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<インタビュー>『あなたは遠いところに』に主演したスエ |
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| 文書番号:6700 |
2008-07-23 12:16 |
【ソウル22日聯合】映画『あなたは遠いところに』に主演するスエは、正直なところインタビューが楽な女優ではない。状況を大げさに話すこともなく、気に入らない質問にうわべだけで「そうです」と答えたり、記事を書きやすい話をしてくれることもない。27歳で今や全盛期に差しかかろうとしているスエは、その代わり「偽りのないこと」を人生の信条にしているかのようだ。24日の映画公開を控えソウル・三清洞のカフェで会った彼女は、正直さで武装した魅力的なインタビュー相手だった。
スエ=(聯合)
映画は、田舎に暮らす新妻のスニ(スエ)がベトナム戦争に参戦した夫を探すため、慰問公演団に加わりベトナムに向かう厳しい道のりを描いている。スエはほぼ全てのシーンに登場する上、映画の中で心境の変化も多い。メガホンを取ったイ・ジュニク監督は撮影に入る前、どんなアドバイスをしたのだろうか。「『台本を見ずに現場に来い』というのが最初の言葉でした。作った演技はいらない、現場で感じるスニの生き生きとした動きを盛り込みたいと。せりふを覚えずに現場に来たので、最初はこれは何だろうと思いましたよ。初めは力が入っていましたが、キャラクターが持つ感情の規模が膨らみ、中盤からはせりふがなくてもキャラクターが息づいてきたんです。こんな経験は初めてでした」。
映画では、「あなたは遠いところに」「ベトナム帰りのキム下士官」などの歌謡曲がスエの歌声で流れる。歌を歌うシーンについては、イ監督から、「他人のまねをするのではなく心を込めて歌いなさい」とアドバイスされたという。「実際に歌が下手で、どう歌えばいいか1人で考えていたのですが、イ監督は『上手に歌うことは重要じゃない』とも言ってくれました」。
しかし、劇中の歌は演技の一部として歌っているだけに非常に魅力的だ。公演シーンの中で気に入っているシーンを聞いてみると、「雨の中で公演するシーンが一番」との答えが返ってきた。映画の中のシーンも良いが、撮影時も本当に気分が良かったと振り返った。撮影がずいぶん進んでいたため皆の息がぴったりだったという。
これまで映画3作に出演し、今や「涙の女王」との異名を取る。映画での涙の演技も話題となっているが、スエは「そのニックネームは本当に嫌いです」と苦笑する。「出演した映画は3作だけですが、イメージがもう固まってしまったのかもしれませんね。代表作といえるものがないせいか、スエといえば涙か、品がある、強い女性像を思い浮かべるようです」。泣く演技もいろいろあり、今回の映画での涙はそのうちのひとつだと言い、スニが見せる愛も男女の愛を1次元超えた感がある愛だと話した。
「気持ちの上ではずっとスニでいたい」というスエ。近く映画が公開され、スニを自分の中から送り出さねばならないのが嫌だと、正直な気持ちものぞかせた。
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