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 ジャッキー・チェン来日！『ドラゴン・キングダム』舞台挨拶 「アンナ・リーのGO！GO！華流エンタメ」 |
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| 文書番号：6681 |
2008-07-16 21:33 |
皆さん、こんにちは。ブロコリスペシャルリポーターのアンナ・リーです。
今回は、香港が誇る世界的なアクションスター、あのジャッキー・チェン（成龍）が主演する最新映画の舞台挨拶を取材してきました！
最新作『ドラゴン・キングダム』は、カンフーの２大キング、ジャッキー・チェンとジェット・リー（李連杰）が主演、世界15カ国でオープニング成績NO.1を記録し、今年夏最高の話題作とされています。
『ドラゴン・キングダム』
 現代アメリカの青年（マイケル・アンガラーノ）が迷いこんだ古代の帝国＜キングダム＞。呪いを解くカギを握る「如意棒」を持つ青年のもとに集う運命の仲間たち。最強の２人の師匠（ジャッキー・チェン、ジェット・リー）に鍛えられ、邪悪な悪に挑む闘いの旅が始まる！！
ハリウッドが実現させた夢の初共演！“ジャッキー・チェン × ジェット・リー” 最強タッグが挑む、最大の冒険！！全米No.1！－仲間たちは今、未知なるアドベンチャーへ旅立つ！
出演：ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラーノ、リー・ビンビン、リュウ・イーフェイ
監督：ロブ・ミンコフ
7月26日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(ｃ) 2008 J&J Project LLC
公式サイト：http://dragon-kingdom.jp/
配給：松竹
 ロブ・ミンコフ監督、ジャッキー・チェン、ゲストの安田美沙子さん（左から）
日本で7月26日に公開されるのを前に、チャリティプレミア上映会が開かれました。この上映会は、四川大地震の被災地復興のチャリティを目的に開催され、入場料は全額寄付されます。チャリティ活動に熱心なジャッキーらしいですね。
舞台挨拶では、ジャッキーとロブ・ミンコフ監督が登場しました。ジャッキーが会場に入った瞬間から、“ジャッキーコール”が絶えませんでした。ジャッキーも満面の笑みで手を振りながら、ステージに上がりました。興奮するファンを前に、ジャッキーが「皆さん、こんにちは。お久しぶりですね。懐かしい顔の方もいらっしゃいますね。今日はここに来られて大変嬉しく思っています。四川大地震のためのチャリティに参加してくださり、心からお礼を申し上げます」と挨拶しました。
続いて、撮影中のエピソードや見どころを語ってくれました。
Q．ジェット・リーとの共演はいかがでしたか。
ジャッキー：ジェット・リーとはもう20年以上の長い付き合いで、良い友達ですが、一緒に仕事をやったことがありませんでした。15年前に共演の話がありましたが、色んな問題で実現しませんでした。今回は、監督のお陰で実現することができました。
Q．撮影のエピソードをお聞かせ下さい。
ジャッキー：撮影初日、ジョークのつもりで、ジェットに「リハーサルなしで撮影しよう」と言ったら、ジェットは真面目だから、「はい」と言って準備万端にし、セット中のスタッフが拍手喝采したので、やらざるをえませんでした。
２回撮影してOKが出ましたよ（笑）また、今回は、特殊なカメラで撮影していたのですが、撮影後に、監督たちから「今のは良かったけど、もう１度やって欲しい」と言われて、「良かったのに、何でもう１度撮るのか」と聞いたら、「２人の動きが早すぎるのでゆっくりやって欲しい」と言われてしまいました。
ジェットに「ゆっくりだよ」と言うと、ジェットは「ジャッキーがゆっくりやってください」と言ってきました。お互い良いところを見せたくて、早く動いてしまうのです（笑）でも、相手役でこれほどリズムが合う人はいないし、ジェットと共演して本当に良かったです。長い殺陣のシーンがあったのですが（実演してみせて）、息もピッタリで、楽しく撮影することができました。ジェットはいつも僕を試そうとするけどね（笑）
ミンコフ監督：（2人は）とにかく素晴らしかったです。映画史が作られていると感じました。撮影現場で証人になった感じで、素晴らしい気持ちでしたね。
Q．映画の見どころは何でしょうか。
ジャッキー：ドラマチックなシーンが気に入っています。カメラを長回しにして、ワンショットで撮った感動的なシーン、涙がすーっと落ちるシーンを見て欲しいですね。僕にとって、アクションシーンはもう興味ないです（笑）。ドラマチックなシーンが気に入っています。
ミンコフ監督:ジャッキーはおもしろくて、ジェットはシリアスな役というのが定番ですが、今回の映画では逆のキャラクターになっています。もちろん、ジャッキーはおもしろい部分もありますけどね。
 ジャッキーとミンコフ監督のユーモア溢れたトークのあと、ジャッキーの大ファンだというタレントの安田美沙子さんがスペシャルゲストとしてチャイナドレス姿で登場しました。そして、チャリティとして寄付される金額が目録となり、安田さんに手渡されました。安田さんは、「昔よくお父さんと一緒にジャッキーさんの映画を見ていたので、今回の映画の中で、“酔拳“が見られて凄く嬉しいです。このような上映会を開催して、チャリティ活動を行なっているジャッキーさんに心から感心しています」と挨拶しました。ジャッキーも安田さんのチャイナドレスの美しさを絶賛していました。
そして、四川大地震だけでなく、岩手・宮城内陸大地震の被害にも心を痛めたジャッキーは、インターネットでチャリティオークションを開催し、撮影で使ったひょうたんと150枚限定で作られたオリジナルジャンパーを出品、落札金を被災者支援のために全額寄付するというサプライズを用意していたのです！（詳細はこちら：http://auction.rakuten.co.jp/event/charity/dragon_kingdom/）ジャッキーは、「落札金額が大事なのではありません。多くの人が関心を持ち、そういう気持ちが集まることが大事なのです」とチャリティへの思いを語ってくれました。
アクション界のスーパースター、ジャッキー・チェンとハリウッドでも活躍するジェット・リーとの世紀のプロジェクトは、いよいよ7月26日に日本公開となります。西遊記などいくつかの伝奇小説に敬意を払いながら、斬新なビジュアル効果により圧倒的なスケール感と、猛烈なスピードで描かれた『ドラゴン・キングダム』。この夏大注目の映画は、様々な世代の心を掴みそうです！
☆取材を終えて☆
アクション映画界の大御所で、ハリウッドでも活躍しているジャッキーですが、実際に舞台挨拶で拝見すると、ユーモラスに溢れた気さくで優しい方という印象を強く持ちました。安田美砂子さんが壇上に上がるときに、さりげなく手を差し伸べた紳士的な一面を見逃しませんでしたよ！それに、岩手・宮城内陸大地震のためのチャリティオークションの出品物を披露した時も、司会者から「サインを入れてください」と頼まれましたが、「落札者の名前を入れてサインをしたいので、落札された後にしますね」と断ったものの、司会者に再度「今はサインだけでもお願いします」と言われると「名前を入れてサインをしたいので、後にしましょう。オークションが終わったら、必ず日本に戻ってきて落札者の名前とサインをすることを約束します」と答えたジャッキー。大スターになってもファンを思う優しい心遣いに感動しました。ジャッキーが退場する時、客席側を通り、ファンの握手攻めにあっていたのですが、近くにいた私も握手をしてもらいました。ジャッキーの手は、大きくてとても暖かかったです。そう、その心のように。最新映画では、ジェット・リーとの共演で、ジャッキーの新たな魅力が発見できそうですね。映画の上映がとっても待ち遠しいです！
<写真：（C）IMX>
アンナ・リー公式ブログ：http://ameblo.jp/imx-jam/
取材：アンナ・リー／構成・写真：佐野（ブロコリ）／写真一部(ｃ) 2008 J&J Project LLC
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