、悲鳴のような歓声があがり、熱気ムンムンの会場はさらにヒートアップ! ステージを左右に歩き、キッチンカウンターの椅子やソファに掛け、客席に笑顔を向けると、当然のごとく沸き上がる歓喜の声。ヘソンは気持ちよさそうに、その美声を会場いっぱいに響かせていた。
「僕の部屋に来てくれてありがとうございます。こういう時間を皆さんと一緒に過ごしたいと思っていたんですけど、きょう、こうして皆さんに会えて本当に嬉しいです。ヘソンの小さい部屋で楽しい時間を過ごしてください」と、まずは日本語であいさつ。そして、来客を告げるインターホンの音が鳴り、司会を務める友人(という設定)のTAIZO氏と通訳の女性が“玄関”から登場。“大親友”という設定に、ヘソンもTAIZO氏もちょっぴり苦笑いしながらも、楽しいトークがスタートした。
現在、韓国で3集アルバムの活動中のヘソン。アルバムについて「今までのバラード中心のものとは違い、今回はいろいろな味を出している。ロック、ミディアムテンポ、ジャズ、ダンス、R&Bなど、様々なジャンルが入っている新しい試み。とても満足している」と自信をのぞかせた。初めての単独ファンミーティングについては、「公式ファンクラブが出来て、やりたかったイベントを実現させることが出来て嬉しい。またたくさんの方が来てくださって、嬉しすぎてどうしていいかわからない」と喜びの心境を語った。そして、このトークがソファに掛けながらのため、TAIZO氏の姿に遮られてヘソンが見えづらいファンからクレームの声があがると、ヘソンは「TAIZOさん、(ファンの視線で)背中が熱くないですか?」と笑いを誘う場面も。
「ピンポーン」と再びインターホンのチャイムが鳴り、ヘソンが“玄関”の扉を開けると、そこにはファンからの手紙を運ぶ、郵便配達人の姿…と、こちらはヘソンのマネージャー。受け取った手紙を読み上げようと、気合いを入れて開けてみると、「日本語ですね!!」と、さっさとTAIZO氏に手紙をパス。手紙に綴られたファンからの質問は、ヘソンの素顔に迫るような内容でみんな興味津々だった。親子でヘソンのファンだという方から「17歳(娘)と45歳で、一日だけデートするならどっち?」と訊かれると、思わず「17歳?!」とちょっぴり嬉しそうなヘソン。「やはり45歳の方を選ばなくちゃいけないかな」と答え、「17歳は、これからいくらでもデートをするチャンスがあるから」…と、嬉しいような、そうでもないような微妙な理由を挙げた。
エリックと同じマンションに引っ越したことから、「エリックの部屋に行ったのか?エリックが来たか?」との質問には、「来てないですね」との答え。エリックの部屋を2度訪ねたが、2度とも不在だったことから、「もしかしたら、隠れていたのかも…」とジョークも。(エリックならありえる?!)そして、メディアでよく言われるヘソンとエリックの関係—水と油—について、「仲が悪いワケではなく、ちょっとギクシャクしているだけ」と説明、「同じマンションに住むことになったので、できるだけ仲良くしようと努力してみます」と語ると、客席は大爆笑だった。
また、ヘソンモバイル(携帯サイト)で掲載された写真、くまのプーさんのスリッパ(ドン・キホーテで購入!)を履いてレコーディングした曲を訊かれると、「Love Actually」と答え、「プーさんからフィーリングを得て、『僕はプーさんだ』と思いながら、軽やかで楽しい気持ちで歌った」とワンフレーズだけアカペラを披露する場面も。息子さんをもつお母さんファンから「お母さんとハグする時はどんなとき?私も息子とハグをしたいけれど、どうしたらしてくれる?」という質問(相談?)に、家族になかなか愛情表現ができないというヘソンは「ハグしたのは随分前。お酒を一杯飲んで、いい気分の時にしたが、『おこづかいを頂戴』と言った」と自身のエピソードを話し、「息子さんにお酒を飲ませて、おこづかいをあげたらしてくれるのでは」とちょっぴり苦笑いのアドバイスで沸かせた。
ヘソンの“部屋”を紹介するコーナーでは、ファンにプレゼントするためにもって来たという私物についてエピソードを語った。まずは、部屋の角に掛けられたハンチングと衣装から。ハンチングは、日本で撮影した写真集「SHINHWA colors Official photobook」で使用したもので、お気に入りのポーズも披露。ミヌが選んでくれたという洋服はとても気に入っており、何度も着たものなのだとか。しかも慌ててもってきたので、洗濯していないというファン垂涎の代物! 最後に、車に置いていた、3ヶ月の“つきあい”で “大親友”だというクレヨンしんちゃんのぬいぐるみが紹介された。そして、幸運なファン1名がステージに上げられ、ヘソンからプレゼントを受け取る事になると、興奮と緊張で「目を合わせられない」とファン。すると、「『見られない』とおっしゃったから…」と、ヘソンはいたずらをするように、自ら顔を近づけ彼女の顔を覗き込む。もちろん客席からは黄色い悲鳴があがり、選ばれたファンも卒倒寸前?!
続いて、ヘソンのアルバムが紹介され、懐かしい思い出トークへ。抱っこされた赤ちゃんの頃、三角帽子を被った子どもの頃、綱引きをしている写真、絵画教室でお絵描きをしている写真、遠足でお弁当を食べている写真などなど、幼い頃の可愛らしいヘソンがいっぱい! ハーモニカをふいている幼少の頃の写真では、「こんなに幼いときから、すでに音楽的才能を発揮しています」と自画自賛。(と、実はふき方もしらなかった)子どもの“ヘソン画伯”の絵が公開されると、「雨に打たれるカカシが可哀想で、傘を差し出しているという、僕の美しい心が表れた絵です」とまたまたジョークまじりで自画自賛。そして、テコンドー大会の写真が公開されると、絵がヘタだったため、テコンドーを習う事になったエピソードを語った。すると、本当にテコンドーをやっていたのか、という疑いのまなざしを向けるTAIZO氏に、どこからとなくPerfect manの音楽が流れ、回し蹴りの映像が。映像中、華麗なワザを決めるヘソンに、TAIZO氏もおもわず「弟子にしてください!」。そして、ファンを1名ステージにあげての即席のヘソンのテコンドー教室が開校した。
「久しぶりだから、上手くできるかな…」と心配そうなヘソンだったか、全く問題ナシ。基本的なものから、とファンに構えや前蹴りを教える。ファンも照れつつも一生懸命に蹴り! よく出来たから、ともう少し難しいワザを…と飛び出したのは、ご存知“回し蹴り”。華麗にワザが決まると、客席も悲鳴を上げて大興奮。ヘソンを見本に、ファンもくるりと蹴るマネをすると、それを見たヘソンは、「ストリートファイターの春麗(みたい)」とニッコリ。そして、TAIZO氏に促され、ヘソンが回し蹴りで板割りを披露することに。「失敗したら、見なかったことにしてください」と、客席がドキドキしながら見守る中、チャレンジ! 残念ながら一回目は失敗。恥ずかしそうに、ステージ後方の壁に張り付くヘソンに、会場から「ファイティン!」の声。一回目はなかったことにして、仕切り直しの二回目は、大成功! ビュンッと空を切り裂く音と、板が割れる軽快な音が聞こえ、見事な回し蹴り披露。客席からは「すご〜い」という声の大合唱と拍手喝采に、ヘソンもホッと胸をなで下ろしている様子だった。テコンドーにちなみ、「SHIN HYE SUNG」の名前が刺繍された道着にサインを入れてプレゼントをすると、熱狂のテコンドー教室はおしまい。
次は、ゲーム好きのヘソンにぴったりの、ニンテンドーWii(ウィー)を使ったボーリングゲームのコーナーへ。TAIZO氏との対決後、もちろんファンをステージにあげて対決。このゲーム機は初めてだというヘソンだが、選ばれたファンにコントローラーの使い方や投げ方を教えてあげる優しい姿が…。さらには、ボールを投げるポーズもばっちり決まった彼に、客席もウットリの様子だった。そして、「僕に勝ったらプレゼントをあげる。負けたらナシ」と勝負師の顔に。ヘソンもファンもやる気マンマン、気合いを入れてゲームをすると、残念ながら、結果は同点。あわやプレゼントは無しか?と思われたが、最初に投げたときに倒したピンの数が多かったから、という理由でファンの勝ちという提案をした優しいヘソンに客席も拍手だった。
ゲームで一汗かくと、「お腹すきましたね…」とTAIZO氏。次のコーナーでは、ヘソンがサンドウィッチとバナナジュースの手作りを披露することに。エプロンをつけ、やる気マンマンのヘソンだったが、何故か後ろに着てしまい、「僕、馬鹿みたいでしたね」と照れ笑う姿に、客席からは「可愛い〜」の大合唱が飛んでいた。まずはサンドウィッチから、とパンを焼こうとすると、ここでも手袋を忘れて照れ笑い。もともと料理が好きだというヘソン、手際のいいところを見せながら、「今度、エリックにも食べさせようと思います」と口もなめらか。バナナジュース作りでは、会場に「バナナ・ソング」を歌うように促すなどとてもご機嫌! 美味しそうにできたバナナジュースを「350円です」なんてジョークまで飛び出した。サンドウィッチ作りでは、ごく普通の野菜サンドに加え、ヘソンオリジナルのメニューが…。チーズをはさむまでは、ニコニコ笑顔で見つめていた会場だったが、取り出したイチゴジャムを見た瞬間、空気が変わった。「ええええ〜〜〜」と疑問(非難)の声があがると、「僕が食べるんですよ!」とヘソン。「チーズにはケチャップが合うけれど、イチゴジャムも美味しいですよ」と聞く耳もたず。そして、会場から選ばれたファンが、このヘソン自信作「チーズ イチゴジャム サンドウィッチ」とバナナジュースを試食することに。会場からの嫉妬の悲鳴を浴びながら、ヘソンから直接「あ〜ん」で食べさせてもらったラッキーなファンの反応は、とても微妙な表情。バナナジュースを勧めると、ごくごくと飲み干す勢いだった。そして、「僕も食べたい」と、ファンがヘソンに「あ〜ん」。するとヘソン、「すいません!!!」と平謝り。「サンドウィッチにチーズとイチゴジャムは絶対に一緒に入れないように! 合わないことを伝えるために今回作りました」と、笑わせると楽しいおやつタイムは終了となった。
いつも応援し、愛情を注いでくれる日本のファンを「家族のような存在」と表現し、感謝を述べると嬉しい報告に会場が沸いた。ソウルで10月18日にコンサートをした後、日本でもコンサートを予定しているという。日程は11月26日に大阪、28日に名古屋、そして30日東京。喜びを隠せない客席からは驚喜の悲鳴があがった。そして、“友達”のTAIZO氏と通訳の女性を玄関から送り出すと、最後のあいさつに。「『Always HYESUNG』という名前のように、皆さんと家族みたいに過ごせてとっても嬉しいです。きょうのこの時間を忘れません。皆さんも忘れないでください。コンサートでもっとたくさんの時間を過ごしましょう」。あぶなげない日本語でしっかりと話すと、最後は、3集タイトル曲(リードトラック)「그대라서」(クデラソ/君だから)を歌い、名残惜しさを残しつつイベントは幕を下ろした。
予定時間をオーバーしつつ、たっぷりの内容とヘソンの魅力が詰まった、笑顔の絶えない素敵な時間を過ごしたファンたちは、とても幸せそうな満足の表情をうかべながら帰途についていた。
〜取材を終えて〜
男性でありながら、しぐさや表情がいちいちキュートなヘソン。客席からは絶えず「カワイイ〜」というため息まじりの感想が漏れきこえていたことを追記しておこう。だけど、見た目の可愛らしさに反して、テコンドーの技を見せてくれたときは、やはりカッコイイ男がそこにいた。
短いながらも、まったくそれを感じさせない内容とご機嫌なヘソンのトークが楽しくて、取材をしながらもなんだか幸せな気分になって、ニヤニヤ笑ってしまった。彼の魅力をたっぷり堪能できたファンは、本当に幸せそうに笑っていて、見ていてとても気持ちがよかった。ヘソン自身がこの時間を楽しんでいたことが、何より最大のポイントだと感じた。
文:高忠栽/写真:(C)Good Entertainment Japan
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