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                      チャウ・シンチー監督来日記者会見 「アンナ・リーのGO!GO!華流エンタメ」 | 
                    
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              | 文書番号:6522 | 
              2008-06-11 20:58 | 
             
           
	        
          
            
              
              
                
							  
		
		
	                皆さん、こんにちは、ブロコリスペシャルリポーターのアンナ・リーです。今回は、中華圏で大きな反響を呼んでいる話題の映画『ミラクル7号』の記者会見を取材しました。
 
  
 
 『ミラクル7号』は、香港映画界のトップスター、チャウ・シンチー(周星馳)が監督、主演した最新作です。皆さん、日本でも大ヒットした『少林サッカー』『カンフーハッスル』をご存知でしょうか?2作品ともチャウ・シンチー監督の作品で、台湾出身の私にとっては、大スターです!!
 
 3年ぶりに監督した作品は、前の作品とは全く違い、カンフーの要素はなく、なんと、SFの世界に挑戦しています!地球外生命体(ミラクル7号)である“ナナちゃん”を軸に、親子の愛を描いているのですが、さすが、チャウ監督、得意のコメディと切なさを上手く融合させ、最後は“感動&号泣”になりそうな作品に仕上がっています。
 
 『ミラクル7号』
  小学生のディッキー(シュー・チャオ)と工事現場で働く父親のティー(チャウ・シンチー)は、いまどき珍しいほどの超ビンボー親子。学はないけれど実直なティーは、息子を名門校に通わせるために必死で働いている。ディッキーはそんな父を誇りに思いながらも、度を越したビンボーっぷりのせいで同級生からイジメられる毎日。そんなある日、ゴミ捨て場から謎の物体をティーが拾ってきたことから、ディッキーの暮らしに変化が訪れる。それは予想以上に「使えねー」地球外生命体=ミラクル7号だった!次第に家族のような絆が芽生え始めた時、この親子に最悪のピンチが迫りくる…!
 
 監督・製作・脚本・主演:チャウ・シンチー
 出演:シュー・チャオ/キティ・チャン/ラム・ジーチョンほか
 配給会社:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  6月28日(土) シネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー
 公式サイト:http://www.miracle7.jp
 
 
 さて、肝心の記者会見には、チャウ監督と息子役を演じたシュー・チャオちゃんが登場しました。可愛らしいシュー・チャオちゃんですが、何と映画では男の子を演じていたのです!写真を見ると、全くの別人で、本当に驚きです。
 
  シュー・チャオちゃんとチャウ・シンチー監督
 
 会見の前に、まずチャウ監督から「先日、四川大地震が起きた際に、日本からレスキュー隊に来ていただいたり、物資を支給してくださったり、被災地でとても良い仕事をしていただきました。今日はこの場を借りて、日本の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います」と感謝の気持ちが述べられました。
 
 そして、会見では、以下のようなコメントがありました。
 
  Q.『ミラクル7号』を撮ったきっかけを教えてください。
 チャウ監督:家族の愛というテーマの映画は、アジアではまだ少ないので興味がすごくありましたし、多くの子どもたちに見てもらおうと思ってこの作品を撮りました。
 
 Q.インスピレーションはどこからきたのですか?
 チャウ監督:小さい頃に家族と一緒に『E.T.』を見に行きました。その時のことは、すごく印象に残っています。映画を見て、すごく感動して号泣しました。今の私の映画において大きな影響を与えていると思います。
 
 Q.シュー・チャオちゃんは、男の子の役についてどう思いましたか?
 シュー:最初はびっくりしました!髪の毛を切らなくちゃいけないので、心が痛みました。ロングヘアは凄く可愛かったのに(笑)。正直、しばらく不愉快でした。でも、やっていくうちに、だんだん自分がかっこよく思えてきました。今はまた髪の毛が伸びてきたので、嬉しいです。
 
 Q.地球外生命体の“ナナちゃん”ですが、日本で参考にしたキャラクターはありますか?
 チャウ監督:私は“ドラえもん”の大ファンなので、参考にしました。今回の“ナナちゃん“は昔飼っていた犬をもとに、エイリアン化したものです。
 
  Q.キャスティングが絶妙ですが、ポイントはどこにありますか?
 チャウ監督:最初は女の子に男の子の役をやらせるつもりはなかったのですが、オーディションで多くの子どもたちを見て、シューしかいないと思い、男の子の役を演じてもらうことにしました。女の子が男の子を演じるのは、とても大変です。歩き方や食べ方、仕草まで男の子になりきらなければなりません。シューの才能は本当に素晴らしく、映画を観ていただければ分かると思います。
 
 Q.シューちゃんは、演じていて1番辛かったことは何ですか?
 シュー:タンスに閉じ込められて怯えるシーンが1番辛かったです。2晩かけて撮ったのですが、監督に何度も「もっと大げさにやって!」と言われて大変でした。
 
 Q.そのシーンを再現してもらえますか?
 シュー:(オーバーリアクションな演技を再現)
 チャウ監督:あの頃と比べると、演技が下手になったね…(会場笑)
 
 Q.今後、地震をテーマにした映画を撮りたいと聞きましたが?
 チャウ監督:どんな角度で撮るのか、果たして私が撮るのが相応しいのかは、分かりません。テレビを通じて四川大地震の被災地の悲しい風景を見たのですが、政府からの支援のもと、被災者が懸命に頑張っている姿を目にしました。敬意を表したいです。
 
  
 
 1つ1つの質問に、丁寧に受け答えをするチャウ監督、そして11歳とは思えないほど、しっかりとした口調で話すシューちゃんに感動してしまいました。
 
 映画についての質疑応答が終わると、何と、こりん星から来た“ゆうこりん”こと、小倉優子さんが登場。“ナナちゃん”のぬいぐるみをシューちゃんに手渡しました。“日本で活躍するエイリアン”と紹介されたゆうこりんに対して、チャウ監督は、次のような質問をしました。
 
  小倉優子さん(左)
 
 チャウ監督:あなたは本物のエイリアンですか?それともテレビかドラマでやっているのですか?
 ゆうこりん:ん~半分ぐらいエイリアンです(笑)
 チャウ監督:本当に?
 ゆうこりん:はい…。
 チャウ監督:そうなんですね…わかりました。もっと早く会えていたら、もっといい映画になっていたかもしれませんね。
 シュー:(ニコニコと嬉しそうに)お姉さんは、キレイですね~。
 ゆうこりん:またエイリアンを使う映画があればよろしくお願いします。
 チャウ監督:カンフーできますか?
 ゆうこりん:これから一生懸命練習します。
 チャウ監督:カンフーができるエイリアンの役ですね…。
 
 天然キャラのゆうこりんと大真面目に対応するチャウ監督とのやり取りは、見ていてとても面白かったです。SFという新たなジャンルに挑戦したチャウ監督に大きな期待をしたいと思います。『ミラクル7号』は、6月28日(土)から、 シネマスクエアとうきゅう他で、全国ロードショーとなります。皆さんぜひ、劇場まで足を運んで、チャウ・シンチーワールドの魅力を体験してみてください!!
 
 ☆取材を終えて☆ 
 小さい頃からずっとチャウ監督の映画を見てきたので、隣に住んでいる面白いお兄ちゃんみたいな感じなのですが、今日は、目の前で落ち着いて話しているのを見て、なんだか不思議な感じがしました。会見で唯一残念だったのは、質疑応答の時に、一生懸命手を挙げていたのに、指してもらえなかったことです。今までチャウ監督のコメディを見てきたのですが、次はラブストーリーを撮ってほしいと思い、今後の作品の予定について色々と聞きたかったのですが…。広東語で“今日も素敵ですね”というあいさつも練習していたんですけどね。
 私の中では、チャウ監督はブルース・リーを越えた大スターです!映画の大ヒットをお祈りしています。
 <写真:(C)IMX>
 
 アンナ・リー公式ブログ:http://ameblo.jp/imx-jam/
 
 取材:アンナ・リー/構成・写真:佐野(ブロコリ)/写真提供(場面写真・会見写真5枚目、6枚目):ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント
		
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