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ソ・ジソブも舞台挨拶!『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』完成披露試写会 |
超オススメ
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文書番号:6639 |
2008-07-07 12:16 |
(前列左から)室井滋、大泉洋、北乃きい、ウエンツ瑛士、田中麗奈、間寛平(後列同)本木克英監督、佐野史郎、寺島しのぶ、緒形拳、ソ・ジソブ、上地雄輔
今月12日から全国で公開される映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の完成披露試写会が1日、東京・代々木第2体育館で行われ、鬼太郎役のウエンツ瑛士、猫娘役の田中麗奈、ねずみ男役の大泉洋ら主要キャストに加え、“ゲスト妖怪”を演じた緒形拳、ソ・ジソブ、寺島しのぶらが舞台挨拶を行った。
今作は昨年大ヒットを記録した実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』の第2弾。前作の主要メンバーが再集結しているほか、“ゲスト妖怪”に豪華なメンバーが顔を揃えたことでも話題で、この日の舞台挨拶にも総勢11人が登壇した。
会場には鬼太郎の「ちゃんちゃんこ」を模したと思われる黒地に白のストライプのカーペットがY字状に敷かれ、登壇者が左右の扉から交互に入場してステージに上るという演出。自身も前作に続き妖怪役で出演している軽部真一アナウンサーの司会進行で、登壇者が次々と姿を見せると、会場は大歓声に包まれた。中でも異国の妖怪・夜叉(やしゃ)を演じた韓国俳優ソ・ジソブ、今をときめく“おバカタレント”上地雄輔は、主演のウエンツに匹敵する黄色い声援を浴びていた。
以下、登壇者のコメント。
ウエンツ瑛士(ゲゲゲの鬼太郎役):今日はわざわざ足を運んでくださり、本当にありがとうございます!…出来上がったぞ!言いたいのはこれだけです(笑)。何百人ものスタッフがこの映画に協力してくださいました。その方々のためにも、これから一生懸命宣伝して、この本当に素晴らしい作品を皆さんに見てもらいたいと思います。今日は楽しんでください!
(1作目との違いを聞かれ)今回は別物と言っていいほど、鬼太郎も一から作り直しました。もともとゲゲゲの鬼太郎は、「墓場鬼太郎」のように、いろいろな性格を持っているので、今回もこの作品に合わせて鬼太郎をやらせてもらいました。
北乃きい(比良本楓役): 今日はお忙しい中お越しいただき、本当にありがとうございます。初めてのワイヤーアクションや、非現実的なお話の中でのお芝居に悩んだりしましたが、監督と話し合って、精一杯、自分なりに頑張りました。
(豪華キャストの中で一人だけ人間を演じたことについて聞かれ)見た目はちょっと怖い妖怪さんたちですけど、とても心の優しい方たちです(笑)。
田中麗奈(猫娘役):見た目は怖いけど、心は優しい猫娘を演じた田中麗奈です(笑)。こんなにたくさんの方々が『ゲゲゲの鬼太郎』を待っていて下さったんだなと思うと、本当にうれしく思います。前回よりもさらにパワーアップして迫力が増したので、楽しんでください。3作目もあればぜひやりたいなと思います。
軽部アナ:前作よりねずみ男との絡みが増えましたが、猫娘はねずみ男と鬼太郎とどちらが好きなんですか?
大泉洋(ねずみ男役):それ、必要な質問ですか?あんまり世界的にいませんよ、「ねずみです」と言う人は。(場内爆笑)
田中:見ていただければわかると思うんですけど、猫娘は鬼太郎に対して恋心とか家族、仲間、親友など、一言では言い表せない愛を持っているので、それを片隅で見守っているのがねずみ男ですかね(笑)。
大泉:(会場の黄色い声援に応え)どうもありがとう。最後の曲になります。聞いてください。(場内笑)…ウエンツのおかげで(自分も)わーきゃー言ってもらえるので、今日は来てよかったと思います(笑)。今回のゲゲゲの鬼太郎はちょっと感動的なんですね。ちょっとウルッとくるんですが、自分ながらねずみ男には腹が立つ!(場内笑)本当に腹が立つ男だなと改めて思いましたけど、ま、やりがいのある役だったとは思いますね。
間寛平(子なき爺役):(役柄上)裸に蓑を着ているだけなので、1作目は夏に蚊に刺されながら撮り、2作目は冬の寒い時に撮影したんですが、待ち時間に寒いので焚き火にあたっていたら、蓑が焼けまして(場内爆笑)、多分焼け死んでいたらお蔵入りになっていたと思います。今回はアクションで頑張りました。
上地雄輔(さとり役):(さとりは)鹿の妖怪です。心が読めます。「馬」と「鹿」で「馬鹿」と書くらしいです。ある番組で奈良に連れて行かれ、地図を見て目的地に行かなければならなかったんですが、鹿にその地図を取られてしまったんですよ。完全に鹿がとりついてるなと思いました(笑)。それくらいなりきってます。
ソ・ジソブ(夜叉役):こんにちは。ソ・ジソブです。僕も飛行機で日本に飛んできましたが、わざわざ足をお運びいただきありがとうございます。このようなすばらしい舞台に、皆さんとご一緒できて本当にうれしいです。
(初の海外出演作となったが、出演を決めた理由について聞かれ)キャラクターのイラストがとても気に入り、台本も楽しめるものでした。それに、俳優として、新しい場所で新しいスタッフや環境の中で仕事をしたいと思いました。スタッフ、俳優が一丸となって、観客に楽しんでもらえるように作品を作りました。皆さんにも楽しんでいただけたら、そして幸せな気持ちになってもらえたらうれしいです。
佐野史郎(蛇骨婆役):今日は蛇骨婆ということで、気合いを入れて、リアル・スネークの衣装を着てきました(笑)。小学生の時、少年マガジンという雑誌で鬼太郎が掲載されていた時以来の大ファンです。実写版に参加させていただき大変光栄に思っています。
(蛇骨婆役を演じたことについて)いろんな役を演じさせてもらいましたが、ランキング3位に入るくらいですね。ある意味、マザコン男の役を超えているかもしれません(笑)。
寺島しのぶ(濡れ女役):私もゲゲゲの鬼太郎の大ファンで、今回呼んでいただき大変光栄に思っています。サブタイトルにもあるように、「千年呪い歌」を呪いを込めて歌いましたので、少しひんやりしてください(笑)。
室井滋(砂かけ婆役):今回はできれば砂かけ婆以外の役がいいと思って、猫娘あたりを狙ってみたのですが、だめでした!前回もそうでしたが、今回も15分くらいでメイクしてます(笑)。(子なき爺とは夫婦のようになってきていると聞かれ)夫婦ではありません!(笑)
緒形拳(ぬらりひょん役):こんばんは。ぬらりひょんです。みんなメイクアップしなくてもそのままお化けになれるような人たちばかりで、とても楽しい現場でした。ありがとう。
(もともと原作に興味があったか聞かれ)お化け大好きです。ここから原宿に行くところに、ちょうどお化けがたくさん出るところがありまして…帰り、気をつけてください。(場内どよめき)
ウエンツ:こんな個性的なメンバーが一堂に会したこの映画が、楽しくないわけない!作品を見た正直な感想を友達やお父さん、お母さんに伝えてもらっていいですけど、楽しくないわけないですから!子どもだけでなく、ゲゲゲの鬼太郎を昔から愛していた大人の世代にも楽しんでいただけるのではないかと思います。最後の最後まで席を立たないで見ていたくと、何かあるかなと…。見逃さないでほしいので、最後まで注目してご覧いただけたらと思います!
千年前の妖怪と人間の許されざる恋を発端にした悲劇を軸に描かれる『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』は7月12日から全国で公開される。
公式サイト:http://www.gegege.jp/
~取材を終えて~
今をときめく俳優陣が登壇するとあって、会場は報道陣やファンの熱気でムンムン。その中でひときわ大歓声を浴びていたソ・ジソブは、やや緊張気味の様子だったが、通訳を介してほかのゲストのコメントに耳を傾け、時には笑顔も見せるなど、その場の雰囲気に溶け込んでいた。最後のフォトセッションで、会場が一体となって「ニッポンの夏 ゲゲゲの夏!」コールをした際にも一緒に口を動かし、楽しげな様子だった。彼にとって新しい挑戦となった『ゲゲゲの鬼太郎』、ぜひスクリーンで確認してみたい。
文/撮影:関島(ブロコリ)
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