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<インタビュー>ドラマ「夜になれば」に出演するイ・ドンゴン |
すごくオススメ
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文書番号:6634 |
2008-07-03 17:52 |
【ソウル3日聯合】MBCドラマ「夜になれば」の出演者は、それぞれ瞬発力を大いに発揮している。台本のト書きでは十分表現しきれない微妙な表情や細かい動作で笑いを誘う。
まして、ドラマ「私の名前はキム・サムスン」に主演しコミカルな演技で大きな人気を集めた女優キム・ソナの相手役ともなれば、さらに神経を使わざるを得ない。先ごろソウル・国立中央博物館のロケ現場で会った俳優のイ・ドンゴンは、この状況について「せりふと現場の感じを半々に取り混ぜて演じる」と表現した。
イ・ドンゴン=(聯合)
このドラマでイ・ドンゴンはプレーボーイの古美術学者、キム・ボムサン役を演じる。うわべでは謙遜と愛国心を掲げながら実際には自身の利害得失を考える二重人格的なところがあり、こうした性格を知っている文化財事犯取り締まり班のホ・チョヒ(キム・ソナ)とは常に口論になる。「ロマンチックコメディなので瞬間的な表情やアドリブなどが求められますが、キム・ソナさんは僕の突発的な演技も柔軟に受け止めてくれます。おかげで彼女の前では思い切り演技をぶつけることができるんです」。キム・ソナが女性らしくなく粘り強いキャラクターを演じているため、けんかのシーンはとてもハードだが撮影は気楽でおもしろいという。
実際、ドラマではずる賢い性格を無難に演じている。かしこまったふりをしながらも一瞬だけ見せるいやらしい笑み、キム・ソナとのやりとりで見せる微妙な動作などが意外にも笑いを取る。
しかし、映画『今、愛する人と暮らしていますか?』、ドラマ「スマイルアゲイン」「ガラスの華」「パリの恋人」など、これまでの作品ではシリアスで重い感じのキャラクターを演じることが多かった。「長い間コメディーへの出演を避けてきました。デビューして間もないころにシチュエーションコメディーに出演してから、『俳優』ではなく『おかしな奴』になってしまったのです」。その後はシリアスな役の作品に出演するようになり、そのかいあって「パリの恋人」にも出演できたと振り返る。今はカメラの前である程度気楽に演じられるようになったと考え、コメディーを選択したという。
こうした努力のおかげで、最近は「肩に入りすぎていた力がかなり抜けた」との評価も得ている。台本にない微妙なユーモアを作り出す原動力は何なのだろうか。「僕もドラマで笑いたかったし、僕が登場する場面を見て笑いたかったのです。こういう思いが演技に役立ったのではないでしょうか」。
ハードなスケジュールをこなしながらも集中力を維持するコツについては、2時間の睡眠で1日を過ごせるが、体力配分に特に神経を使っていると話す。「疲れていそうだ」と言われることもあるが、実際には健康だと笑顔で語った。
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