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<インタビュー>ドラマ主題歌でカムバックしたチョ・ソンモ |
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文書番号:6984 |
2008-09-24 10:20 |
【ソウル23日聯合】5月に京畿道・九里市庁での公益勤務を終えたチョ・ソンモは、「どんな仕事をしていたのか」との質問に、「国家機密」と答えおなじみの笑顔を見せた。先ごろソウル・狎鴎亭のレストランで会った彼は、肩まで伸ばした髪をぎゅっとしばっていた。ヘアスタイルも変わったが、除隊後初のメディアインタビューに臨んだチョ・ソンモは、新たな血を送り込まれたかのように生気と意欲に満ちあふれていた。
チョ・ソンモは復帰後初の活動として、パク・シニャンとムン・グニョンが主演するSBSドラマ「風の絵師」の主題歌「風の絵師」を24日に発表する。1998年に「To heaven」でデビューした後、「不滅の愛」「ご存知ですか」など数多くのヒット曲を出したチョ・ソンモは、7枚目アルバムでカムバックするという大方の予想を裏切った形で活動を再開した。
「風の絵師」サウンドトラックのプロデューサーで、チョ・ソンモとともに学んだこともある歌手のハウルは、「チョ・ソンモは2年余りの空白期を経て音色がより澄み切り、初期の美声を取り戻したよう」と評価した。
今年デビュー10周年を迎えたチョ・ソンモは、シン・スンフンやキム・ゴンモに続くミリオンセラー歌手に挙げられる。韓国音楽産業協会の集計では、1999年はセカンドアルバムが約200万枚、2000年はサードアルバムが約200万枚、2001年には4枚目アルバムが約100万枚の売り上げを記録した。
チョ・ソンモは高校3年生だった19歳のとき、作曲家イ・ギョンソプの下で音楽を始めた。「若くして歌謡界に入ったため、だれもが歩む人生を知らないまま彼らの心を歌い慰めてきた」と振り返る。今までの明るいイメージに反し閉鎖的な人生を生きてきたという彼は、公益勤務要員として勤めた2年余りの間、人々の中に入り込んでいく方法を学んだという。「見たくても見たくなくても、毎日午前8時半に市庁へ出勤して同僚の顔を見るじゃないですか。雑巾がけ、皿洗い、雑用…時には市庁のイベント舞台やスピーカーを準備することもありました。これまでセッティングされたステージで歌だけを歌っていた自分ですが、スタッフの仕事も経験しました」。
入隊前の8年間は、ひたすら走り続ける時間だったと思い起こす。アルバム契約があり、また戸主として生計を立てねばならず、いつも追われていた。1年間アルバムを出さなければ忘れ去られるという強迫観念もあった。デビューから3~4年は1日も休んだ記憶がない。「そのころは『彼女がいるか』と聞く人が本当に憎たらしかった」とチョ・ソンモ。1日に8つものスケジュールがあり、会う時間など少しもなかったという。入隊3~4年前は自分がくたびれて皆に分けられるものが残っていなかったというが、ファンが見守ってくれて本当にうれしいと話した。
ステージから逃げ出したかったという昔と違い、今は「やりたい」という気持ちがあふれるほど。「ステージを考えるだけで鳥肌が立ちます。喜びも愛情も満ちあふれて、今は番組や公演の舞台で皆に分けられるものが増えました。所属事務所は、やりたいことが多すぎる僕を自制させています(笑)」。
11月には、韓国国内の都市や日本の東京・大阪をめぐり18回の公演を行う。入隊前に2回のコンサートを行った日本市場への進出についても密に話し合いを進めている。扉が一つ閉まったので、次の扉が開くよう精密な戦略と良い作品、日本のパートナーが現れることを待ちわびる。
チョ・ソンモは、先輩歌手のパク・チニョンが最近、肩をたたきながら掛けてくれた言葉が頭から離れないという。「1幕はきちんと終えたな。2幕をうまくやれ」。
チョ・ソンモ=(聯合)
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